人と会社・企業

カイゼン・マイスター小森治社長に教えていただいた愚直の本質

みなさんは愚直という言葉を聞くとどのようなイメージを持ちますか

「愚直」という言葉はあまり使わないかもしれませんがどのようなイメージを持っていますか?

プラスのイメージですか?

マイナスのイメージですか?

もし、誰かから「あなたは愚直な方ですね」と言われたらうれしいですか?

先日、高校時代の同級生と「愚直」という言葉について話題になりました。

彼は、愚直という言葉についていいイメージを持っていませんでした。

マイナスのイメージを持っており「自分のことを愚直といわれてもうれしくない」と言っていたのです。

私は違った印象を持っていました。

愚直を辞書で調べると

愚直という言葉を辞書で引くと次のようになります。

正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。(大辞林)

正直なばかりで臨機応変の行動をとれないこと。また、そのさま。ばか正直。(デジタル大辞泉)

辞書で調べた限りは、高校の同級生の言っていたことも理解できます。

なぜ私は違った印象を持っていたのでしょうか。

それは、その「愚直」という言葉を大切にし、常に実践されている方がいるからだと気がつきました。

(株)カイゼン・マイスターの小森治社長です。

小森治社長は、英国トヨタ副社長、豪州トヨタ社長、トヨタ自動車株式会社理事などを歴任されました。

2000年セントラル自動車(株)(現トヨタ東日本株式会社)社長に就任、2007年より株式会社カイゼン・マイスター社長をされております。

私が抱く「愚直」のイメージがすっかり変わっていることに気がついた

小森社長は「愚直」にカイゼンを実践されてこられました。

PDCAサイクルを常に回してこられました。

現地・現物・現認を常に実践されてきました。

そうした姿をずっと拝見してきましたが、本当に凄いことなのです。

それゆえ、私にとっての「愚直」は、先ほどの同級生が抱くようなイメージとは違っています。

私にとっては完全にプラスのイメージなのです。

小森社長の愚直は凄みがあります。

私は「愚直な人ですね」と人から言われたらうれしいと思うことでしょう。

なお、小森社長は、臨機応変で、なおかつ、大変気がつかれる方です。

そして、本当にやさしい方です。

みなさんも、まっすぐにカイゼンを実践されてきた(PDCAサイクルを回してきた)方の言葉として「愚直」を受け止めていただければと思います。

いい意味で愚直だからこそPDCAサイクルが回るのです。

ただひたすら、馬鹿正直にカイゼンをやり抜くと言うことなのです。

以前、PDCAサイクルはそれぞれにポイントがあることをお話ししました。

チェックの時のポイントとなる「BAD NEWS FIRST!」もごまかしていたら何の意味もありません。

ひたすら正直に、問題点を自主的に見つけることが重大なポイントなのです。

そして、それを叱らないリーダー(傾聴力を持つこと)が大切なのです。

そして、人から言われる前に動く(PDCAサイクルを回す)ことが大切です。

仕事ができる人は、人から言われる前に気付き、行動し、カイゼンすることができる人です。

人というのは、社内の上司であったり、お客様であったりします。

それゆえ、PDCAサイクルが回る人は、凄いのです。

愚直にPDCAサイクルが回る組織も凄いのです。

昨日は新年会に招かれました・・・トヨタを貫くものはいい意味での愚直

昨晩私はカイゼン・マイスターさんの新年会に招かれました。

みなさんはトヨタ生産方式を40年以上実践されてきた方々です。

驚くことばかりですが、みなさんは本当にお若いのです。

小森社長は若さの秘訣について次のように言っていました。

「ストレスをしっかりコントロールすることが大切だよ。ストレスがありすぎはもちろんよくないけど、(ストレスが)ないのはもっと駄目だ。」

ここに小森社長らしさが感じられますし、PDCAサイクルを回す秘訣が隠されています。

多くの方は、ストレスがない方がいいと考えます。

しかし、ストレスをコントロールすることも若さを保つ秘訣となるのです。

ストレスがないと何もしなくなってしまい、どんどん老け込むのだそうです。

自分の成長にも、会社の成長にも、適度なストレスが大切であり、それを実践されてきた方の言葉は違います。

いい仕事をするために、自分自身に適度なストレス、プレッシャーを感じていることがとても大切なのです。

それは危機感という言葉にも置き換えられます。

それが愚直の正体なのかもしれません。

なぜトヨタが「ものづくりは人づくり」と言っているのかがわかります。

カイゼンがひとり一人の社員さんの習慣になることは、人づくりそのものだからです。

小森社長は、カイゼンには「心・技・体」が優れていないとならないと説きます。

だから、カイゼン・マイスターのみなさんも本当に尊敬すべき方々であり、人として正しい方々です。

トヨタを切り開き、トヨタを支え、トヨタを盛り上げてきた方々です。

「縁って面白いなぁ」とある方が言っていました。

私も同感です。

そしてこの瞬間が私自身の成長に大切な時間となっていることを改めて実感しました。

愚直のすごさをみなさんも

明るい将来をつくるためには、いい習慣の定着が必須です。

そのためには、愚直であることが求められます。

目的の達成のために、ただひたすら正直にやり抜くことです。

これができる人は、明るい将来を実現できます。

そして、私は誰でもできるはずだと思っています。

ただ単にやらないだけなのです。

目的を明確にして、いつまでにやるか決めて、さらにいつやるのか時間を決めて、愚直に実践すればいいのです。

できない言い訳をするよりも、できる前提で考えて、それを積み上げた将来の自分を想像した方が余程いいのです。

それらを実践されてきた方々との楽しい時間を過ごすことができて、改めて実感しました。

小森社長、カイゼン・マイスターのみなさま、ありがとうございました。

大丈夫でいきましょう!

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