社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

ブレーキを踏んだ形跡が

トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が米ニューヨーク州の道路で急加速して石壁に衝突したとされる事故を巡り、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は18日、「ブレーキを踏んだ形跡がない」とする調査結果を明らかにしました(日本経済新聞 2010年3月19日)。
事故は9日に発生し、運転していたのは50代の女性で、衝突により軽傷を負ったということでした。
女性は「ブレーキを全力で踏んだ」と警察に伝えていました。
ところが、車載コンピューターを解析したところ衝突の瞬間、アクセルの踏み込みに応じて開くエンジンの弁(スロットル)は全開だったということがわかりました。
米メディアが一斉に報じました。
プリウスを巡っては8日にカリフォルニア州の高速道路でも男性が急加速を訴えましたが、トヨタは検証実験の結果、不具合はなかったと発表しています。
非常に難しい問題だと思います。
国土交通省は18日、車のブレーキとアクセルを同時に踏んだ場合、ブレーキを優先させるシステムを自動車メーカーに義務付ける検討を始めたと発表しました(日本経済新聞 2010年3月18日)。
システムは「ブレーキ・オーバーライド・システム」と呼ばれ、踏み込んだアクセルが何らかの理由で戻らなくなった場合に、ブレーキを踏めば優先して作動し、減速できる仕組みです。
米当局はトヨタ自動車の急加速問題を受け、すでに検討を始めています。
国交省は来年度から有識者の会議で議論し、早ければ2012年にも新車を対象に義務化する模様です。
現状ではこの機能を備える国内車は少ないということですが、トヨタは米国の問題以降、システムを順次導入する方針を表明しています。
ホンダなど国内の大手各社もすでに導入の検討を始めています。
またトヨタ自動車は、一連のリコール(回収・無償修理)で課題となった品質管理を徹底し、販売戦略も強化する狙いで組織改編が行われるようです(日本経済新聞 2010年3月21日)。
現在の副社長5人体制を6人体制に変更し、各副社長の担当分野を絞り込む模様です。
6月末に開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決める見通しです。
トヨタ自動車にとって一連のリコールは短期的に見れば脅威かもしれませんが、よりよい企業になるために必要な機会であり、プロセスであると信じています。
大丈夫でいきましょう!

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