ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

今日は人を大切にする経営学会の第5回総会でした

慶応大学日吉キャンパスで開催

今日は恩師坂本光司先生が会長をされている「人を大切にする経営学会」の第5回総会が開催されました。

場所は慶応義塾大学の日吉校舎です。

全国各地から「人を大切にする経営」を実践されている方、研究されている方、支援されたりする方々が集まりました。

会場は満席で、その数は数百人規模です。

メディアの方々もお見えになっていました。

改めてみなさまには「人を大切にする経営学会」の設立趣旨をお伝えします(学会ホームページより)。

1960年代の高度経済成長期、旺盛な需要と円安経済に支えられ、わが国経済は夢と希望に満ち溢れ、その牽引車であるわが国企業の起業家精神は高く、その業績も総じて高水準でした。
しかしながら、その後、経済社会のボーダレス化・グローバル化、さらにはソフト化・サービス化の進行や国民所得の向上等が相まって、わが国経済の活力は次第に低下していきます。
こうした劣化する経済活力、とりわけ企業の起業家活動を活発化させるため、この間、政府はもとより、わが国企業も、よりグローバルな視点からその経営戦略を再編するとともに、なお一層の生産性強化・競争力強化に取り組んできました。

しかしながら、その結果としての現実はというと、依然、低水準の経済成長にあるばかりか、企業の赤字率も年々高まり今や70%を超えています。
こうした厳しい経済環境の中ではありますが、全国各地には好不況を問わず高い業績を持続している企業が少なからずあります。こうした企業は、高度経済成長期においてはそれほど目立つ存在ではありませんでしたが、近年その経営学が学会のみならず産業界においても注目されてきています。
好不況を問わず好業績を持続する、いわば「景気超越型企業」「景気創造型企業」や、そこで実践されている企業経営の学術的研究は、未だ緒に就いたばかりであり、これから、なお一層の研究がまたれますが、その最大級の特長は、「企業に関係する人々の幸せを最重視した経営学の実践」と、言い切る研究者も増加傾向にあります。
業績重視・技術重視・シェア重視といった経営ではなく、人の幸せを重視する経営の実践こそが、結果として企業に安定的な好業績をもたらすという経営学の普及・深化は、単に産業界の経営の在り方だけではなく、広く医療関係者や、産業支援機関関係者に多大な影響を与えるものと思われます。

そこで今回、私たちは「人を大切にする経営学」をなお一層深め、その理論化・体系化を研究するとともに、再び活力に満ち満ちた企業や社会の創出を目的に、「人を大切にする経営学会」を設立することといたしました。
学会の活動は、学際的となりますので、大学研究者・大学院学生はもとより、企業経営者や起業家、弁護士や公認会計士など専門家、産業支援機関の担当者や行政関係者、さらには医師や産業保健福祉士等、医療関係者等の参加をお待ちしています。

坂本光司先生の挨拶から

挨拶は坂本光司先生です。

坂本先生から今日は北海道からも沖縄からも来てくださった方がいることを知りました。

学会ができて5年間に、実にいろころな方が来られるそうです。

アジアの方も多いそうです。

近頃では、中国の経営者の方から坂本先生に多くのお手紙を寄せてくれるそうです。

坂本先生は、その中の一人の経営者の方の声を紹介されました。

『人を大切にする経営は人類の究極の経営です。私たちの会社でも実践していきたいです』

『巨大な会社の経営は間違っている』

国境を飛び越えてこのような気持ちを持っている方がいることはとてもうれしいです。

人を大切にする経営はグローバルに求められているのです。

基調講演は未来工業の山田雅裕社長です

基調講演は、日本でいちばん社員さんが幸せだと言われている未来工業の山田雅裕社長です。

未来工業さんは本学会の設立趣旨の最先端を行く企業であると言っても過言ではありません。

学会が運営する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において、栄えある第1回目の受賞企業(経済産業大臣賞)です。

また、2015年には第1回ホワイト企業大賞を受賞しました。

ここに参加されたみなさんは全員が未来工業さんのことを知っているといっても過言ではありません。

また、多くの方がファンではないでしょうか?

源流は劇団未来座にある

雅裕社長のお話しに多くの方が驚いたことでしょう。

また、多くの笑いが起きました。

未来工業さんの源流は「劇団未来座」にあります。

人(お客様)を楽しませることが自分自身のやりがいであり、人に喜ばれることを積み重ねることが人生の充実です。

それがそのまま会社になったのが未来工業さんなのです。

限られた時間の中で最高のパフォーマンスをする社員さんひとり一人がエンターテイナーです。

そのために常に考えるのです。

未来工業さんは我が国を牽引するお立場です。

ワーク・ライフ・バランス、働き方改革といった施策が後から追いかけているような会社です。

残業をしないように努力をするのは、簡単に言えば儲からないからです。

つまり、1.25倍、1.5倍という人件費が商品価格に転嫁できないからです。

極めてシンプルですが本質です。

会場に来られた多くの方が真剣メモを取っていました。

休みが多いからといって「楽」な会社ではありません。「大変だけど楽しい会社」です

未来工業さんは人気のある会社ランキングでも常に上位に顔を出しています。

近年、静岡や東京の学生さんからも質問を受けることが多くなりました。

しかし、こういっては何ですが、「休みが多い」からといって何もしなくていい会社ではありません。

決して楽な会社ではありません。

強制されることもありませんし、教えてもらうこともありません。

「自分で」常に考えることを実践していかなければならないため、大変なのです。

大変だけど楽しい会社なのです。

もし、これから未来工業さんに入社したい学生さんがいましたら参考にして欲しいです。

そうすれば、未来工業さんで幸せに働けることでしょう。

反対に、人生を楽しめる方でないと未来工業さんで働く喜びは得られないかもしれません。

そして、未来工業の社員のみなさまにはこれからも世の中を牽引して欲しい

未来工業さんは「よそと同じことはしない」という姿勢を貫き、常に世の中や制度が追いかけてくる企業です。

これからも我が国の先頭を切り開いて欲しいと切に願っております。

学会に参加された方々の多くがそう思っています。

弊社のクライアントも、みな未来工業さんのファンです。

私もファンのひとりとして心から願っております。

次に講演をされた株式会社エイチ・エス・エーの田中勉社長、慶應義塾大学の前野隆司教授のお話も大変ためになりました。

社員さんの幸福度が高い会社は生産性も高いことが改めて痛感できたお話でした。

また機会をつくりお話ししたいと思います。

大丈夫でいきましょう!

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