人と会社・企業

3連休最終日、静岡の夜の街は人もまばらでした

1月8日祝日の月曜日、静岡の街中の夜はとても厳しかったです

かねてより気になっている3連休最後の静岡の夜の街中の状況をお伝えしたいと思います。

ここ数年、1月の3連休の最終日の夜は、街中に人がとても少ない状況が続いています。

昨日は東京に出張だったため、午後8時頃に静岡駅に到着しました。

静岡駅に降り立つと、予想通り人はまばらでした。

3連休の最終日の夜は、自宅にいる方々も多いでしょう。

また、雨が降っていたことが余計に人がいない状況を作り出していました。

私は静岡駅から地下道を抜け、メイン通りを歩いていきました。

私と反対に駅方面に歩いて行く人もごくまばらでした。

通常の月曜日の同時刻の方が人は確実にいます。

路面店を見て回りましたが、賑わっている様子の店はひとつもありませんでした。

飲食店を外からいくつか眺めました。

お客様が本当に少ないです!

お客様がひとりもいない飲食店もありました。

早々と片付けをしている店もありました。

予想通り非常に寂しい3連休最後の静岡街中の夜です。

やがて私は東側の方へ向きを変えて歩いて行きました。

道行く人はごくまばらです。

いつもの月曜日の方がサラリーマンやOLがいる分賑わいがあります。

タクシーも非常に厳しい

私は夜10時30分頃にタクシーに乗りました。

なじみの運転士さんにうかがったところ、私が今日の最初の客だということでした。

今日は特に厳しいことを運転士さんも実感されていました。

他の運転士さんも軒並み駄目だと言うことでした。

静岡のタクシーは雨が降るとやや成績が良くなるのですが、そもそも街中に人がいないため期待できないということでした。

道は大変空いており、いつもよりもワンメーター早く着きました。

景気が回復しているとは言いがたい

3連休の最終日、夜の静岡は大変厳しい状況でした。

平日の月曜日よりも人がいないのにはどうすることもできません。

その要因は、ひと言で言えば「景気が回復していない」に尽きます。

大手企業を中心に景気が拡大している情報が出ています。

それはとても素晴らしいですし、大いに期待したいところですが、気になる情報も出てきています。

これらを見て見ぬふりをすることはできません。

仮に、ボーナスが出ていない中小企業が4割あるとすれば、年末年始にお金を使った後の連休はお金を使えません。

次の給料日が25日だとすると、今日から18日間を凌がなければならないのです。

これは厳しいです。

ハッピーマンデーではない方がお客様が街に来るのでは

3連休により恩恵を受けている業種の方々に対しては申し訳ないですが、少なくとも静岡という地方の夜の飲食店にとってハッピーマンデーはマイナス面が大きいと感じます。

祝日が月曜日ではなく、本来の水曜日や木曜日である週の方が街に人がいる可能性はぐっと高まります。

例えば、3月21日の祝日は水曜日ですが、そういった週の方が人が街に出ているのです。

飲食店に人がいるのです。

これは過去のデータを見ても明らかです。

祝日の前日の火曜日に、今日は街中で食事する予定がなかったとしても(目的買いではなかったとしても)、ちょっとしたお誘いでお店に行く可能性があるのです。

衝動買いであったとしても、街中にお金が落ちる可能性はぐんと高まるのです。

街中に人がいれば、目的買いをするような予定ではなかったとしても、ちょっとしたことで街中にお金が落ちる可能性は高まるのです。

対して、祝日が月曜日の場合、前日は日曜日ですから、サラリーマンやOLはお休みです。

帰り道にちょっくらといった衝動買いは期待できないのです。

消費を喚起する目的ならば、祝日はばらけていた方がいいと思います。

プレミアムフライデーも消費を喚起する目的がありますが、より効果があることでしょう。

中小飲食店は売上高の上限が決まっている

中小飲食店の場合、お客様が集中しすぎると販売機会ロスが大きくなります。

席数に限りがあるからです。

キャパシティと座席数が決まっていますので、回転数で勝負するしかありません。

回転数を上げない限り、売上高は伸びていきません。

それゆえ、週末や祝日の前の日は、店の滞在時間を「2時間制」にしている店舗が多いのです。

しかし、集中してしっかりマネジメントしたとしても、売上高のピークは飛び抜けることはなくほぼ同じになるのです(商品の価格が同じならば)。

働ける時間(営業時間)に限りがあるからです。

そういう意味でもお客様が集中するよりも、ばらけてくれた(平日に来る)方がありがたいのです。

現地・現物・現認で状況をお伝えしましたが

もしかすると、このような厳しい状況を想像つかない方もいるかもしれません。

ほとんど街に人がいないと言うことは、こうした状況を見ている人も少ないと言えるからです。

反対に、多くの方が週末だけ街に出ていると思われます。

週末の状況だけを見たら、景気が回復していると思い込んでしまう方もいるかもしれません。

しっかりと両面を見て判断して欲しいと思います。

また、中小飲食店にとっては、週末にだけ人が集中してもチャンスロスがあるため、業績は伸びていきません。

平日や今回のような3連休の最後の日の状況が大事なのです。

私は、3連休の最終日の厳しさが和らいだら景気回復が実感できると思います。

あるべき姿は景気に関係なくお客様に支持される店作り

次の3連休の最終日は2月12日です。

バレンタインも近いため、若い人たちがやや多く街にいると予想されますが、夜はまばらになるでしょう。

景気が悪い、経済が悪いといくら言ってもそれらは外部環境要因であり、自分たちの力ではどうすることもできません。

そこから発想を変えましょう。

できることは、自分たちの個店をお客様から常に指名買いしてもらえるようにすることです。

それは、商品・サービスの価格を安くすることではありません。

商品・サービスの機能性(いわゆる、うまい、安い、早い)ではなく、情緒的な要素をたくさん付けると言うことです。

そして、価格競争をしないということが大切です。

その分、しっかりと情緒的な要素(付加価値)で勝負するべきなのです。

飲食店で言えば、味がおいしいのは当然ですが、おいしいという機能性の周りに、そのお店独自の付加価値をたくさんつける努力をするということです。

既存のお客様については、まずは来てくれる真の要因を明確にしましょう。

それによって、お客様が好む情報を仕入れることも良し、イベントをするのも良しです。

また、何と言っても、店や店主の雰囲気がとても大切です。

お店にお客さんが来ないと笑顔がなくなる店主もいます。

それは人間である以上無理もないことですが、それではマイナスがマイナスを呼んでしまいます。

そんなお店にお客様が来るはずがありません。

まずは、スイッチを入れ替えて笑顔でおもてなしをしましょう。

笑顔は原価がかからないのですから。

中小飲食店にとって2018年は正念場となりそうですが、これはより良く変わっていくチャンスです。

大丈夫でいきましょう!

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