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SBS静岡放送さんのIPPOというラジオ番組で『人を大切にするいい会社見つけました』の紹介
みなさん、こんばんは!
先日はSBS静岡放送さんのIPPOというラジオ番組で『人を大切にするいい会社見つけました』の紹介をさせていただきました。
朝早く緊張した面持ちで私は静岡放送さんにうかがいました。
おそらく相当緊張していたと思いますが、桑原アナウンサーの巧みなリードに助けられ何とか想いを伝えることができました。
時間の関係で1社のみ、エスバイエスさんのエピソードを紹介させていただきました。
エスバイエスさんは有給休暇取得率が100%を超えた会社です。
365日24時間営業でありながらです。
しかも、2015年度と2016年度に過去最高益を記録、更新しました。
これだけでほとんどの方は驚かれることでしょう。
それは、自分に厳しく人にやさしい人たちに支えられているからです。
エスバイエスさんの社風をひと言で表すと、ひとり一人が自分に厳しく、かつ、社員さん同士の仲が大変いいとなります。
社員さんは「わからないことをそのままにしない」ということが定着しています。
そのような中で、自分の夢を追い日夜がんばり続けている社員さんがいます。
夢を追う活動が軌道に乗れば載るほど有給休暇の残り日数が少なくなっていきます。
このままいけば夢を追う活動に支障をきたす可能性がありました。
残念ながら我が国にはそうした状況に対応できる制度はありません。
普通の会社ならば「あきらめろ」となることでしょう。
しかし、エスバイエスさんは違いました。
定石社長が「国に制度がないのならうちの会社でつくってしまおう」と言いました。
すると、その社員さんに対して「私の有給休暇をあげられませんか」という提案が即座にあったのです。
しかも、提案された方は子供もまだ幼く、自分の方が有給休暇を使いたいはずなのです。
でも、困っている社員さんがいたら放っておけない社風の会社なのです。
そして、制度が会社から一方的に与えられているのではありません。
社員さんが自ら問題点を見つけて、知恵を出し、カイゼンしていくことで制度が機能していくのです。
本書で紹介した5社はそのようなエピソードであふれています。
一般の人にはほとんど知られていませんが、いい会社は身近なところにもあるのです。
中小企業支援の現場に生きるものとして、それだけは世の中の人に知って欲しいと思いました。
会社の評価を「知っている、知らない」で判断することから一歩進めていただきたかったのです。
そうすれば、学生も就職活動がより充実してくることでしょう。
その会社に訪問すれば、いい会社かどうかがわかります。
人を大切にするいい会社は玄関の入口から嘘をつきません。
きっとみなさんを温かく迎えてくれることでしょう。
ラジオではそのような意味のことを一気にお話ししました。
少しでも人を大切にするいい会社が増えて、世の中に知ってもらえることを願っております。
静岡放送のみなさま、ありがとうございました。
視聴者のみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました。
大丈夫でいきましょう!