人と会社・企業

ゲーム依存症を精神疾患の一つと位置づけました(世界保健機関)

ゲーム依存症とは

ゲーム依存症を世界保健機関(WHO)が精神疾患のひとつとして位置づけたそうです。

今回なぜゲーム依存症を取り上げるかというと、これまでいくつかのクライアントで会社にいる時のスマートフォンのゲームが問題となったからです。

何気ないゲームがエスカレートして仕事に支障をきたすことがあるため注意するべきなのです。

以下、YOMIURI ONLINEの記事を引用いたします。

ゲームなどをやり過ぎて、生活に悪影響が出ている人は「ゲーム障害」(ゲーム依存症)という病気――。世界保健機関(WHO)は、ゲーム依存症を精神疾患の一つと位置づけました。どんな病気なのでしょうか。

■こんな場合は…依存症と診断か

長時間ゲームをする人が全て病気というわけではありません。〈1〉ゲームの時間や頻度を管理できない〈2〉生活でゲームを最優先にしてしまう〈3〉こうした行動が長く続いている――という人は、ゲーム依存症と診断される可能性があります。

朝までゲームに夢中で学校に行けなくなり、家族が取り上げようとすると暴れるのは代表的な例です。

依存が長く続くと脳の機能が低下し、感情がコントロールできなくなります。動かないため、骨がもろくなる人もいます。最近の厚生労働省の調査では、ネット依存が疑われる中高生は推定で52万人。多くはゲーム依存とみられます。

■手軽なスマホが入り口

7年前にネット外来を開設した国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県)によると、以前のゲーム依存はパソコンやゲーム機でしたが、今はスマートフォンが半分近くを占めます。

スマホは移動中や学校の休憩時間にも遊べます。時間やお金をかけるほど有利になり、ゲーム中の仲間と協力するうち、家庭や学校よりゲーム内の人間関係を優先させるようになります。スマホの手軽さやネットゲームの仕掛けが、依存性を高めているのです。

■「いずれ飽きる」と様子を見ていると悪化

多くの場合、ゲーム依存は本人ではなく家族や友人が気づきますが「いずれ飽きる」と様子を見ていると悪化します。異変に気づいたら「やり過ぎじゃない?」「勉強どうするの?」と声をかけることが大切です。

家族でスマホを使わない時間を作り、部活や習い事などで日常生活を充実させることも予防になります。

■10代が3分の2占める

国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長の話「依存症は、飲酒やギャンブルなど大人の病気だと思われがちですが、ネット外来の初診患者は昨年、10代が3分の2を占め、9歳以下の子供も2人いました。心も体も成長中の子どもの方がかかりやすく、治療が難しいと感じます」(YOMIURI ONLINE ヨミドクター 2018年7月6日)

ゲーム障害(依存症)について、みなさんはどのような感想を持ちますか?

みなさんの職場でも「もしかすると」と思いつくようなことがあるかもしれません。

仕事中にもスマホのゲームをついやってしまうことがあります

仕事中にスマホのゲームをやる方が同僚や後輩にいたらみなさんはどのように思いますか?

