人と会社・企業

こまぎれ時間・すきま時間で将来が切り開かれる

明るい将来を実現するためには、こまぎれ時間やすきま時間の使い方が重要

将来の目標達成のためには、「重要だけど緊急でない時間」をいかに計画し実行するかにかかっています。

この反対の時間は、「重要かつ緊急な仕事」です。

多くの場合、1日がこの時間だけで終わってしまいます

日々忙しい中で「重要だけど緊急性の低い時間」を捻出することが明るい将来をつくっていきます。

その時間は、1日10分でもいいのです。

いわゆる「すきま時間」「こまぎれ時間」です。

これらの時間を計画し、実行し、チェックし、カイゼンする積み上げによって、明るい将来が切り開かれていくのです。

忙しいからこそ、目の前のことだけに流されないようにする

日々忙しいと「重要かつ緊急性の高い時間」の仕事で1日が終わってしまいます。

例えば、以下のような仕事です。

〇今日中に終わらなければならない仕事
〇締め切りが極めて近い仕事
〇クレーム対応・処理
〇切羽詰まった問題の対応
〇事故対応

すると、1週間があっという間に過ぎます。

それを4週繰り返せば、1ヶ月が過ぎます。

さらに、それを12回繰り返せば、1年過ぎています。

気がついた時には、新しい年になってしまっているのです。

それを繰り返すだけでは、明るい将来つくることはできません。

だからこそ、1日10分でもすきま時間(需要だけど緊急性の低い時間)をつくることが大切なのです。

この時間は、例えば以下のようなことをします。

〇より質の高い仕事のための準備や品質改善
〇将来の目標達成、成し遂げたいこと(勉強や自己啓発)
〇いい人間関係づくり
〇いい組織風土作り
〇健康維持

すきま時間・こまぎれ時間を積み上げると

すきま時間やこまぎれ時間の積み上げがいかに大きいものとなるか考えてみましょう。

例えば、社員さんひとり一人が1日10分のすき間時間を捻出したとしましょう。

スタッフさんの数が約60名ならば、1日の合計時間はなんと600分(10時間)になります。

1日600分(10時間)をみなさんが1年間積み上げれば、245日稼働で2450時間です。

ひとり分の1年の労働時間(2085時間)以上の時間が捻出できるのです。

こうした時間は、会社やみなさんのかけがえのない財産となります。

余裕が無いからこそ計画が必要

「目の前の仕事に追われている状態」は、精神的にも余裕がなくなってきます。

つい「それどころではない」という感情が出てきます。

しかし、余裕がない状態では、仕事が雑になりがちです。

それをチェックする時間としても、すきま時間は大切なのです。

また、気配りをする時間としても「すきま時間」を作ることが大切になってきます。

10分でなくても、たった5分でも、相当のことができるはずです。

整理、整頓も、段取りも、チェックも、カイゼンもできるのです。

いい仕事をしいい人間関係を構築する優秀な社員さんは、タイムマネジメントを確実におこなう

忙しい中で、すきま時間を設けるためには、タイムマネジメントを確実に行う必要があります。

思いつきではなく、計画することが大切なのです。

品質向上や日々のムダの削減にも、いい人間関係や社風を構築するためにも、すきま時間を計画して捻出する必要があるのです。

なお、いい会社では、常に「人として」正しい判断が求められ、いい人間関係が構築されています。

人を思いやる行動を行ったり、それができているか振り返ったりすることも、実は「すきま時間」が使われているのです。

人は誰でも余裕が無くなると、目の前のことばかりにとらわれてしまいます。

忙しい時は人間関係がぎくしゃくしてきます。

だからこそ、人間関係をよくするための「すき間時間」を計画的につくるのです。

ワーク・ライフ・バランスも、提案制度も、すきま時間によって推進することができる

「重要だけど緊急性の低い時間」を計画して捻出することで、難しいと思われることも可能になってきます。

例えば、ワーク・ライフ・バランスもそうです。

提案制度もすき間時間を用いて書くことができます。

ワーク・ライフ・バランスや提案制度が難しいのは、人は「一気にやりたがる」からです。

ワーク・ライフ・バランスは、いきなり休みを取ったとしても機能しません。

提案制度も一気に最後まで書こうとしても長続きしません。

目的を明確にして、それに向かって少しずつ積み上げることが大切なのです。

いい会社になるかならないかは、このすきま時間を捻出できるか否かにかかっているといっても過言ではありません。

将来を作り出すのは、「緊急性は低いけど重要な時間」をいかに設けるかです。

ひとり一人が時間を捻出し、1年が経てば組織としてとても大きな力になっています。

みなさんの待遇面にもいい影響をもたらすことでしょう。

リーダーが率先して動くことが大切です

重要だけど緊急性の低いこまぎれ時間を確実に捻出し、PDCAサイクルを回すためには、リーダーが率先して行動することが大切です。

人は、口だけではなかなか動いてくれません。

「こまぎれ時間を大切にしよう」と言っても、実際の例がなければ部下・後輩はどうやっていいのかわからないのです。

だから「重要かつ緊急性の高い仕事」だけをやってしまい、1日が終わってしまうのです。

リーダーが実際に「重要だけど緊急性の低い時間」を捻出してみましょう。

やってみせることで部下は納得して真似をしようと思うのです。

「上司が率先して動く」からこそ、部下・後輩も動き出すのです。

その積み上げた時間が大きな財産となっていくのです。

そのためにはリーダーは常に自分自身を厳しく見なければなりません。

しかし、実際にやってみせることができるリーダーは、部下・後輩から尊敬されています。

そのようなリーダーの元で働かれている部下・後輩の方々は幸せなのです。

また、いい会社は「コミュニケーションの発端はリーダーから」が条件です。

日々とても忙しい状況にある時こそ、リーダーの力が求められます。

たったひと言の声かけでもいいのです。

忙しい時に、リーダーからたった一言「ありがとう」や「よくやってくれたね」「がんばっているね」と声をかけるだけでも違うのです。

さらに、役に立っていることに気付いて伝えることで、部下・後輩は救われるのです。

これは演出力といってもいいでしょう。

それらを「こまぎれ時間」を使って行うのです。

こういうリーダー多くいる会社は、「人を大切にするいい会社」なのです。

また、その「志」はじわりじわりですが、必ず部下に浸透していきます。

そのためにも、10分でもこまぎれ時間を計画し積み上げていきましょう。

誰でも、どんな会社でも、明るい将来をつくっていくことができるのです。

大丈夫でいきましょう!

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