TOKIOの山口達也さんが強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分に

人と会社・企業

TOKIO山口さんの事件・・・自分の感情や欲望だけを相手に

TOKIOの山口達也さんが強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分に

アイドルグループ「TOKIO」の山口達也さんが強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分となりました。

まず山口さん本人の会見があり、後日TOKIOのメンバーも会見を行いました。

本当に残念な事件です。

私はこれらの報道を受けて、私たちも大切にしなければいけないものが何なのかを改めて問い直すべきだと実感しました。

人に対して、自分の欲望だけをぶつけてはならないのです。

山口さんの会見は、4月26日に行われました。

以下、日本経済新聞の記事を引用いたします。

強制わいせつ容疑で書類送検された人気アイドルグループ「TOKIO」の山口達也メンバー(46)が26日午後、東京都内のホテルで記者会見をし「本当に申し訳ございませんでした」と涙ながらに謝罪した。所属するジャニーズ事務所の弁護士は芸能活動を無期限謹慎すると明らかにした。

山口メンバーは黒いスーツに黒いネクタイ姿。会見場に現れると、30秒ほど深々と頭を下げた。被害者への思いを「大人の男性が怖かっただろうなと後になって思った。一生忘れられない出来事になったのではないかと考えると、本当に申し訳ない」と声を詰まらせた。

TOKIOのメンバーに対しては「23年間、同じ方向を向いて走ってきた。今回、私の身勝手な件で彼らがどれだけつらい思いをしているかと考えると、どうして良いかわからない」と吐露。「もし私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と途切れ途切れに語った。

山口メンバーは今年1月ごろ、飲酒で肝臓の数値が悪くなって入院。女子高校生に無理やりキスをした2月12日は退院当日で、焼酎を瓶1本分飲んで酩酊(めいてい)状態だったという。

書類送検後も番組出演を続けていたことについては「プロとして仕事をしているので、仕事はしっかりやると決めてやってきた。家に帰ってから反省する日々だった」と振り返った。

山口メンバーは2月、都内の自宅マンションで、知人の女子高校生に無理やりキスするなどしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検されていた。被害者との間で示談が成立し、被害届は既に取り下げられたという(日本経済新聞 2018年4月27日)。

これを受けて5月2日にTOKIOの4人のメンバーが会見を開きました。

人気アイドルグループ「TOKIO」の山口達也さん(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、他のメンバー4人が2日午後、東京都内のホテルで記者会見し、謝罪した。山口さんはTOKIOを脱退する意向を示したが結論は出ておらず、当面は4人で活動を継続するという。

会見に臨んだ4人は黒いスーツにネクタイ姿。冒頭、リーダーの城島茂さん(47)が「被害に遭われた方、ご家族の皆様に心より深くおわび申し上げます」と険しい表情で話し、そろって30秒近く頭を下げた。

国分太一さん(43)は「相談できるグループの空気でなかったことがふがいない」と唇をかんだ。松岡昌宏さん(41)は謹慎中の山口さんに対し「置かれている立場と今後のことに向き合ってほしい」とクギを刺した。

TOKIOは東日本大震災発生後、福島県農産物のPR活動をしてきた。長瀬智也さん(39)は「(福島の人たちを)裏切るような形になってしまったのが申し訳ない。復興への気持ちは変わらない」と強調した。

城島さんによると、4月30日夜に5人で話し合い、この場で山口さんが「退職願」と記した辞表を出したという。ただ本人が憔悴(しょうすい)していることなどから、「23年間やってきた仲として、『そうか辞めてくれ』とすぐ決断できなかった」(城島さん)。辞表は城島さんが預かり、扱いは保留しているという。

山口さんは2月、都内の自宅マンションで、知人の女子高校生に無理やりキスするなどしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検され、5月1日に起訴猶予処分となった(日本経済新聞 2018年5月2日)。

疑問として残る2点について

もしかすると山口さんは事件の重大さが理解できていなかったのかもしれません。

疑問として残るのは以下の2点です。

〇なぜ2ヵ月の空白期間があったのか
〇NHKが報道していなかったらどうなっていたのか

その間、被害者女性とも顔を合わせて番組を収録していたのでしょうか。

これらについてはいろいろな憶測が飛んでいます。

しかし、記者会見では完全に明らかにはなりませんでした。

おそらく、この部分で多くの視聴者がマイナスのイメージを抱いてしまったと思います。

無期限謹慎という言葉のイメージと違和感

私は無期限謹慎という言葉のイメージと実際の言動のギャップに違和感を覚えました。

無期限謹慎という言葉は、みなさんにとって以下のどちらの印象を与えますか?