多くの方が考えられないと思うことでしょう。

場合によっては、注意することでしょう。

もちろん、昼休み等の休憩中ならばいいですし、いいリフレッシュになるのならばと思います。

しかし、仕事のほんのした合間にゲームをしている方がいたら要注意です。

我慢できなくなり始めている可能性があるからです。

また、そうした姿を他人に見られたらいい印象を持たれません。

それがお客様だとしたら、会社の信頼も失われてしまうかもしれません。

もしこちらが休憩時間であったとしても、お客様はそのように見ることがないからです。

実際にお客様からクレームが来たら「休憩時間だったものですから」とは言えません。

ここがポイントなのです。

言えないのならば会社でゲームをすることは慎むべきです。

これは当然のことなのですが、お客様の厳しい目に合わせる必要があります。

しかし、そうした感覚すらも麻痺してしまうほどゲームへの傾倒は怖いものなのです。

このくらい大丈夫だろうという気持ちがそれでは済まなくなり、エスカレートしてしまうのです。

休憩時間中に少し触ることから、気になって仕方がない状態までなってしまうのです。

まさに依存しているような状態です。

人には依存症になる性質があります。ちょっとだけでは済まない点がポイント

私はどんな人でも何らかの依存症になる性質があると思っています。

依存症には、タバコ、アルコール、ギャンブル等様々なものがあります。

そして今回のゲームです。

しかし、問題は自分でハマってしまっている状態に気がついていないケースも多い点です。

「自分はそんなことはない」と思っている方も少なくないのです。

なかなか自分で自覚症状がないのです。

仕事中に気になって仕方がない状態になったらすでに依存症だと思います。

普通は仕事をしている時は気になりません。

感情と生活習慣のコントロールを

「依存が長く続くと脳の機能が低下し、感情がコントロールできなくなります。」という点は注意しなければなりません。

感情がコントロールできなくなると実生活や仕事にも悪影響を及ぼすからです。

人格が変わったかのような表情でゲームをしている方もいますが、このままの状態が長く続くことで実際の人間関係や仕事に悪い影響をもたらすのではないでしょうか。

いい生活をおくり、いい仕事をするためには、感情も欲望も自分でコントロールすることが重要です。

同じように、生活習慣も自分でコントロールすることが求められます。

これが本来の管理です。

自分で管理することができなくなったらすぐに依存症を疑い、強い意識を持ってコントロールするようにしていきましょう。

精神疾患というと特別のようなイメージがありますが、私は誰でもなる可能性があると思っています。

ゲーム依存症も精神疾患のひとつとなると、私たちはつい特別なものであるかのようなイメージを抱きます。

しかし、私は誰でもそうなる可能性があると思うことが大切だと思っています。

そして、「その境目は誰にもわからない」ということも実感として持っています。

いつ、誰が、どのタイミングでそうなるかわからないという前提の元、常に気をつけることしかないと思っています。

自ら率先して自分自身を管理し、コントロールしていくことが大事なのです。

これも常に実践しながら練習していくこと(その状態に慣れること)が必要です。

なお、精神疾患とはデジタル大辞泉によりますと以下のように記されています。

精神疾患とは
脳の機能的な障害や器質的な問題によって生じる疾患の総称。遺伝子要因とストレス・身体疾患などの環境要因が複雑に関与して発症すると考えられ、生涯を通じて5人に1人がかかるといわれる。心の病。心の病気。
[補説]統合失調症、双極性障害(躁うつ病)などの気分障害、適応障害、パニック障害・PTSD・強迫性障害などの不安障害、解離性障害、摂食障害、睡眠障害、パーソナリティー障害、性同一性障害、発達障害、アルコール・薬物依存症など、さまざまな疾患が含まれる。

人にとって大切なものを見直すいい機会ではないでしょうか

ゲーム依存症が精神疾患のひとつと認定されたことは驚きです。

しかし、これをプラスに捉えるならば、人にとって大切なものを見直すいい機会ではないかと思っています。

社会生活を営む上で自分がやりたいことだけを追求するのは問題です。

ましてや会社でゲームをすることは自分のやりたいことだけの追求です。

さらにコントロールがきかなくなったら依存症の疑いがあります。

そうなる前に、人のためになることや人に迷惑をかけないことを重視しましょう。

ゲームをすることが会社の仲間やお客様に迷惑をかけることになるのです。

それを意識すれば依存症になる前に大概防げるのです。

敢えてゲームが必要な状況を考えるならば、それが自分のリフレッシュになり、本業の仕事をさらにがんばり、生産性が上がることが「あるべき姿」です。

そうでなければ、会社でゲームをする必要は全くありません。

人にとって大切なものを見直すいい機会です。

大丈夫でいきましょう!

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