人は変わらないと思っている人のもとにいい人財が育つ訳がない

  1. 人財・人づくり

富田哲弥の経営「哲」学

人は変わらないと思っている経営者のもとにいい人財が育つ訳がない
自分をよりよく変えようとしない人に明るい将来がある訳がない

「人は変わらないから」という言葉を良く聞くからこそ

企業支援の現場において、トップリーダー(社長)からの「人は変わらないから」という言葉を聞くことがあります。

この境地に至るまではいろいろな苦労があったかと思いますが、「人は変わらない」と思った時点で貴社の1年後は良くなっていかないでしょう。

なぜなら、会社の成長は社員さんひとり一人の成長の総和だからです。

いい人財も育たないでしょう。

社員さんが日々少しずつでも変わっていけば、それが社員さんの人数だけ増加し、何日分にも積み重なっていくのです。

「人は変わらない」と思っている社長の下にいる部下はかわいそうです。

確かに何度も同じ失敗をしている部下・後輩に対してそのような気持ちを持つことはわからないでもないですが、よく考えてみて欲しいのです。

①社長やリーダーは自分自身をより良く変えようと努力していますか?
②常に、部下・後輩のモチベーションを高めようとしていますか?
③自分の思い通りに部下・後輩を動かそうとしていませんか?

まず、社長自身がより良く変わろうと努力し続けていれば、リーダーも部下・後輩もそうなっていきます。

社長は「はじめは駄目だったけど、自分自身もより良く変わってきたのだからみんなも変われるよ」、ということを行動で示すことが「あるべき姿」です。

その姿が部下や後輩のモチベーションになるからです。

「人は変わらないから」ということは、自分自身が変わってこなかったことを宣言しているようなものです。

自分をより良く変えてきた人は、「人は変われる」ことを自分自身で繰り返してきましたからこのような言葉は使いません。

また、「人は変わらない」というリーダーの会社は、これまで部下・後輩の育成やモチベーションを高めることを全くしてこないケースが非常に多いのです。

そればかりか、がんばっている人に対してリーダーが「何も変わってないじゃないか」と言ってしまうケースを何度も見ています。

変わっていないのはリーダーなのです。

そして、そのようなリーダーは、部下・後輩の意見を聞かず、自分の思い通りに部下・後輩を動かそうとします。

自分の感情をおしつけてしまえば、部下・後輩は萎縮してしまい、言われた範囲のことしかしなくなります。

そして、リーダーはこのように言うのです。

もっと自主性を持ってやって欲しいと。

自分の思い通りに動く社員さんを望んでいるのに、自主性を望むなんて面白いですよね。

経営者はもちろんのこと、リーダーは、組織を構成する社員さんやパートさん等の本質的なモチベーションを高めることが最も大切な仕事です。

それは人財の育成そのものです。

そのために、すべての人に求められることがあります。

「現状維持」「そこそこでいい」「人並みでいい」という言葉を無意識のうちに使っていませんか?

これも社長や社員さんにヒアリングすると、決まって出てくる言葉です。

現状維持で来年の今頃良くなっていますかね?

そこそこやって来年の今頃良くなっていたら、黒字企業がもっと増えるでしょう。

それらの言葉を敢えて使うならば、自分自身が精一杯努力をした後です。

努力をする前からそれらの言葉を使ってしまったら1年後がより良くなっていることはないでしょう。

自分をよりよく変えようとしない人に明るい将来がある訳がないのです。

大切なのは、明るい将来に向けてワクワクし、今の自分を少しずつ変えていこうと危機感と行動です。

人は変わらないからと諦めて日々漠然と生きるのではなく、明るい将来に希望を持って日々カイゼンを繰り返す生き方の方が余程幸せなのです。

早速、1年後の「あるべき姿」を明確にイメージして行動してみましょう。

1年後にみなさんはきっとこう言うでしょう。

「人は変われますね」と。

大丈夫でいきましょう!

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