いい会社をつくるためにリーダーは声かけと傾聴を徹底しましょう

  1. 社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

いい会社をつくるためにはコミュニケーションが必須

リーダーの最も大切な仕事は、部下・後輩の本質的なモチベーションを高めることです。

それは質の高いコミュニケーションによって実現します。

それを実現する手段のひとつご紹介します。

それは「リーダーからの声かけと傾聴」を徹底することです。

これが徹底できれば、部下のモチベーションも生産性も高まっていくのです。

そもそも、人を大切にするいい会社は、共通目的と貢献意欲とコミュニケーションが高い次元で機能しています。

この中でも、特に難しいのはコミュニケーションです。

上記のような素晴らしい会社でもコミュニケーションはとても難しいのです。

対して、一般的な会社では、コミュニケーションが取りにくい環境になっています。

部下・後輩から積極的にコミュニケーションを図ろうとするケースはほとんどありません。

ところが、中には部下・後輩がそれをすることが常識だと思われている会社もあります。

報告・連絡・相談がその典型です。

部下・後輩にとって言いやすい環境ができていることが前提

報告・連絡・相談が機能していない会社がとても多いです。

それはなぜなのでしょうか?

結論から言えば、だからこそ、リーダーからの声かけと傾聴が大切なのです。

逆転の発想が必要です。

人を大切にするいい会社では、部下・後輩からの積極的なコミュニケーションが多く出てきます。

例えば、自ら問題点を見つけてカイゼン案を提案するという「提案制度」が機能しています。

提案制度が機能するためには、部下・後輩にとって言いやすい環境ができていることが前提となります。

「それは違う」と即座にリーダーから否定されてしまうような環境では、部下・後輩は提案制度を出さなくなってしまうのです。

言いやすい環境をつくるために、リーダーには声かけと傾聴力のふたつが求められるのです。

これらは極めて重要ですが、同時に難易度も高いです。

報連相が機能しないのは当然のこと

報告・連絡・相談が機能しない会社がとても多い理由について述べます。

それは、リーダーが「声かけと傾聴力」の全く反対のことが起きているからです。

つまり、リーダーが声をかけない、傾聴しないということです。
(リーダーの方は耳が痛いかもしれませんがお許しください。)

