感情をコントロールしていい仕事をしていい会社をつくっていきましょう

  1. 人と会社・企業

感情とは何か?「外界の刺激の感覚や観念等の物事に感じて起こる気持ち」

いい会社をつくるためにも、いい仕事をするにも、自分のマイナスの感情をコントロールがとても重要となります。

それはとても難しいことですが、原因を究明して訓練することで可能になってきます。

今日は少しだけそのことについて述べてみたいと思います。

まず感情が生み出される原因から見てみましょう。

そもそも感情とは、デジタル大辞泉によりますと次のように記されています。

物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど。「感情をむきだしにする」「感情に訴える」「感情を抑える」「国民感情を刺激する」

つまり、感情とは「外界の刺激の感覚や観念等の物事に感じて起こる気持ち」であることを抑えましょう。

自分以外の外部環境から受けた刺激によって感情は起こりうるのです。

多くの場合、怒ろうとして怒るわけではありませんし、喜ぼうとして喜ぶわけではありません。

さらにもうひとつ重要な点を付け加えるならば、それらは瞬間的かつ無意識に沸き上がるという点です。

だからこそ、マイナスの感情はその瞬間をコントロールすることが大事なのです。

人はなぜむかつくのか・・・むかつくのは外側からの刺激が自分の意識や常識、習慣等と違っていたときに起こる

ではここで、マイナスの感情のひとつである「ムカつく」「むかつく」というものを取り上げたいと思います。

むかつくとはデジタル大辞泉によりますと次のように記されています。

1 吐きけを催す。むかむかする。「車酔いで胸が―・く」
2 腹が立つ。しゃくにさわる。「話を聞いただけで―・く」

この場合は、腹が立つ方を指します。

私たちは対人関係において「ムカッ」くる時があります。

その原因を突き詰めていくと、「外側からの刺激となる相手の行動・言動等」と、「自分の意識や常識、習慣等」と「乖離したときに起こる」のだということに気がつきます。

ところが「自分が絶対に正しい」或いは「自分の思い通りにしたい」という気持ちが強ければ強いほど、相手の行動を受け止めることが難しくなってきます。

短気と言われる方はこの感情が行動となって瞬時に出てきているのです。

それがいい会社づくりにおいて大切かというとそうではありません。

むしろ、その気持ちをコントロールすることが求められるのです。

感情をコントロールするために「人の話を最後まで黙って聞きましょう」をやってみましょう

では感情のコントロールを実際に行ってみましょう。

いろいろなやり方がありますが、ひとつ手軽に実践できるものを紹介します。

それは「人の話を最後まで黙って聞きましょう」を実践するということです。

これは、コミュニケーションにおいて誰もが持っているべきマナーだと言えます。

また、会社組織においても「あるべき姿」として目指して行くべきでしょう。

特に傾聴力が求められるリーダーには必須です(もし報告・連絡・相談をするならばなおさらです)。

部下が自分に話をしている最中に、ついリーダーは言葉を発してしまいたくなります。

その気持ちにグッとブレーキを踏むのです(言葉を飲み込み堪えるのです)。

フーッと静かに息をしばらく吐くこともおすすめです。

マイナスの感情が過ぎ去ることで、冷静に対応することができます。

その時の目的は、部下から「BAD NEWS(問題点)」を吸い上げると言うことです。

自分の感情をぶつけることが目的ではありません。

もしリーダーが自分の感情をぶつけてしまったら、部下から本当の情報が速やかに上がってくることは難しくなります。

建設的で生産性のある仕事が難しくなるのです。

リーダーは日頃からのコミュニケーションで「BAD NEWS」を吸い上げることが理想ですが、そのために感情のコントロールは必須なのです。

もし部下にされてしまったら・・・相手も悪気がない時がほとんど

今度は反対に、自分が話をしている最中に部下が次のような行動をしたとします。

〇話を遮って自分の話をしはじめた
〇自分がしている話と違う話題をした

これは多くの方がムカつくことでしょう。

その瞬間も、グッと「我慢」のブレーキを踏んでみましょう。

しばらくすると、むかつく感情は過ぎ去っていることに気がつきます。

そこで怒ってしまうとそれが癖になってしまう可能性があります。

部下に悪気がないのだということを意識すると怒りを鎮めることができます。

リーダーは、冷静に部下に気付きを促しましょう。

例えば次のようにです。

「先ほど気になったんだけど人の話を途中で遮ってしまっているのに気がついているかな。それは君の実力からすると勿体ないよ。お客様の前でも出てしまうかもしれないから意識して変えてみよう」と。

人財育成の時間があれば、ロールプレイングをしてみることをおすすめします。

むかつく感情をコントロールできれば、いい会社をつくることができます。いい会社も増えるでしょう。

私たち人間は感情の生き物であると言われています。

でも感情の思うままに行動するとどうなるでしょうか?

自分が気がつかないうちに相手を傷つけてしまうことがあるのです。

だから世の中にはルールやマナーがあるのです。

そして、いい会社では公式組織成立に必要な次の3要素が高い次元で機能しているのです。

共通目的・・・経営理念や社是、行動指針等の組織に共通する目的
貢献意欲・・・社内の仲間と協働し、社外の人に貢献しようとする意欲
コミュニケーション・・・共通目的を達成するために貢献意欲を遵守し双方向のやり取りを行うこと

個人の感情がこれらよりも大きくなってしまうと組織風土はたちまち悪くなります。

社員さんのモチベーションも下がりますし、生産性も低くなっていくのです。

だからこそ、私たちは常に感情のコントロールを意識する必要があるのです。

「あるべき姿」を「演じて」みましょう。訓練しましょう

感情をコントロールするために「あるべき姿」を明確にすることがとても大切です。

共通目的である経営理念や社是、行動指針で明確にしていきましょう。

わかりやすい例では、リッツ・カールトンのクレドがあげられます。

それらは自分の感情よりも優先されるべき行動指針です。

そして、訓練を積み重ねることによってその行動は自然に身についていくのです。

思わずムカッとする感情をコントロールして、いい会社づくりをしていきましょう。

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