人と会社・企業

人は人の3倍遊び、3倍喜ばれ、3倍稼ぐことができる

人は人の3倍遊び、人の3倍喜ばれ、人の3倍稼ぐことが可能です。

まるで、通常のザクの3倍で動くことができるシャア専用ザクのようなフレーズです(ガンダムがわからない方は申し訳ございません。カミングアウトしますが、私はアムロとシャアのガンダムが好きです。)。

今日はいつもと少し趣向を変えて軟らかい話から、働くことや働き方そのものについて考えてみたいと思います。

人は人の3倍遊び、人の3倍喜ばれ、人の3倍稼ぐことが可能です。

しかも、強制的ではなく、やらされ感も無く、自ら進んでその状態になることができます。

早速、みなさんにおうかがいしますが、上記の表現が「人の3倍働く」に変わったらどういった印象を持ちますか?

多くの人が「とんでもない」、「そんなことはしたくない」、「けしからん」と思うのではないでしょうか。

それは当然のことでしょう。

しかし、一部の方は、それは表現が違うだけで、中身は人の3倍遊ぶことと同じだということに気がつかれることでしょう。

私は全ての方にこのような仕事の考え方や働き方をすすめるわけではありませんが、働くことに悩まれている方に対して少しでもヒントとなり、少しでも働くことに前向きになっていただければと願っております。

少しでもみなさまの働き方改革が進むことを願っております。

まず、認識すべきことがあります。それは誰でも1日24時間であることです。そして24時間はすべて自分の時間だと思うことです。

機会平等という言葉を敢えて使えば、1日の時間だけは誰でも平等に与えられています。

人生はその24時間の積み重ねです。

それなのに、なぜか差が生まれてくる訳です。

違う視点で考えてみるととても面白いです。

また、みなさんの周りを見てください。

人生をとても楽しそうに過ごしている方は多くなく、人生を楽しんでいないように見受けられる方の方が多いのが現実です。

私はまず考え方をシフトするだけで仕事のイメージが全然変わってくると思っています。

シンプルですが、前向きに考えるか、後ろ向きに考えるかで全く違います。

それさえできれば、人生をとても楽しく過ごすことができると思っています。

前向きに考える第一のコツをあげれば、24時間全てを「自分の人生を楽しくするための時間」だと認識することです。

つまり、その時間は、人の3倍遊び、3倍喜ばれ、3倍稼ぐための時間だと考えるのです。

仕事を後ろ向きにさせる言葉

しかしながら、社員さんから次のような不満を聞くことがあります。

「うちの会社は残業が多いし拘束時間が長くて困っています」という社員さんは結構多いですね。

すると、私は「そもそも拘束時間とは何でしょうか?」と逆質問することがあります。

働いている誰もが当たり前のように使っている言葉「拘束時間」は要注意のキーワードです。

この言葉自体が仕事を後ろ向きに考えてしまう働きを持っているかもしれません。

なお拘束とは次の通りです。

拘束とは(大辞林より)
① 捕らえて、行動の自由を奪うこと。
② 行動や判断の自由を制限すること。

拘束時間がいかにマイナスの意味かがわかります。

捕らえられて、行動の自由を奪われた時間が長いのならば、それは人生の時間を奪われていると考えても無理はありません。

それは楽しくないに決まっています。

しかし、24時間のうち「拘束時間」は「自分の人生の時間」とは思えないとするならば、とても勿体ないことだと思います。

この拘束時間の考えをもしひっくり返すことができたらどうでしょうか?

拘束時間を、「自由に働くことができて楽しめて、人に喜ばれて、お金も稼げて」という時間として考えるとどうなるでしょうか?

