人と会社・企業

運をたぐり寄せるために

運を切り開きましょう

経営には運があります。

仕事や人生にも運があります。

そう言うと、他力本願的なイメージが強く感じられます。

しかし、実際はそうではないと思っています。

運という言葉も突き詰めて考えるととても面白いです。

では、そもそも運とはどういった意味でしょうか。

デジタル大辞泉によりますと、以下のように記されています。

運とは
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「運が悪い」
2 よいめぐりあわせ。幸運。「運が向いてくる」「運がない」

「人間の意思を超越したはたらき」と書いてあるのをみると驚きますね。

この部分が他力本願的なイメージを強くさせるのだと思います。

くれぐれも「人間の意思を超越した」部分だけをみて、他力本願になってしまうことがないようにしましょう。

努力することを放棄した人には、「人間の意思を超越したはたらき」ができないと思うからです。

さらに運命とはどのような意味でしょうか。

運命とは
1 人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。「運命のなせる業」「運命をたどる」
2 将来の成り行き。今後どのようになるかということ。「国家の運命」

運命も言葉のイメージから、はじめから決まってしまっているような印象が強く植え付けられていますが、本来は違うものだと私は思っています。

正しくがんばることで運をたぐり寄せる

私は、正しくがんばっている方は「人間の意思を超越したはたらき」をいつかもたらすと思ってます。

運がめぐってくるのです。運をたぐり寄せることができるのです。

そう言った方々を何人もみてきました。

ズバリ申し上げれば、正しくがんばっている方で、報われない人はいないのです。

がんばるということは、経営の用語でいうと計画、実行、チェック、カイゼンのサイクルを回すことです。

問題点を明確にしてカイゼンを繰り返すPDCAサイクルを回すことができれば、必ず良くなっていくのです。

注意すべきは、ただやみくもに目の前のことをがんばってしまいがちになることです。

そういった方も少なくありません。

厳しいいい方になってしまいますが、私はそれだけではなかなか運をたぐり寄せることは難しいと思います。

ここは大切なポイントです。

目的を明確にして、PDCAサイクルを回すことが正しくがんばることなのです。

運を天に任せる心境

「運を天に任せる心境」について考えてみましょう。

こうした状況は仕事を懸命に取り組んでいる方ならばどなたにでもあると思います。

例えば、明日とても大切な案件の仕事があったとします。

その仕事がうまくいくように段取りをします。

目的を明確にして、どのようになることがあるべき姿なのか真剣に考えて準備をします。

その状態で当日を迎える心境が「運を天に任せる」なのだと思います。

ですから、準備もろくにせずに「運を天に任せる」はおかしいと思っています。

意外とそういう方が多いです。

それでは運はいつまで経っても他力本願なのです。

誰でも運は切り開ける

運がついている、ついていないという言葉もよく使われますが、私はどんな方でも正しいがんばりによって運命は切り開かれると思っています。

正しくがんばるとは、要は目的に向かってPDCAサイクルを回したか否かです。

もっとシンプルに言えば、目的に向かってやったか、やらなかったかです。

目的に向かって自分のやり方をより良く変えようとしてきた方が運をつかんでいるのです。

みなさんの周りをみてもそうだと思います。

真の実力者は、必ずそれ相応の努力を積み重ねられているからです。

「あの人は運がいい」と言われる人のほとんどは、人が見ていないところで相当の努力を重ねています。

目的に向かって自分をより良く変えていきながら運をたぐり寄せたのです。

特に、いい会社の経営者は自らの愚直な努力によって運をたぐり寄せているのです。

私たちは、その成果を「ただ運がいいだけだ」と思わないようにすることが大切です。
(本人は運が良かったと言うかもしれませんが)

計画的偶発性について

先日は、「キャリアの8割は偶然である」という「計画的偶発性」の話をしました。

運の要素も大きく感じられますが、よく見ると運をたぐり寄せていることに気がつきます。

目的を明確にして愚直にがんばることでこうしたことが起こるのです。

自分には運はないと嘆く前に・・・人として生まれたことに感謝しましょう

これまでいろんな方と接してきました。

その経験から、運をつかむ方とそうでない方の差も明確になっています。

運をつかむ方は、何でもない当たり前の事に感謝の気持ちを常に持っています。

みなさんもぜひ以下のことをチェックしてみてください。

〇人から「ありがとう」と言われている日々を送っているか
〇人に「ありがとう」を伝えている日々を送っているか

多くの方が会社で働いていますので、職場がどのような状況か考えてみてください。

働いていて「ありがとう」と言われていますか?

①言われる
②言われない

①の方へ・・・「ありがとう」と言われたときはどのような時ですか?

②の方へ・・・「ありがとう」と言われない場合は、その原因を考えましょう。

運をたぐり寄せるために自分からありがとうを言う

運をたぐり寄せるために、自分から「ありがとう」を言うことがとても大切です。

日々の「当たり前」のことでも反対からみるといかに「ありがたい」ことであるかがわかります。

これはgive&takeの関係づくりそのものです。

運をたぐり寄せるためには、Giveを先にすることがとても大切です。

そして、Giveを受けた側は、何が何でもその恩を返すことが必須です。

また、これも難しいですが、Giveをした側は、takeを過度に期待しないことが理想です。

そうしたい本音をぐっと堪えることも大切だと思います。

正しくがんばる人は運をつかみます

正しくがんばっている人は、必ず運がめぐってくることを信じて欲しいと思います。

運がめぐってくるまで愚直にがんばることがポイントです。

一方、がんばっていない人は本当の運というのがめぐってきません。

まずは何のためにがんばるのかという目的を明確にしましょう。

仮に宝くじが当たったとしても、それは一瞬の運です。

人生をトータルで考えた場合、他力本願の幸せがいかにつまらないものかわかると思います。

誰もが自分自身の知恵と工夫で運をたぐり寄せるべきなのです。

そのような仕事を日々するべきなのです。

それらは大変ですが、その先には「ありがとう」が待っています。

「ありがとう」がたくさん集まってくる方は、運をたぐり寄せる力も同時に備わるのです。

大丈夫でいきましょう!

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