モチベーション・やりがい・仕事の喜び

人財が育たないのではなく・・・

人財育成は企業の永遠のテーマであり、難しいからこそ

人財育成はとても難しく、どの会社でも永遠のテーマとなっています。

人財が育たないといつも嘆いている社長も少なくありません。

人財が育たないのではなく、育てられないのです。

そのような社長にはいくつかの共通点があります。

まず、従業員さんを真の意味で大切にしていません。

そして、従業員さんから尊敬されていません。

例外なく、と言ってもいいでしょう。

当然、離職率も高いのです。

だから、常に新しいスタッフを募集しています。

採用コストをかけることは大きなムダなのですが、ひどい場合は恒常的なコストとなって企業の業績を圧迫しています。

どうすれば防げるのでしょうか

これらは、どうすれば防げるのでしょうか?

答えは意外と簡単です。

まず、スタッフのみなさんに対して「ありがとう」と心を込めて言ってみてください。

例えそう思っていなくても、「心を込めること」が重要です。

言えない場合は手紙やサンクスカードでも結構です。

むしろ、言葉が残っていいです。

心を込めて感謝の気持ちを伝えてください。

心を込めて感謝の気持ちを伝えられたからこそ

それができる経営者が率いている会社は、従業員のみなさんが生き生きと仕事をされています。

一方で、それができない経営者が率いる会社は、雰囲気も効率も悪く、お客さまへのサービスの質も悪く、挙げ句の果てには逃げられてしまうのです。

ところが、「ありがとう」と言えない社長は、お客さまに逃げられた原因が自分にあることに気がつきません。

従業員さんに向かって「お前達がお客さまに最高のサービスをしていないからだ」「お前達がお客さまに常に感謝していないからだ」等と言ってしまいがちです。

これを他責(人のせい)と言います。

言われた従業員さんの側からすると、「はあ?」となってしまいます。

従業員さんは「自分は会社から大切にされている」と感じることができてはじめてお客さまにいいサービスを提供しようと思うのです。

会社に対して不平・不満・欺瞞がある従業員が最高のサービスを提供するわけがないのです。

ましてや「ありがとう」と満足に言えない社長の言うことなど聞きたいとは思わないでしょう。

役割を演じきること

社長の態度でその企業が本物かどうかがわかります。

まず、従業員さんに「ありがとう」と心を込めて言ってみてください。

態度で示してください。

その目的は従業員さんの本質的なモチベーションを高めるためです。

そのための役割を演じきってください。

会社は満足度を高めるべき対象がふたつある

そもそも、会社は2つの満足度を高めないといけません。

ひとつは従業員さん、もうひとつはお客さまです。

では、どちらの満足度を先に高める必要があるでしょう?

それは言うまでもないでしょう。

従業員さんです。

それがわかっていない社長も少なくありません。

従業員満足度を高めるためには、質の高いコミュニケーションが不可欠です。

中小企業が差別化を図れるのは人財

従業員満足度が高い企業は生産性が3倍違うと言われています。

経営資源が乏しい中小企業が唯一差別化できるファクターは人財です。

人財こそが価格競争から脱する付加価値の高い商品・サービスを開発し、提供し、お客様により高い満足度を与えることができるのです。

そうした人財を増やし、かつ、自分たちの会社でずっと働きたいと思ってもらえるようにすることが企業価値の向上には不可欠です。

そのためにも、ぜひとも「ありがとう」という言葉を社員さんに与え続けてください。

それらがやがて大きな花を咲かせます。

人を大切にするいい会社の社長を演じきりましょう。

ましてや、自分の意識と行動を変えることはコストがかかりません。

ぜひ実践してみてください。

大丈夫でいきましょう!

中小企業診断士 富田哲弥

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