モチベーション・やりがい・仕事の喜び

機嫌がいいことはとても大切です。常にマネジメントしましょう。

機嫌や感情のコントロールを意識されていますか

私たち人間は感情の生き物です。

どうしても機嫌のいい時とそうでない時があります。

機嫌とはデジタル大辞泉によりますと次のように記されています。

1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。「―がよい」「―を損ねる」
2 人の意向や思わく。また、安否やようす。「―をうかがう」
3 そしりきらうこと。嫌悪すること。
「時人の―をかへりみず、誓願の一志不退なれば」〈正法眼蔵・行持〉
4 時機。しおどき。
「病をうけ、子産み、死ぬることのみ―を計らず」〈徒然・一五五〉

機嫌がいい時と悪い時で態度に差が出てしまうこともあります。

どちらが相手に不快感を与えない態度になるか考えてみれば、ほとんどの方が前者を選ぶことでしょう。

反対に、機嫌が悪いのが態度に出れば、相手に不快感を与えてしまっているかもしれません。

ところが、機嫌が悪いのが態度に出てしまっていることを案外本人が気がついていません。

ここがポイントです。

機嫌がいいことは大切なことです。

機嫌が悪かったとしても態度に出ないように自分自身をコントロールすることが求められます。

では、機嫌そのものをコントロールできるでしょうか?

イラッとした感情をコントロールするよう努める

結論を言えば、機嫌はコントロールできます。

機嫌が悪くなるときの状況を考えてみましょう。

それは自分にとって「気に入らない」感情が芽生えたときです。

もう少し具体的に言うと、相手から受けた言葉や態度に対して「自分の気持ちと違っていたり思い通りに行かない状況」に対して腹立たしく思ってしまうのです。

例えば、相手から言われた何気ない言葉や態度にイラッとすることがあります。

また、こちらの投げかけた言葉に対して、相手が期待通りの反応をしてくれなかった時にも起こります。

しかし、腹が立ったり、怒りがこみ上げて来るのは「瞬間」です。

ここがポイントです。

心に余裕を持って、その瞬間の「イラッと」を鎮めるようにしましょう。

心の余裕の持ち方は、深呼吸です。

息を吸うのではなく、3秒心の中で数えながらお腹から息をはいてみましょう

それだけで「イラッと」の感情は随分とコントロールができるようになります。

イラッとする言葉に対するトレーニング

最近、人から言われて立腹しそうになった(むかついた)言葉を思い出しましょう。

今日一日でイラッとした言葉でも構いません。

例えば相づちで考えてみましょう。

イラッとする相づちで良く聞くのは以下の言葉です。

〇なるほど(わかっていないのに)
〇(はいを何回も言う)はい、はい、はい
〇(相手の話が終わっていない前に)はい、はい

相手に悪気がなくても、こちらが不快感を覚えることは多々あります。

それらの言葉に対して、イラッとしないようにすることが得策であり、意識することでトレーニングになります。

もちろん、本来は相手の方にそういった言葉を使わぬよう求めたいところです。

すぐに言いたい所ですが、感情的になった状態で言うよりも、冷静な時に言った方が効果的です。

その意味でもいちど怒りを鎮めましょう。

その鎮め方は、先ほどの深呼吸です。

イラッときたら「1,2,3」と心の中で数えながらお腹から息をはいてみましょう。

まさに一呼吸置くのです。

つい3秒前よりも冷静な自分に気がつくことでしょう。

再び怒りの感情が沸き上がってきたら、再度「1,2,3」と数えてお腹から息をはいてみましょう。

これは相当の訓練が必要ですが、次第に慣れてきます。

機嫌が悪いことは癖になる・・・イラッとからイライラへ

イラッとならばまだいいですが、常にイライラしている人も見受けられます。

部下・後輩の立場の人にうかがいます。

「なぜこの人はいつもこんなに機嫌が悪いのだろう?」と思うことはありませんか?

また自分にだけつらくあたる上司に対して「なぜこの人は自分にばかりなぜひどい態度を取るのだろう」と思うことでしょう。

これらの要因は、機嫌が悪くなるのも無意識の癖があるからです。

何かがきっかけとなって、条件反射で「不機嫌」という感情が呼び戻されてしまうのです。

いつも怒っている相手であれば、その人の顔を見た瞬間「イライラスイッチ」が入るのです。

例え朝であってもそうなってしまうケースもあるのです。

これは多くの人に気がついて欲しい人間の癖・習慣です。

先入観や思考の癖に支配されてしまうのです。

反対に、リーダーのみなさんには特に注意して欲しいのですが、朝から部下・後輩を叱ることは絶対にしてはなりません。

なぜなら、それをしても部下・後輩は変わらないからです。

せっかく新しい気分の朝なのですから気持ちよく迎えた方が余程いいのです。

中には、昨日まで強烈に叱りつけていた部下と今朝顔を合わせた瞬間、再びスイッチが入ってしまう場合がありますが、それでは組織の生産性は高まりません。

意識して変えていくようにしましょう。

感情のコントロール・訓練を。リーダーは傾聴のスキルが必須です。せっかちにならないように自分をコントロールすること

自分自身の機嫌のコントロールは、上司・リーダーにこそ身につけなければならないスキルです。

リーダーは、組織間のコミュニケーションを円滑に図り、より質の高い仕事を生み出すことが求められます。

コミュニケーションを円滑に図るためには、「傾聴のスキル」を実践することが必須になります。

そして、リーダーの仕事は、自分の感情の赴くままに行動することではありません。

機嫌が悪くなったときはろくなことがないのです。

むしろ、自分の感情よりも部下・後輩の感情を優先しなければなりません。

なぜなら、リーダーのいちばん大切な仕事は、部下・後輩のモチベーションを高めることだからです。

リーダーが自分の感情の赴くままに言葉を発して、組織の生産性を下げてしまうことが多々あるのです。

特にリーダーがせっかちな状況になってしまうと、傾聴ができず焦り等の感情がすぐに出てきます。

相手の言っていることを瞬時に判断してしまうのは得策ではありません。

報連相ではよくこのシーンに出くわします。

相手が話をしているのに先回りして言葉を言ってしまうことがありますが、それは生産性を低めるコミュニケーションの元凶です。

それは、傾聴のスキルがない証拠です。

当たり前の事を当たり前に。常に機嫌を良くしようとすることがとても大切です

傾聴のスキルは、トレーニング(訓練)することで獲得できる能力です。

リーダーは部下・後輩のモチベーションを高めるために、常に気分のいい状態を演出することを意識しましょう。

あの人の前だとつい怒ってしまったり、あの人の前だととても気分がよかったりするのが人間だからこそです。

これらは無意識のうちに染みついた習慣なのですが、まずはその状態に気がつくことが大切です。

無意識から有意識へ変えてみましょう。

それにより、機嫌もコントロール可能な状態になっていくのです。

機嫌のいい状態を「演じきる」気持ちでいい1日を送りましょう。

自分自身も、組織も変わっていきます。

大丈夫でいきましょう!

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