部下・後輩からの報告・連絡・相談が当然のことだと思っている会社では、次のようなことが起きます。

それをしない部下に対してリーダーが報連相を強要します。

時には「なぜ報告しないんだ」と叱ります。

さらに、報連相の内容について「叱る」ことも「日常的に」行われます。

報連相で大切なのは、「BAD NEWS(問題点)」が上がってくることなのですが、そのたびに叱られていては部下のモチベーションは下がるのです。

これでは叱られるために報連相をしているようなものです。

だから、現場の問題点がなかなか上がってこないのです。

質の高いコミュニケーションのために歩み寄ることが本質

報連相は、そもそも質の高いコミュニケーションを図るために行うものです。

それが機能しなくなる要因は、部下・後輩が言いにくい環境をつくってしまうことに他ならないのです。

「報連相は重要だ」という常識にとらわれてしまうと思考がストップし、本質が見えなくなってしまうのです。

実際の報告の場面では、リーダーに傾聴力がないために部下・後輩が話をしている最中に遮ったり、否定してしまったりします。

中には怒ってしまうケースもあるのです。

すると、部下・後輩は報連相が嫌で苦痛なものになります。

そのような状況で、真の情報があがってくるでしょうか。

「BAD NEWS」はごまかされ、問題は先送りされることが横行することでしょう。

それではいい会社が実現できないのです。

部下・後輩からの報告が上がってくるのを「当然だ」と思ってしまうと、傾聴しようとする気持ちが失われてしまうのです。

質の高いコミュニケーションを実現するためには、リーダーが部下に歩み寄る姿勢がとても重要なのです。

声かけと傾聴力の重要性

リーダーから声をかけて、部下・後輩の話を傾聴する、その繰り返しこそが質の高いコミュニケーションの源となります。

もう少し掘り下げてみますと、役職者にとって、部下・後輩への声かけは、モチベーションを上げることに繋がります。

そして、傾聴力とは、一方的な声かけではなくて、しっかりと部下・後輩の意見に耳を傾けると言うことです。

それは、部下・後輩にとって「わからないことをそのままにしない」ことにも繋がります。

この双方向のやりとりこそが良質なコミュニケーションに繋がっていくのです。

部下・後輩にとって、わからないことをそのままにすることは日々不安が大きくなり大変危険です。

それに比例するようにモチベーションも下がっていきます。

しかし、多くの企業で「わからないことをそのままにして仕事をする」ケースが目立ちます。

それは、部下・後輩がリーダーに対して「聞きにくい」「聞くと叱られる」というような理由からです。

それがエスカレートすると、部下・後輩はやがて「指示待ち人間」「やらされ感」で仕事をするようになってしまいます。

ひどくなれば辞めてしまうことでしょう。

そのような企業は生産性が下がりますので給料も良くなくお休みも取れないといった悪循環に陥っています。

それゆえ、声かけと傾聴力はとても大切なのです。

声かけと傾聴力によってモチベーションと業績が高まり離職率が下がる

これらは、企業の差別化に繋がります。

他の企業では良質なコミュニケーションが取れていないからです。

コミュニケーションは、公式組織が成立する大切な要素のひとつです。

それだけに高い次元で機能させることは難しく、どの企業でも課題となっているのです。

リーダーからの声かけと傾聴力は、モチベーションを上げることにも、離職率を下げることにも繋がります。

誰もが「コミュニケーションが大切だ」とわかっているのですが、それらができないケースも非常に多く認められるのです。

声かけと傾聴によるコミュニケーション、つまり、双方向のやり取りがしっかり取れている企業は業績も高く、業績も高くお休みも取りやすい風土になっています。

みなさんの会社でもさらに磨き、進めていきましょう。

日本一社員さんが幸せと言われている会社でも

日本でいちばん社員さんが幸せだと言われている未来工業さんでも上司が部下に積極的にコミュニケーションを図っています。

未来工業さんでは部下からの(強制的な)報連相が禁止されています。

その代わり、上司が部下に対して報連相を行っているのです。

理由は、現場からの情報を素早く吸い上げ、カイゼンすることが会社やみんなのためになるからです。

それがモチベーションや生産性の向上、そしてお給料やお休みといった待遇の向上に繋がるのです。

そのために上司は部下からの正しい情報を素早く吸い上げることを大切にしています。

良質なコミュニケーションは部下から「待っている」だけでは実現できません。

リーダーからの「声かけ」は極めて大切な取り組みなのです。

そして、どんな内容の提案でも否定されることはありません。

「○でも△でも□でもいいから提案制度を出してくれ」と言っていた山田昭男相談役の言葉を思い出しましょう。

部下・後輩が言いやすい環境をつくらないと提案は出てこないのです。

そのためには、絶対に否定をしないことが大切なのです。

そして、良質な提案は、圧倒的な量からです。

しかし、一般的な会社のリーダーは、いきなり完璧な満点の答えを求めてしまいます。

満点の答えでなければ認めないことが当たり前のように行われています。

それでは、部下・後輩は萎縮して提案を出さなくなってしまうのです。

きっかけはリーダーから

良質なコミュニケーションは、部下から上司にするものではなく、上司から積極的に行うことが大切です。

一般的な会社にとっては、逆転の発想が求められることでしょう。

そして、人を大切にするいい会社では、リーダーが率先してより良く変わろうとしています。

だから、多くのリーダーが部下・後輩から尊敬されているのです。

反対に、一般的な会社では、リーダーがより良く変わろうとすることに対して後ろ向きなケースも少なくありません。

それではいつまで経っても会社は変わらないのです。

日本でいちばん社員が幸せな会社である伊那食品工業の塚越会長の語録に「社員一人一人の成長の総和が、会社の成長である。」というものがあります。

これはどういうことかというと、今日より明日、明日より明後日、そして1年と自分の成長が感じられるようになれる人が会社に増えれば自然と会社の成長も実感できるということです。

リーダーから率先することが大切なのです。

「自分は変わりたくないけれど、会社が変わることに期待する」という姿勢の社員さんが多く存在する会社に明るい将来はありません。

給料等の待遇も上がっていきません。

そのためにも、まずはリーダーからぜひとも「声かけ」を実践してみてください。

部下からの報告に対しては、傾聴を徹底してください。
(傾聴力(傾聴のスキル)についての詳しいお話はまた後日いたします。)

リーダーがより良く変わることで、会社もさらにより良く変わります。

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