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前向きな意見を言えない、全部否定されてしまうのはなぜだろう?

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

前向きな意見が言えない、全部否定されてしまう

組織の3要素である共通目的、貢献意欲、コミュニケーションの中で、最も難しいものは何か復習しましょう。

それはコミュニケーションです。

これは全ての会社に共通する問題点であると言えます。

コミュニケーションは双方向のやり取りが前提です。

しかし、それができない会社が非常に多いのです。

特に上司と部下の間で顕著です。

その具体的な例として、部下・後輩からしてみると「前向きな意見が言えない」「全部否定されてしまう」というものがあります。

そういった会社で、真にいい会社というのはありません。

だから、「前向きな意見がいえるか」はいい会社か否かの重要な判断基準になります。

リーダーは自分の感情が大きくなってしまう

では、なぜそのようなことが起きるのか考えましょう。

人には「自分だけの思い通りに物事を動かしたい」という心理があります。

簡単に言うと、これは「相手を尊重する」の反対です。

特にリーダーでこの意識が強いと、部下・後輩の意見を聞くことができなくなります。

無意識のうちに否定してしまうことがあるのです。

これは会社がより良く変わっていくためにリーダーが最も注意しなければならない点でもあります。

多くの会社で提案制度が機能しないのは、このような理由です。

「どうせ否定されるから」と社員さんが思ったら提案制度は出てこないのです。

社員さんが「あきらめ感」を持ってしまったら組織の生産性は大きく下がるのです。

こうしたことは多くの会社で同じように問題となっています

部下・後輩の前向きな提案を潰してしまうリーダーは決して少なくありません。

その原因は、リーダーひとり一人に無意識に沸き上がるそれまでの思考の癖・習慣にあります。

それをまとめると次のようになります。

〇部下・後輩に完璧なものを求める(量ではなく質)
〇自分の思い通りに部下・後輩が動かないと気が済まない

みなさんは驚くかもしれませんが、完璧を求めるリーダーがいる会社では提案制度は決して機能しません。

いくらリーダーが呼びかけても部下・後輩は提案を出そうとしません。

「どうせ否定されるから」と思っているからです。

リーダーは、仮にその提案のレベルが低かったとしても、社員さんが関心を持って会社の為になることを考えてくれた事が尊いということを忘れないようにしましょう。

提案も提案制度も「質より量」が重要であることを認識しましょう。

ところが多くの会社で反対になっています。

「量より質」だと思っている方がとても多いのです。

しかも、完璧なレベルでの質です。

それではいい提案はおろか、提案自体が出てこないのです。

リーダーはそこに気がつくべきです。

このような状態では前向きな意見がでてくる訳がないのです。

質より量の提案の中から少しずつ良質なものが生まれてくるのです。

そして、大切なのは、すべての社員さんが前向きな意見を言えることです。

このことを忘れないようにしましょう。

会社の為を思い、例え中途半端でも前向きな意見を考えて言ってくれたことを評価するべきなのです。

完璧さよりも大切なのは関心を持って考える事

人は他人を評価するときに、どうしてもその人を完璧な状態をイメージします。

自分で考えることができる社員を育成することがリーダーの大切な仕事なのですが、それができないようにしてしまっているのです。

どんなに小さな提案でも「会社をより良くするため」の尊い意見です。

そこに感謝できるリーダーがたくさんいる会社がいい会社です。

日本でいちばん社員さんが幸せだと言われている未来工業さんがなぜ提案制度を大切にしているのか、そして報連相禁止なのかよく分かります。

常に前向きに考える社員さんと風土をつくることが何よりも大切なのです。

そのためには、これまでのイメージ、常識・当然と思っていること等から一度脱却することがとても重要です。

同時にリーダーは傾聴のスキルが必須です。

リーダーは否定せず、一度受け止める姿勢が大切です。

どんなに自分の考えがあっていると自信があったとしてもそれをその時点で述べないことです。

前向きな意見を誰もが言える社風をつくることの方が大切なのですから。

ぜひ前向きな意見を言える風土をつくっていきましょう

上司と部下の関係では、意見がぶつかった場合必ず上司が勝ちます。

それは当たり前です。

しかし、部下に提案を求めているときにリーダーがこの姿勢では、部下は提案を出さなくなります。

これも当たり前です。

ところが、この当たり前に気がついていない会社も少なくありません。

前向きな意見が言えない、全部否定されてしまうと社員さんが感じている会社は非常に多いです。

だから、いい会社にしていくためには反対のことをするべきなのです。

リーダーが部下・後輩に提案を求めている時は、絶対に否定をしないということです。

まずは、部下・後輩の提案を否定せずに最後まで聞くと言うことです。

それらを傾聴のスキルといいます

これからのリーダーに必須のスキルは傾聴力です。

まずは否定せず、部下・後輩の意見に耳を傾けると言うことです。

そこで本音が出てしまったら上司としての力量があるとは言えません。

部下・後輩の本音を引き出した方がいい組織になっていくのです。

リーダーに求められるのは自分の感情をコントロールすることです。

それは「我慢」です。

そして、その状態に次第に慣れていきます。

部下・後輩が前向きな意見を言いやすくなった時、会社は確実により良く変わっています。

そこがリーダーの真の力量となるのです。

これらはシンプルでありながら極めて難しいです。

でも、トライしてみましょう。

常に逆転の発想で。

やり続ければ確実に社員さんは自分の能力・魅力を発揮しようとしてくれます。

会社はより良く変わっていきます。

大丈夫でいきましょう!

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