人と会社・企業

部下や後輩を守るのが私の役目という素晴らしいリーダー

よりいい会社になっていく過程で、リーダーの感動する言葉に出くわします

弊社の企業支援のメニューの中には、動機付けを目的として、社員さんとの1対1のヒアリングを定期的に行うというものがあります。

リーダーも一般の社員さんに対しても実施します。

どんなにいい会社でも、問題点といい点の両面が出てきます。

それを「自主的に」気付けることがとても大切です。

私たちが「あ、よりいい会社になったな」と判断する要因のひとつに、そうしたリーダーの言葉があります。

いい会社に向かっている状態のリーダーは、その言葉自体がより強いものに変わってきます。

例えば、以下のようなものです。

〇会社に何があっても社員だけは何とかして面倒をみたい
〇後輩達を何としても守りぬきたい
〇自分を信じてついてきてくれる部下を幸せにしたい

これらの言葉は、まさに「人を大切にする経営」の本質であり、何度聞いても感銘を受けます。

そして、こうしたリーダーの元で働ける社員のみなさんは幸せです。

リーダーの存在意義

リーダーは、部下や後輩の本質的なモチベーションを高めることが最も大切な仕事です。

上記の言葉を聞いて、心を震わせることができない方はいないでしょう。

例え、厳しいリーダーであったとしても、上記の言葉を聞けば、部下・後輩は納得できる部分も多いはずです。

厳しいと言っても、部下・後輩のがんばりに対して、時には「褒めて、必要として、役に立っている事」を伝えるのがとても重要です。

このメリハリがとても大切です。

こうした心意気で働くのがリーダーの「あるべき姿」であり、それがそのまま会社の器となると言っても過言ではありません。

それは、リーダーの人間力そのものでもあります。

器が大きいリーダーがいる会社は、当然のようにより良くなっていくのです。

リーダーの人間力によって、制度が機能する組織風土にもなっていく

人間力のあるリーダーは、部下・後輩を尊重することを徹底しています。

特に、「傾聴力」が優れています。

部下・後輩を尊重せず、否定することをしていたら、モチベーションは高まらないからです。

部下・後輩を尊重すると「自主性」が出てきます。

すると、制度が機能する組織風土がつくられるようになります。

組織として生産性を高めるためには、『制度が機能する組織風土』を作ることが不可欠ですが、それは自主性を持った社員さん達によって実現していくのです。

制度の一例として、「有給休暇制度」を取り上げます。

有給休暇制度はそもそも社員さんを幸せにするためにある訳ですが、多くの会社で「当たり前の権利」として捉えられています。

それでは、有給休会制度を活用しても、生産性は高まりません。

みなさんの会社では、制度を活用してモチベーションと生産性があがっていますか?

制度が機能する組織風土とは、制度が活用されることで、社員のみなさんのモチベーションが上がり、かつ、生産性も上がることが常に行われている状態のことを指します。

反対に、制度が機能しない組織風土とは、せっかく有給休暇制度があっても「使わない」「使えない」状態になっていたり、使うことが当然の権利となってしまい、生産性が高まらない状態のことです。

ぜひともチェックしてみてください。

「いやいや、有給休暇制度は当然の権利だから、モチベーションなんか関係ないよ」という方がいたら注意してください。

そうなると、有給休暇制度だけでなく、各種制度も機能しなくなります。

有給休暇を取得して社員さんのモチベーションと生産性が上がっていることが「あるべき姿」です。

物事の目的を常に明確にして、かつ、意識することがいい会社づくりには不可欠なのです。

そもそも、すべての物事には目的があります。

その目的を明確に意識することで自主性が産まれ、「やらされ感」や無駄がなくなり、効果が高まるのです。

有給休暇制度も明確な目的があるのです。

それは、社員のみなさんのモチベーションが上がり、かつ、生産性も上がることです。

そして、先ほどのリーダーの言葉を思い出してみましょう。

これらも明確化された「あるべき姿」であり、リーダーの目的となります。

目的に近づいていくために、みんなで協力し合っていくのです。

具体的には、「気付き」を積み上げること大切なポイントとなります。

そのために、多能工化や4Sが日々推進されることが大切なのです。

制度を活用するのが「当たり前」になってしまうと生産性が下がってしまう

制度を活用できるのは自分のがんばりでもありますが、何よりも仲間のがんばりのおかげです。

仲間に対して貢献したい意欲が強い気持ちがあって、制度が効果的に機能します。

制度を活用することが「当たり前」になってしまうと意識と行動が弱まり生産性とサービスの質が下がってしまうのです。

会社から「守ってもらうこと」が当たり前になってしまうことも同様に、生産性を下げます。

大手企業や行政機関の中には、中小企業と比較すると羨ましいほどの制度が充実していますが、機能しているとは言い難い状況です。

その理由はここにあります。

制度を活用できるのは仲間のがんばりのおかげ

働く喜びは、自分の可能性や夢、目標の達成を追求する「自己実現欲求」が充足されることで感じられます。

それゆえ、自分がどうなりたいのか「あるべき姿」を明確にする必要があります。

さらに、仕事は必ず誰かの役になっています。

誰かのために役に立ちたいと考える事は、「エシカル(利他)の欲求」です。

そして、制度は、自己実現欲求とエシカルの欲求を満たそうという明確な目的があって、かつ、がんばる人に活用されることで機能していきます。

それが「自主性」を持った社員さんです。

誰かの役に立つために、自分の可能性を追求してがんばった人だからこそ、制度を活用する「権利」があるのです。

そうした人は、会社やリーダーから守ってもらうべき「人財」です。

人財は、明確な目的があるために、「気付き」のレベルも高いです。

自主的に気付いてカイゼンを繰り返すこと

これまで「気付き」の大切さについては何度も繰り返して説明してきました。

制度が機能するいい会社には、社員さんの多くが「人からいわれる前に自分で気がつくこと」ができています。

「やらされ感」「指示待ち人間」になっていないのです。

相手の立場になってどうすれば喜ばれるか考え、それを実現するために危機感を持って行動することができます。

優秀な社員さんは、常に客観的に自分のことを振り返り、目的と照らし合わすことで問題点に気付くことができます。

もし、気付きのレベルが低ければ、リーダーが冒頭の想いを持っていても気がつかないかもしれません。

ひどい場合は「見て見ぬふり」をしてしまうかもしれないのです。

そうならないように、制度が機能する組織風土づくりを目指して行きましょう。

自主性を大切に。そのために常に目的を明確に。

大丈夫でいきましょう!

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