「そんなバカなことができるものか!」と思わないでください。

それこそが無意識に沸き上がる思考の癖・習慣です。

それらを一度取り除かないと明るい将来には進めません。

そして、いかに仕事を「楽しい遊び」のようにするかです。

そのためには、常識を疑うことが必要なのです。

では、みなさんがこれまで常識として考えてきた仕事というものの概念を1回疑ってみながら「楽しい遊び」を考えてみましょう。

なお、自由に働くとは、「権限と責任」を与えられて働くということです。

多くの方が驚かれると思いますが、だからこそ仕事が心底楽しめるのです。

それは「当事者意識」というキーワードに変換することができます。

非常に前向きな言葉です。

「人を大切にする経営」を実践されている経営者のみなさんは、共通して「当事者意識を持った人の働きは3倍違う」と言います。

「当事者意識」の反対の言葉は、「指示待ち」、「やらされ感」、「人ごと感」、「無責任」等ですが、その状態で仕事をすることほどつまらないものはないのです。

楽しい遊びというものは、本来面倒くさいもの

私が小学生の頃は、プラモデルやラジコン、釣りといった遊びが流行りました。

何かを作り、さらにそれを持って次のステップまでのプロセスを楽しむといったことが遊びだったのです。

例えば釣りは、魚を捕まえるという目的でしたら、投網やワナを仕掛けたほうが余程効率がいいわけです。

しかし、自分でわざわざ仕掛けを作り、自分で竿や道具を揃えて、苦労しながら一匹を釣るのです。

だから、一匹釣ったときの喜びはまた格別なのです。

そして、一緒に行った友達から「すごいな」と言われたらその喜びはさらに倍増します。

釣れなかったら、とても悔しくとても気分が落ち込むのです。

一緒に行った友達の方が釣れていたら、もっと悔しいのです。

しかし、これらをひっくるめて楽しいのです。

効率よりもそのプロセスの面倒くささが楽しかったのです。

プラモデルも、わざわざ色を塗り、組み立てるというプロセスが楽しいのです。

ラジコンも、自分で作り、それを自分で走らせるというプロセスが楽しいのです。

さらに、完成したものを友達と見せ合うこともまた楽しかったわけです。

そして、友達から「すごいな」と言われるのが快感になっているのです。

これは料理等にも同じことが言えるのではないでしょうか。

人には元来、面倒くさいことを楽しむ要素があると思います。

そして、人から認められたいという承認欲求があります。

今やプラモデルやラジコンは完成体が売られているようですが、子供の頃の楽しみとは全く違うものとなっています。

子供たちは、ゲームの中で釣りをしています。

現在の遊びは、その面倒なプロセスを楽しむことよりも、楽に楽しめるものが多いような気がします。

ゲームのマニュアル本のようなプロセスを失敗しないための本も売れているようです。

携帯電話では目的の人にダイレクトに繋がります。

地図アプリも含めて「目的物に簡単に到達してしまう」ことが当たり前になっています。

「面倒くさいことをする楽しみ」が減っているような気がしてなりません。

目的に対して苦労をせずに到達しますから、達成感も弱いのかもしれません。

目的を達成しても誰かから褒められるようなこともないでしょう。

楽しみ方が変わったといえばそれまでですが、子供たちが大人になり、社会人になり、仕事をした時に弊害が出なければいいなと思っています。

仕事は必ず誰かの役に立っているもの。そして仕事は自分の能力・魅力を最大限に発揮する場=人生を充実させる場であり楽しむもの

その面倒くさいプロセスを楽しむという行為を仕事にあてはめてみましょう。

さらに、仕事は自分のためにやるものだという常識もひっくり返してみましょう。

つまり、仕事が自分のためという目的から、人に喜んでもらうことを目的とするのです。

それだけで仕事へのイメージは随分と変わってくるのではないでしょうか。

そもそも、仕事というものは、必ず誰かの役に立っています。

今みなさんがしている仕事も、必ず誰かに喜ばれるものなのです。

ですから、一歩踏み込んで、その誰かを明確にし、その人に喜ばれるようにするにはどうしたらいいかを考えてみるのです。

これが上記の面倒くさいことを楽しむプロセスに該当します。

さらに、ぼんやりとしていたその仕事の目的も明確になってきます。

実際に、仕事をした後にその誰かから褒められ、必要とされ、役に立っている事が実感できた時、とてもおおきなやりがいを感じることができるでしょう。

人は誰でも優秀な能力・魅力を持って生まれてくる。本来仕事は、人に喜ばれるために自分の能力・魅力を最大限に発揮する場。

誰でも人として生まれてきた以上、優秀な能力・魅力を持っていると信じています。

それらが全くない人は絶対にいません。

しかし、自分の能力・魅力を十分に発揮させている人はとても少ないかもしれません。

これは非常に勿体ないことだと思います。

本来、仕事というものは、誰かの役に立つために、自分の能力・魅力を最大限に発揮する場なのです。

まさに自己実現の場です。さらに言うと利他の実現の場なのです。

そもそも、自己実現とは『人としての豊かな自己の能力や個性を実現させていこうとするもの』です。

そして、自己実現は人に喜ばれる仕事を積み重ねることで達成されるのです。

仕事は人に喜ばれるために、自分の人生を燃焼させている(充実させている)時間だと考える事ができれば、楽しさは倍増することでしょう。

