TBS「下町ロケット」第7話・・・次期社長候補の的場が動き出す

  1. 人と会社・企業

自分たちの身勝手な理屈を協力会社に押しつける

TBSのドラマ『下町ロケット』の第7話が放送されました。

先週からヤタガラス編に入り、佃社長は帝国重工の的場と初顔合わせがありました。

的場ははじめから見下すような高圧的な態度で佃社長に接しました。

名刺をちぎって敵意を見せた的場でした。

いよいよ的場が動き出し、自分が仕切ることを水原本部長に告げます。

次期社長候補と目されている的場にとっては、最後の一押しとなるような目に見える成果が欲しかったのでしょう。

農業のプロジェクトは打ってつけだったのです。

「佃製作所は切れ」

これが的場の財前部長への命令でした。

「町工場なんてどうだっていいじゃないか」

的場のひとことが冷たく響きます。

あまりにひどい仕打ちの帝国重工

そんなことがあったとは知らずに財前部長に試作中のトランスミッションの説明をする佃社長と佃製作所の面々。

感動する財前部長でしたが、すぐに神妙な顔つきになりました。

その後、財前部長の口から出たのは、まさかの取引中止の知らせでした。

「それはないでしょう」と佃製作所の面々が詰め寄ります。

帝国重工の的場は、エンジンとトランスミッションを内製化することを決めたのでした。

佃製作所は、長年取引のあったヤマタニに仁義を通してまでこのプロジェクトへの挑戦に社運を賭けていました。

それだけにこのあまりにも勝手すぎる帝国重工の方針は納得がいきません。

ちなみに、この「仁義を通す」という言葉は、あらかじめ客先等の関係者に連絡を入れておくことを言います。
後から「そんなことは聞いていないぞ」と言われれば、信頼関係が崩壊します。
さらに、何らかの妨害が入る可能性もあります。
だからこそ筋を通すわけです。

さらに財前部長はもうひとつ佃社長にお願いをするのです。

的場は佃製作所に頼むように財前部長に指示したのでした。

どこまでも筋が通らない対応をする的場に佃製作所の面々が怒りをぶちまけます。

あまりにも虫が良すぎます。

さすがにそれはおかしいという佃社長。

「今日の所は帰ってください」と財前部長に言うのでした。

殿村の米も迫害を受けるが

殿村の米も迫害を受けていました。

農業法人に入らないばかりに、販売場所を同級生の稲本らに占拠されてしまったのです。

その夜に殿村は佃社長と話をします。

そこで財前部長から手紙を受け取ったことを知らせます。

「お父さんの米作りの手助けをしたい」という言葉に佃社長は感激します。

財前部長の細かな心配りは素晴らしいですね。

佃社長は財前部長から受けた依頼を引き受ける決心をするのでした。

佃社長らしい決断です。

いちばん苦しんでいるのは財前部長だということを佃社長は理解していたのでした。

日本の農業のために動いている財前部長を何とかしてあげたいという想いなのでした。

キジマ工業から受注を受けそうになるが

そんなときキジマ工業からエンジンとランスミッションの受注を受けたのでした。

まさに渡りに船です。

佃製作所は盛り上がります。

ところが、最終的にトランスミッションはギアゴーストが受注しました。

エンジンはダイダロスが受注してしまったのです。

それを受けて佃製作所は大きなショックを受けました。

軽部は定時で帰りました。

立花もショックのあまり定時で帰るありさまです。

野木教授は納得しません

佃社長は野木教授を説得しにいきました。

もちろん、野木教授も納得するはずがありません。

佃製作所がプロジェクトから降ろされるならば、自分も当然離脱することを主張します。

佃社長は野木教授に自分の想いを立て続けにぶつけます。

「悔しくて悔しくて仕方ないじゃないのか」

「自分たちには的場さんを説得できるだけの力がなかったんだ」

「向こうから頼んでくるくらいの力がないと駄目なんだ」

「本当にすまない・・・」

「お前の研究は世界の役に立つものなんだ。」

「財前さんよりも信用できる人間はいないんだ」

「財前さんと一緒に新規プロジェクトを進めてくれないか」

その前に、佃社長は社員達の前で「無人農業ロボットを開発する」と宣言していたのでした。

野木教授の研究を手伝いながら、世の中のためになる選択をしたのです。

「負けたままじゃ悔しいだろ」

佃社長は野木教授に言います。

「俺はこのままで終わらない」

佃社長は野木教授の研究開発の手伝いを申し出たのでした。

野木教授はそれを受け入れます。

的場のやり方は「部下の手柄は自分のもの。目的のためなら手段を選ばない」

野木教授は佃製作所社員の心意気に感動します。

そこに帝国重工の機械製造部長奥沢が登場します。

納得のいかないことを奥沢にぶつける山崎部長。

しかし奥沢は「下請けなら元請に協力するのが当然でしょう」と横柄な態度をみせます。

悔しい思いをする佃製作所の面々。

「あちらでお話ししましょう」と奥沢が野木教授にいいました。

その時に野木教授が反論したのです。

「いや、ここでいい。」

「先日の提案の返事もしよう。あの開発コードをくれてやる。世界中にくれてやる」

「得意の内製化でつくれるもんならつくってみろ」

「これからは交渉の窓口は財前さんを通すように」

奥沢が倍返しを食らった瞬間でした。

奥沢は帰京後そのことを財前部長に言います。

「また佃さんに借りができたな」

財前部長がぽつりと言います。

的場のプレゼンの次の日に待っていたのは

帝国重工はアルファ1というプロジェクト名で的場がプレゼンを行いました。
(これは本来財前部長が行うべきプレゼンです。)

ところが、次の日に新聞に掲載されていたのはほんの一部でした。

朝のテレビで大々的に紹介されていたのはダイダロスの重田だったのです。

プロジェクトの名前はダーウィン。

これで下町の中小企業対大手企業の構図ができあがりました。

それを苦々しく見ている的場。

またどこか不思議そうに見ている島津。

第7話があっとという間に終了しました。

次回も楽しみですね。

佃製作所がどのような逆襲をみせてくれるのでしょうか。

島津はどうなるのでしょうか。

現実の世界でも的場や奥沢のような人がいます

現実の世界でも企業の大小に関わらず、的場や奥沢のような態度を示す方がいます。

ドラマでは強調されていますが、なぜこのような横柄な態度を示すのでしょうか。
(見事に演じられている神田正輝さんと福澤朗さんは素晴らしいと思います)

このような態度を示す方は、自分がそうなっていることに気がついていないのかもしれません。

人というのは「自分の思い通り」に人を動かしていると、気がつかないうちにそのような態度を示してしまうものなのかもしれません。

そこで苦言を呈する側近がいれば防げるのですが、ドラマの中の帝国重工の的場はそういった部下を切り捨ててきたのだろうなと想像しました。

現実の世界ではこれとは反対に、肩書きが立派な方でもこちらが恐縮してしまうほどとても謙虚で誠実に接してくれる方もいます。

そういった方々は、苦言を呈する部下を大切にされててきました。

それが本物のリーダーなのです。

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