仕事のひとつひとつに目的を持たせることがいかに大切か

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

目的が曖昧のまま仕事を進めないようにしましょう

仕事においてまず大切なことは、なぜこの仕事をするのかという目的を明確にすることです。

仕事は、商品であれ、サービスであれ、必ず人へ提供されます。

仕事は必ず人の役に立っているのです。

だから、その人の立場になって、どうすれば喜ぶかを考えることができれば、より目的は明確になります。

目的が明確になったら、段取りをしましょう。

それは、「いつ、どこで、誰が、何を、どのように、いくらで」を決める(計画する)ものです。

その計画を実行したら、チェックします。

チェックの際には良い点と問題点の両面があります。

それらをカイゼンし、さらに繰り返すことで仕事はより良いものとなります。

これらがいわゆるPDCAサイクルとなります。

何となく仕事をしてしまう人や、明確な目的を示さないで指示を出してしまうリーダーは、非常に生産性が低くなるおそれがあります。

ぜひ目的を明確にして欲しいと思います。

目的を明確にする理由

仕事に取りかかる前(段取り時)に、まずはその仕事のそもそもの目的を明確にすることを習慣にしましょう。

では、なぜ目的を明確にする必要があるのでしょうか。

それは「私たちの働ける時間に限りがあるから」という、そもそも論があるからです。

効率という言葉でよく置き換えられますが、その源は「有限である時間の中でいかに最高のパフォーマンスをするか」なのです。

目的がないままに仕事をしてしまうと、後でやり直しとなり無駄が発生してしまうリスクが高まります。

それは完成品のイメージや設計図がないままプラモデルを作るようなものです。

航海図がないまま航海に出るようなものです。

それは大きなロスなのです。

人件費や材料費が無駄になってしまうだけでなく、お客さまにも迷惑をかけてしまうのです。

また、失われた時間は二度と取り戻すことができないのです。

いい会社を実現する(ワーク・ライフ・バランスを進める)上でとても大切なのは「私たちの働ける時間には限りがある」ということを知ることなのです。

繰り返しますが、目的がないままに仕事をすることは絶対にしてはいけません。

給料やお休みといった待遇面を高めるためにも必ず「その仕事の目的は何か」を明確にすることを徹底しましょう。

目的が明確でなければ、その仕事の質が下がっていきます。

そして、リーダーは指示を出すときに目的を明確に伝えるようにしましょう。

いきなり「これやっといて」という指示の出し方では生産性が高まりません。

いい会社のリーダーのやり方である「この仕事はこのような目的があるからよろしく頼むぞ」という指示の出し方を徹底しましょう。

もちろん「いいからやれ」は論外です。

目的が明確になっていなければ、以下の2点を徹底しましょう。

①そもそもの目的を明確にする
②明確にできなければその仕事を止める

仕事には必ず目的があると同時に、責任もあります。

それらが明確になっていないまま仕事をすることが結果的に大きなリスクとなるのです。

さらに「気付き」も明確な目的があってこそ良質なものが出てきます。

気付きもまた目的が明確だからこそ

結論から言えば、常に気付きができる状態でいることが理想です。

そのためには、目的が明確であることが大切です。

目的が明確でないと良質な気付きができないからです。

気がつくこと自体ができないこともあります。

目的を達成するためにどうしたらいいか考えているからこそ気付けるのです。

常に人に気を配り、相手の気持ちを考えて行動することが大切です。

人に気を配るためには、人に対して関心を持つことも必須です。

その人が何か困っているかどうかは、目的が明確であれば気付くことができます。

面倒ですが、習慣にしていきましょう

自分の仕事をより良くするためも、自分の能力を高めるためも、そもそもの目的が大切です。

目的に向かって、みずから積極的かつスピーディにPDCAサイクルを回すことができる人は、まさに企業の宝であり「人財」なのです。

そのためには、気付き、危機感を常に高いレベルで持つことが必須です。

だから、『人財』は「面倒くさい」と思われる取り組みを積み重ねることが習慣になっています。

仕事の目的は、人から「褒められ、必要とされ、役にたつ」ことに繋がりますが、思いつきだけでは長続きしません。

目的を明確にしたら、どうすれば喜ばれるかを常に考えることが大切なのです。

そして、より良くしていく取り組み(PDCAサイクルを回すこと)の実践を習慣にしていくしかないのです。

なお、「じんざい」は、「人財」とも「人材」とも「人罪」とも表現することができます。

あるべき姿は企業にとってかけがえのない存在である『人財』です。

「人罪」は会社の方針やみなさんの意見に対して常に否定的で行動もせず仲間の足を引っ張る社員のことをいいます。

日報も目的がある

日報も日々の振り返りも、目的を達成するためにあります。

日報は、みなさんの仕事の質を高め、お客さまに喜ばれるためにあります。

それは、日々PDCAサイクルを回すことによって近づいて行きます。

その積み重ねによって、みなさんのお給料やお休み等の待遇面も高まるのです。

そもそも、どんなにいい会社でも、どんなに素晴らしい人財でも、1日仕事をすれば必ず問題点が出てきます。

そこに自ら積極的に気がつくことが大切です。

問題点を見つけてカイゼンすることは真のやりがいになります。

同業他社に対する差別化にも繋がり、その先には給料やお休み面等の待遇の大きな違いを産み出していくのです。

面倒ですが、目的を明確にして行きましょう

いい仕事をするために「面倒だな」と思うかもしれませんが、目的を明確にすることから進めていきましょう。

やり始めは苦労するかもしれませんが慣れていきます。

ベテラン社員さんでも、目的を明確にすることはなかなか難しいのです。

ある会社においてベテラン社員さんにヒアリングをした際、次のように言ってくれました。

「仕事のひとつひとつに目的を持たせることがいかに大切かわかりました」と。

計画、実行、チェック、カイゼンのPDCAサイクルを見事に回すことができる社員さんの貴重なひと言です。

PDCAサイクルを回す度に「これで目的に一歩近づいた」と認識しましょう。

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