大館市福原淳嗣市長の職員さんを大切にする気持ち

人と会社・企業

大館市福原淳嗣市長とお話しさせていただきました

大館駅についてから感動したふたつのこと

本日、大館市の福原淳嗣市長とお話をさせていただく機会をいただきました。

少し前に石坂芳男トヨタ自動車顧問から「とても大切な人がいる」と福原市長をご紹介いただき、この日を迎えることになったのです。

福原市長にお目にかかる前に、私はふたつのおもてなしを受けて感動しました。

ひとつめは、大館駅からタクシーに乗ったのですが、その女性の運転士さんが終始にこやかに対応されたことです。

何気ない質問にもにこやかに、かつ、丁寧に答えてくれる姿に感動しました。

例えば、私が「真田幸村のお墓が大館市にあるそうですね。」と言うと、

「よくご存じですね。うれしいです。ここから10分ほどのお寺にありますよ。時々そういったお客様がいて乗せていきます。お客さんに時間があったらぜひ立ち寄ってください。」

丁寧な対応がとてもうれしかったです。

会話が弾む中で、私は「大館の市長さんはどんな方ですか?」とうかがいました。

もちろん、私がこれからうかがうことは伝えておりません。

すると、間髪入れずにこう答えられたのです。

「若い方ですが、大館を変えてくれようと一生懸命にやってくれている人ですよ。これからもとても期待しています。」

非常に前向きに評価されている様子でした。

そして、この運転士さんは大館市が好きなんだなと感じました。

その街にはじめて降り立ったとき、第一印象でイメージが決まってしまうものです。

このような対応を受けて、私は大館市という街がとても好きになりました。

そして、福原市長にお目にかかるのがますます楽しみになりました。

気持ちがいい接客をされると、ついチップをはずみたくなります。

こういう気持ちにさせてくれるのがサービスの「あるべき姿」だと思います。

ふたつめは、職員さんの心遣いです。

私は市役所の中に入りました。

壁に掲げられている平面図を見ながら、どこにどのような課があるのか見ていると、女性職員さんがとてもにこやかなに声をかけてくださったのです。

「何かお探しですか?」

私は驚きました。

市役所においてそのように声をかけられたことがなかったからです。

「実は、福原市長とお話をさせていただくことになっております。」

そのように説明すると、「それはようこそお越しくださいました。こちらの階段をあがっていただくと市長室です。お足元にお気をつけください。」

私が何者かわからないのにも関わらず、そのような対応をしてくださったのです。

また階段ですれ違う職員さんもみなさんにこやかに挨拶をしてくれました。

私はとてもうれしくなりました。

階段を上りきると、福原市長と側近の方々がいらっしゃいました。

市民のみなさまにいいサービスを提供するために、職員さんを大切にする経営

福原市長は大変気さくな方でこの上ない笑顔で私を迎えてくださいました。

石坂顧問からうかがっていたとおりの本当に素晴らしい方でした。

まず「職員の幸せを第一に」考えられておりました。

その理由は、大館市民のみなさまのために、職員のみなさんが最高のパフォーマンスをして欲しいと願っているからです。

福原市長は大館市民のみなさまに最高のサービスを職員さんにして欲しいと願い、そのための取り組みを実践されている市長であることが伝わってきました。

私は先ほどのおもてなしはここに繋がっているのだと実感しました。

そもそも、職員さんは大館の市民のみなさまへの最高のサービス提供者であるべきです。

市民のみなさまへ最高のサービスを提供するためには、まずは職員のみなさんが幸せにならないといけません。

職員さんに不平・不満・欺瞞があれば、市民のみなさんにいいサービスは提供できないのです。

そのことを福原市長は理解し、実践されていたのです。

その源流はトヨタイズムにあると感じました

福原市長からは、石坂顧問の存在の大きさや大学時代のアルバイトでトヨタにいたという話までしていただけました。

キーワードとして明確に意識されている訳ではないとうかがいましたが、福原市長の取り組みは、現地・現物・現認やBAD NEWS FIRST!等そのものを実践されていたのです。