〇重い処分
〇軽い処分

この時に、事務所側と視聴者側とのギャップが生じたのだと感じております。

事務所側にしてみれば、最も重い処分をしたのかもしれません。

TOKIOは2020年の東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルアンバサダーに決定していることをはじめとし、現在のテレビ番組でも重要な役割を担っていることから、なるべく早急に復帰してもらいたい気持ちがあったかもしれません。

しかし、視聴者側からすると反対に「甘い処分だ」と思われてしまったのです。

また、山口さんの発言から、いつか謹慎が解かれて欲しいという要望(本音)が感じられてしまった点もマイナスでした。

「もし私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」という言葉がメンバーにも視聴者の多くにも、「甘えである」と映ってしまったのだと思います。

正直な気持ちとして言ったのだと思いますが、その前に自分自身のするべきことを明確にして説明する必要があったと思います。

視聴者のみなさんには以下のように感じられてしまったと思います。

〇二度と復帰できないかもしれない重大な事件を起こしたという意識が足りなかった
〇自分のしてしまったことを反省してこれから何をするのか不明確だった(TOKIOに戻りたいのならばなおさら)

山口さんはメンバーの誰にも相談できなかったことが事実ではあるでしょう。

しかし、記者会見からは自分にとって最も大切なものを断ち切らなければならないという決意の強さが感じられませんでした。

それは、TOKIOとお酒です。

本来はここを本音にするべきだったのではないかと思います。

プロとしてという言葉について

山口さんは書類送検後も番組出演を続けていました。

それについて「プロとして仕事をしているので、仕事はしっかりやると決めてやってきた。家に帰ってから反省する日々だった」と振り返りました。

プロとして仕事を一生懸命やっていたという気持ちはとてもわかります。

しかし、プロならばこそ自分自身の言動が多くの人に影響を与えることを常に意識するべきだと思います。

ファンに夢を与える存在であり続けるために自分の役割を演じ続けるべきですし、自分の欲望のままに行動したらファンの夢を壊す存在にもなってしまうことを常に自覚していなければならないのです。

そうした気持ちが筆頭にあることが「プロとしての本質」なのではないかと思いました。

それゆえ、記者会見の言葉から以下の疑問がわき上がってきました。

〇お酒の影響があるのならばなぜ中途半端な状態にしてしまったのか
〇プロとして仕事をしているのであればなおさら自己管理をするべきでは

プロだからこそ自分に厳しく

私は山口さんの言動から、自分の気持ちや欲望にとても素直な方ではないかと想像します。

自分がどれだけ影響力のある人かということよりも、目の前のことに流されてしまうのです。

しかし、こうしたことは私たちにもあることです。

私たちにもいつ何が起こるか分かりません。

だから、常に自分に厳しく注意する必要があるのです。

人に迷惑をかけてはならないのです。

ここから大切なことは、当たり前であった存在のありがたさに気付くこと

これから大切なことは、山口さんがこれまで当たり前であった存在がいかにありがたかったか気付くことだと思います。

特に以下の方々のありがたさです。

〇ファンのみなさん
〇番組を通じて知り合った関係者のみなさん
〇TOKIOのメンバー
〇ジャニーズ事務所

これまでは、おそらく当たり前すぎて気がついていなかったように見受けられます。

人は本当に大切なものは、一度失ってみないとわからないものなのです。

上記の方々がいかにありがたい存在であるかを噛み締めることがこれからの生き方で求められるのではないでしょうか。

それこそ本気で行動するしかありません。

だから、一度全てを失う気持ちが大切だと思うのです。

そうしないと、自分を変えることは難しいと思います。

そこで手をさしのべてしまったら、本人のためにもならないのです。

多くの人の夢を壊してしまった事に対して真剣に向き合い、どん底から這い上がって再び多くの人に夢を与えて欲しいと願っております

私たちも気をつけましょう。相手を尊重してコミュニケーションを取っていればセクハラもパワハラも起きない

私は山口さんの事件から、私たちも日頃の行動に気付いてより良くしていくようにすることを望みます。

今回の事件は番組の共演者の女性の嫌がることをしてしまったという点で、パワハラでもあり、セクハラでもあると言えます。
(もちろん、それ以上の事件なのですが)

これらは加害者側にほとんど自覚がないことが盲点です。

なぜなら、自分の感情或いは欲望が無意識のうちに出てきた上での行動だからです。

常識で考えれば誰でも「してはいけない」とわかることが、その時になると覆ってしまうことがあるのです。

だから、常に気をつけていなければならないのです。

そのために必要なことは、常に相手の立場を尊重していることです。

自分の感情は二の次です。

そうすれば防げるのです。

そのためには訓練が必要です。

はじめは難しいですが、訓練していけばその状態に慣れていくことができます。

これらはコミュニケーションの本質にも通じます。

大丈夫でいきましょう!

2018年5月
« 4月   6月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ

ピックアップ記事

  1. 人と会社・企業

    未来工業 山田雅裕社長をお招きして3
  2. 人と会社・企業

    人を大切にするいい会社を増やしていきましょう
  3. 人と会社・企業

    『人を大切にするいい会社~』が6位にランクイン!
  4. 人と会社・企業

    ローランドベルガー長島聡社長のAI現場力と和ノベーション
  5. 人と会社・企業

    静岡新聞「今週のベストセラー」で第1位に
PAGE TOP