人は誰でもエンターテイナーであり、人を喜ばすことができます。

人には人を喜ばすことができる才能が元々備わっています

これも絶対です。

あなたが生まれたとき、あなたは周りの人を喜ばすことをしていたはずです。

笑顔はもちろん、泣き顔までも。

人は人を感動させる能力を持って生まれてきているのです。

その才能はその後の成長の中で次第に薄まっていくのではなく、他の個性が大きくなっていくため相対的に薄まったように見えるのだと思います。

人のためになる、人の喜ぶことをするというモードにシフトし続ければ、きっと再び才能が発揮されることでしょう。

だから、仕事を通じて人を喜ばすことは可能なのです。

嘘だと思ったら、明日仕事をしてくれた人に対して「ありがとう」と言ってみてください。

ありがとうを伝えられた人はきっとうれしいでしょう。モチベーションが上がることでしょう。

あなたのひと言が人を喜ばせたのです。

いい会社ではそれが社風となって定着しています。

そして、いい会社では明るい将来をワクワク考えることも社風となって定着しています。

明るい将来をワクワク考えましょう。人は誰でも架空の話にワクワクし、感動し、涙する。

よく企業支援の現場において、自分自身の将来を明るく考えられない人に出会います。

理由をうかがうと、「現実的ではないから」といってしまう人もいます。

これも思考をストップさせる要注意のキーワードです。

私は敢えて、現実的で無くていいと思っています。

例えそうでも、明るい将来を考え、ワクワクすることがとても大切なのです。

それも、それまでの思考の癖・習慣が邪魔をしている訳ですが、少し考えてみましょう。

人は面白いもので、現実ではない世界の話にワクワクしたり、感動したり、共感したり、涙したりする能力を持っています。

映画、ドラマ、アニメ、漫画はすべて架空の物語です(ノンフィクションを除く)が、誰もがワクワクし、感動しているのです。

また、ノンフィクションであったとしても、他人の人生の物語にワクワクし、共感し、感動することができるのです。

誰でも好きな作品が必ずあることでしょう。

その時あなたはこれは現実的でないからと言ってワクワクする気持ちを半減させることをしますか?

しないはずです。

誰でも自分自身の将来をワクワク考えることはできるのです。

自分の人生は自分が主役だからこそ

物語のヒーロー、ヒロインは、まさに人の3倍楽しみ(人生が充実し)、人の3倍喜ばれる人たちです。

彼らに共通するのは「人を助ける」ということです。

主役でありながら、人を助けているのです。

人を助けるとは、日常では仕事において実現しています。

どんな仕事も必ず誰かの役に立っています。

「助かったよ。ありがとう。」という言葉にやりがいを感じるものなのです。

そんな言葉は仕事の中で多々あります。

そうなることを事前に気付いて、対応することがヒーロー、ヒロインです。

つまり、仕事ができる人です。

また、仕事だけでは無く、プライベートでも人を助ける機会はたくさんあります。

ショッピングセンターでも、レストランでも、電車の中でも、遊園地でも、知らない人から「ありがとう」と言われるチャンスは無限にあるのです。

人に喜ばれ、人の役に立つ時間はどこでもあるのです。

自分の人生は自分が主役です。

いつでもヒーローとなるために、人の役に立つこと、人を助けることをしていきましょう。

世のため、人のための自分を演じきろう

誰でも自分が理想とするヒーロー、好きなヒーローになれます。

コツは「その役割を演じきること」です。

よく、本気で物事に取り組んでいることが大切だといいますが、本気よりも大切なことは「役割を演じきる」ことです。

必ず自分のそれまでの思考の癖・習慣・常識と思っていたことが邪魔をして、理想とするヒーローからかけ離れてしまうからです。

自分の負の感情に流されてしまうからです。

流されないようにするには、「演じきる」ことがとても重要です。

自分を見失い、取り乱す人は仕事ができません。

自分の感情だけを出す人も仕事ができません。

役割を演じきることができる人が「真に仕事ができる人」なのです。

理想の上司でもいいですし、理想の社長でもいいです。

それらを具体的に思い描いて、演じきりましょう。

もちろん仕事は大変ですが、その大変は永遠に続くものではない。

もちろん、その過程においてつらいことも多々あるでしょう。

理不尽なことも多々あるでしょう。

できればそんなこと体験したくないと思う人もいるでしょう。

しかし、そうした修羅場をくぐり抜けてきた人は凄みがあります。

仕事ができるオーラがあります。

それらの一つ一つの体験が次に生きているからです。

そして、仕事の苦痛と思っていることが永遠に続くことはまずありません。

必ず期限があるのです。終わりがあるのです。

それらの体験が人生を豊にするのです。

それが3倍遊び、3倍喜ばれ、3倍稼ぐことに繋がっていきます。

まだまだお話し尽くせませんが、続きはまた別の機会にお話ししたいと思います。

少しでもみなさんの刺激になり、仕事が前向になってもらえればと願っております。

大丈夫でいきましょう!

人の3倍楽しむ

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