苦言を呈する部下を大切にしている部分もトヨタでした。

無意識の中にトヨタイズムが福原市長に流れていることをひしひしと感じられました。

大変感銘を受けました。

職員さんの最高のパフォーマンスのために

市民のみなさまに最高のサービスを提供するために、大館市の職員さんは外部に積極的に出て勉強してくることが奨励されています。

現地・現物・現認で物事の本質を追究する姿勢を職員さんに推奨されているのです。

ただし、ポイントは「職員さんが自分から手を上げる(希望する)」ということです。

「行ってきなさい」と上司から一方的に声をかけられる訳ではないのです。

そうなると「やらされ感」「指示待ち」になってしまいます。

それでは、いい知識も吸収できませんし、市民のみなさまのためにいい仕事もできないのです。

大館市では職員さんが当事者意識を持ち前向に自分を磨いていくことが推奨されているのです。

また、外に出て知識を吸収することは、石坂芳男顧問の「旅を愛する気持ちを持て」という言葉に通じるものです。

自分磨きのために、名刺の肩書きを1度取り外すのです。

市外、県外に積極的に出て、自分の人間力を高めるのです。

さらに、福原市長には、職員さんが1度外から自分たちの市をみて、魅力に気がついて欲しいという願いもあります。

それらをフィードバックすることが市民のみなさまへの最高のパフォーマンスにつながるのです。

もちろん、簡単なことではありません。

しかし、その先には、市民のみなさまからの感謝の声が増えていくはずだと実感しました。

福原市長の時間に対する考え方もトヨタイズムだった

福原市長は、期限を決めてそれまでにカイゼンすることを実践されています。

トヨタや人を大切にするいい会社では常にそうですが、必ず「いつまでにカイゼンするという期限」を決めます。

そうしないとやらないからです。

その時間の考え方でもうひとつ驚いたことがありました。

それは、常に自分の次の世代のことを考えている点です。

自身が市長の時に、次の市長の時代のことまで考えておられるのです。

「そのためにいかに暗黙知を形式知にして伝えていくか考えています。」

そのように福原市長は言っていました。

まるでいい会社の経営者です。そしてこれもトヨタイズムです。

いい会社の経営者の仕事は、いい後継者に会社を継がせていくことなのです。

政治も会社経営と何ら変わらないのだと言うこと実感しました。

また福原市長はいわゆる「休み」がないそうです。

それはもちろん後ろ向きな意味ではありません。

大館市のために、市長のミッションのために、24時間粉骨砕身されていることが伝わって参りました。

職員のみなさまも市民のみなさまも企業も幸せになれる

私は福原市長の取り組みから、大館市役所の職員さんは幸せだと実感しました。

制度は当たり前のものではなく、活用する人々が「ありがたい」と感じることで機能します。

研修制度も、やらされでななく自分で手を上げた職員さんは「ありがたい」と感じることで大きな糧となっていることでしょう。

そうした積み重ねによる職員さんのパフォーマンスが市民のみなさまにも広がっていることを実感いたしました。

それが、冒頭の私が受けたおもてなしに繋がっているのです。

また、側近のみなさまも本質をしっかりと見ている方々でした。

「BAD NEWS FIRST!」が実践できる大館市に明るい将来を見た思いです。

あっという間に時間が過ぎていきましたが、私自身とても幸せでした。

誰もが働きがいがあり、生産性も高い会社=人を大切にするいい会社が増えていくことを心より願っております。

最後になりましたが、お忙しい所素晴らしい機会を与えてくださった福原市長と関係者のみなさまに心よりお礼申し上げます。

大丈夫でいきましょう!

追伸:
福原市長はブログに文章と写真を掲載することを許可してくださいました。

このこともとても驚いております。

これらのすべての責任は弊社にあります。本ブログをご覧のみなさまには何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

福原淳嗣市長と富田哲弥

とても気さくな福原淳嗣市長と富田哲弥(左)

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