人と会社・企業

鉱工業生産指数と雇用状況

経済産業省が29日発表した4月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前月比5.2%上昇の74.3で、2カ月連続の上昇になりました(日本経済新聞 2009年5月29日)。
同時に発表した製造工業生産予測調査では、5月が8.8%上昇した後、6月は2.7%上昇を予測しています。
経産省はこうした生産の動向について基調判断を「停滞している」から「持ち直しの動きが見られる」に上方修正しました。
出荷指数は前月比2.3%上昇の74.8で、在庫指数は前月比2.7%低下の97.1、在庫率指数は前月比4.9%低下の142.7でした。
これは、景気が良くなりそうな予感もしますが、残念ながら失業率は悪化しています。
4月の完全失業率が5.0%です。
完全失業率が5%台になったのは2003年11月以来のことです。
また、有効求人倍率も0.46倍であり、1999年6月に記録した過去最低水準に並んでしまいました。
生産部門が持ち直しの傾向が見られている反面で、雇用情勢は急速に悪化しました。
なお、鉱工業生産指数とは、わが国の鉱業および製造業の生産動向を、その活動を総体として把握するために、ある基準年次を100とした指数で表したものです。
出荷指数や在庫指数などの関連指数とともに、経済・生産活動および供給部門中の鉱工業の動向を具体的に示す基本的な指標です。
そのため、わが国経済の景気動向を把握するうえでの代表的な情報の一つとして用いられています。
また、完全失業率は、景気の山・谷から一歩遅れる「遅効指数」です。
2002年1月に景気の谷をつけた前回の回復局面では失業率の悪化は2003年春まで続きました。
それゆえ、今回は多くのエコノミストが2009年1~3月が景気の底とみています。
いずれにせよ、一刻も早く雇用情勢の悪化を防がなければなりません。
大丈夫でいきましょう!

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