PDCAサイクル

静岡県の景気動向指数が5ヶ月ぶりに悪化

帝国データバンク静岡支店がまとめた静岡県内10月の景気動向指数(DI)は、前月比で0.6ポイント低下し48.2に(日本経済新聞 2017年11月14日)

静岡県の景気動向指数では5カ月ぶりに悪化したそうです。

この結果は、10月18~31日にかけて567社を調査し291社から回答を得たものです。

なお、愛知、岐阜、三重の3県を含む東海地方全体では0.8ポイント改善の50.0だったそうです。

DIは50が良否判断の分かれ目になりますから、文字通り境目となります。

規模別では大企業が1ポイント増の53.7、中小企業が5カ月ぶりに悪化して1.1ポイント減の46.8となりました。

特に中小企業にとっては気になるデータです。

5ヶ月ぶりの悪化をどうみるか

大いにやばいと感じ、大いに危機感を持ちましょう。

そう思えば思うほど大きなチャンスになるからです。

製造業のみなさんも、卸売も、小売りも、サービスも、自らを「より良く変える」ための大きなチャンスです。

いい時こそ危機感を持ってより良く変えられる会社は大変素晴らしいですが、現実は多くありません。

ピンチに陥ったときにようやく本気を出すわけですが、そのチャンスが到来したと捉えましょう。

ピンチをチャンスに変えられることは、「人を大切にするいい会社」の特徴でもあります。

では、静岡の街中に目を移しましょう。

私の肌感覚では、この10年間の静岡県の景気は良くなっていません。

具体的に、タクシーの運転手さんや飲食店の店主にうかがうと「去年より景気は悪いね」という声が圧倒的多数です。

それが毎年繰り返されています。

残念ながら「去年よりいいね」という声は「全く」聞かれないのです。

現在、静岡の街中は平日の夜が悲惨です。

3連休の最後の月曜日の夜はもっと悲惨です。街中に人がいないのです。
(ハッピーマンデー制度も検討の余地があります)

金曜日と土曜日の週末も両方がいいときは「極めて」珍しくなりました。

そんな中で光り輝くような飲食店も存在します。

いつも人気あるタクシー運転士さんもいます。

決して他責せず、自分たちの経営努力を愚直に繰り返している人や店はお客様が追いかけてきます。

それはただやみくもにがんばっているのではありません。

がんばり方をより良く変えているのです(つまり問題点を見つけてカイゼンしている=PDCAサイクルを回している)。

そもそも、景気が悪い、政治が悪いと何万回言っても事態は良くなりません。

変えられるのは自分だけなのです。

「俺だってがんばってるんだ」と力説する方も少なくないですが、それはただ目の前のことをがんばっているに過ぎません。

自分のやり方を変えようとしないところに真の問題点があることに気付きましょう。

いくらがんばっていると力説してもお客様が来なければ、自分のやり方を変えるしかないのですから。

そもそもお店(またはタクシー)に来たお客様が具体的にどの瞬間に喜ばれているのか、振り返ってみましょう。

意外と明確に答えられない方が多いのではないでしょうか。

お客様のことを見て見ぬふりをしていたばかりか、全く関係をつくることができていなかったことに気付くでしょう。

それではお客様がいなくなっても当然です。

その上で、お客様があなたの店(タクシーの場合はあなた)を再び指名していただくには何が必要か真剣に考えてみましょう。

それは価格ではありません。料理のおいしさだけではありません。

きっとわかると思います。

ピンチをチャンスにする秘訣は、これこそ自らをより良く変えるチャンスだと捉え、まずは問題点と向き合うことです。

間もなく忘年会の季節が到来しますが、しっかり準備して追い風にしていくべきです。

大丈夫でいきましょう!

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