新入社員のみなさんが五月病を感じたら「いい会社に入社した」と思いましょう

人と会社・企業

五月病が出てきたら?・・・それはいい会社だからこそ起こるものかもしれません

五月病を感じたら「いい会社に入社した」「誰でもそうなんだ」と思ってみましょう

ゴールデンウィークが過ぎました。

夏に向けてさらに前向きにいきましょう。

しかし、何となく気分がすぐれない方もいるかもしれません。

特に新入社員のみなさんは、五月病といわれるものに注意することが大切です。

五月病とは、デジタル大辞泉によりますと以下のように記されています。

五月病とは
新年度の4月に入学・入社した新人に、5月ごろになると現れる精神の不安定状態をいう語。

今日は五月病についてどうすれば克服できるかを述べていきたいと思います。

ぜひみなさんも常識をひっくり返して考えてみましょう。

まず、五月病が起こるのは当然です。

さらに、それはいい会社に入社された新入社員さんほど起こりやすいと思っています。

それゆえ、もし新入社員の方が五月病になりそうだったら、「自分はいい会社に入社したんだ」と思って欲しいです。

それはなぜなのか、要因を以下に示します。

五月病は案外いい会社ほど起こりやすいものです

私がなぜ五月病がいい会社の社員さんほど起こりやすいと実感しているか述べます。

これは、大手企業も中小企業も本質が同じです。

まずは大手企業の事例を見てみましょう。

「社員が選ぶ働きがいのある企業ランキング2018」から、社員さんの声を紹介します。
(これは今年のはじめに、株式会社ヴォーカーズさんが発表したものです。)

みなさんは、社員さんの口コミをみてどのように感じますか?

まずは、2017年第1位のプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の社員さんの口コミをご覧ください。

2017年第1位 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の社員クチコミ
◇全社員がポジティブで困難に果敢に挑戦する社風。常にブレークスルーを要求されるので、安定志向の人には向かない。社内競争も厳しく、自分の部下がある日自分の上司になることも普通に生じる。(マネージャー、男性)

次に、2018年第1位のセールスフォースドットコムの社員さんの口コミを見ましょう。

2018年第1位セールスフォースドットコム社員口コミ
◆自らがSalesforceを活用し、自分達の成果や結果が把握できるため、努力した分だけ結果として反映される。ただし、中途半端な努力や気合いと根性だけではそう簡単に結果が出ないので、戦略的に自分の計画をプランニングし、実行に移す必要がある。その自分の行動や結果を顧客に体現し、顧客も成功に導くような営業力が身に付くと感じている。人事評価について評価指標が明確に設定されているため、不満はほとんど聞かない。(営業、男性)

いかがですか?

これらは「社員が選ぶ働きがいのある企業ランキング」でトップになった会社の社員さんの声なのです。

意外に感じた方も多いのではないでしょうか?

「社員が選ぶ働きがいのある企業ランキング2018」の詳細はこちらをご覧ください。

「大変そうだ」「ちょっと嫌かもな」とマイナスなイメージを持った方は、どうか安心してください

P&Gの社員さんとセールスフォースドットコムの社員さんの口コミのポイントを以下にまとめます。

〇全社員がポジティブで困難に果敢に挑戦する社風。常にブレークスルーを要求されるので安定志向の人には向かない点
〇中途半端な努力や気合いと根性だけではそう簡単に結果がでないという点
〇戦略的に自分の計画をプランニングし、実行するということは、まさにPDCAサイクルである点

もし、(新入社員の方で)これらを読んで平気だった方は、五月病になることはないでしょう。

さらに前向きになれたりモチベーションが高まったりした方は、上記の会社でも活躍できることでしょう。

反対に、「大変そうだ」「ちょっと嫌かもな」とマイナスなイメージを持った方は・・・どうか安心してください。

それがごく普通の感覚だと思います。

そうです。

働きがいのある企業の社員さんは、決して楽ではないのです。

大変なことなのです。

そうした諸先輩方を見て、新入社員さんが不安等で精神が不安定な状態になる(=五月病)のは当然のこと

だから、そうした諸先輩方を見て、新入社員さんが不安等で精神が不安定な状態になる(=五月病)のは当然のことなのです。

その瞬間「自分はいい会社に入ったんだ」と気持ちを切り替えて欲しいと思います。

同時に「誰もが不安に思って当然なんだ」といい意味で開き直って欲しいと思います。

そして、不安こそが自分自身にプラスのパワーをもたらします。

その先には、人から喜ばれるというやりがいが待っています。

大変だけではなく、その先には大きなやりがいが待っていることも忘れないでください。

やがて新入社員さんもそうなっていきます。

そのことを抑えていただくだけでも五月病は克服できます。

また、諸先輩方は新入社員さんに対してフォローをしてあげてください。

はじめから和尚さんはいないのです。

どんなにベテランですごい働きをする社員さんでも初心者から始まっているのです。

人を大切にするいい会社(中小企業)でも本質は全く同じです

今度は中小企業を見てみましょう。

中小企業でも上記の大手企業の社員口コミと本質的には共通する部分が多いです。

特に、人を大切にするいい会社の社員さんは、かけがえのない『人財』であり、人としての最高の能力・魅力が求められます。

反対に、人としてそこそこの能力を発揮するのでは、いい会社の社員としてつとまりません。

そのポイントは以下の3点です。

〇相手の立場で物事を考える当事者意識を持つこと
〇目的に対していい点と問題点に「気付き」を得ること
〇このままではいけないという危機感を持つこと

それゆえ、新入社員のみなさんは、先輩方の動き方や求められる人財像等をみるうちに、少々自信を失っているかもしれません。

それが五月病に繋がる訳ですが、これも当然のことなのです。

いい会社に入社された方ほどそのように思っている傾向が強いのです。

理由は単純です。これまでの人生においてやったことがない、もしくは慣れてないだけなのです。だから慣れるまでがんばってみましょう

せっかく「人を大切にするいい会社」に入社したのに、不安になるのは当然のことです。

理由も極めて単純です。

それは、上記の当事者意識、気付き、危機感という人財に必要な要素に関して、新入社員さんがこれまでの人生においてやったことがない、もしくは慣れていないからです。

その会社に入ってはじめて体験する新入社員さんも多いでしょう。

ところが、これらは何も特別ではなく、「人として」当たり前に求められることなのです。
(これは、そのまま現在の教育(学校、家庭、地域)に不足している部分を露呈しています。また、変な言い方で恐縮ですが、いい会社でないほどそのギャップは感じないかもしれません。)

「当事者意識」「気付き」「危機感」を高いレベルで機能させることがお客様を喜ばせ、社内でも必要とされ、会社をより良くしていくことに繋がっていきます。

また、大変そうに感じても、慣れていきますから安心してください。

慣れるまでがんばってみることで、それらの不安は解消され、働く喜びに繋がっていきます。

モチベーションが最高の状態である「本日入社の心」を思いだしましょう。

気持ちが沈みそうになったら「いい会社に入ったからこそ感じる不安なんだ」「誰でもそうなんだ」と思って欲しいです。

そして、それらの不安こそが自分自身にプラスの大きなパワーをもたらします。

その先には、人から喜ばれるというやりがいが待っています。

ぜひとも五月病を乗り越えていきましょう。

大丈夫でいきましょう!

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