TBSドラマ『下町ロケット』第10話・・・軽チャン、島チャン

  1. 人と会社・企業

先週は帝国重工藤間社長の見事な「お裁き」が

今日はTBSのドラマ『下町ロケット』の第10話が放送されました。

先週は、帝国重工藤間社長の見事な「お裁き」がありました。

次期社長候補と目される的場と、機械事業部製造部長の奥沢に対して「恥を知れ!」と一喝したシーンは迫力がありました。

的場は、事業計画書を書き換え、エンジンとトランスミッションの内製化をごり押ししました。

その結果、無人農業ロボットにおける帝国重工の信頼は地に墜ちてしまいました。

しかも、自らの責任を認めず、野木教授のせいにしようとしたのです。

それを藤間社長に叱責され、帝国重工の事業計画書はようやく元に戻りました。

ライバルであるダーウィンとの性能差を埋めるために。不足しているピースは経験のある天才エンジニア

帝国重工のアルファ1の問題がエンジンとトランスミッションにあることが明らかになった今、できることは技術力で負けない協力会社に依頼するしかありません。

それは佃製作所です。

帝国重工の財前部長はそのことを佃社長に伝えます。

無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションを再び供給して欲しいと。

しかし、佃社長はしばらく考えさせてくださいと返事を延ばしたのです。

エンジンに関しては絶対の自信があります。

しかし、トランスミッションに関しては、まだ佃品質に至っていないことをわかっていたからです。

経験がないことも後ろ向きになる大きな要因でした。

失敗が許されない状況の中で追い詰められていく佃製作所の面々。

不足している経営資源は、経験豊かな「天才エンジニア」でした。

島津に熱い想いを伝える佃社長

天才エンジニア島津はギアゴーストを退社後、大学講師のアルバイトをしていました。

佃社長は島津の大学を訪れ、単刀直入に誘います。

「一緒にやらないか」

「トランスミッションのチームを率いてくれないか」

「必要としているんだ」

佃社長は自分の想いを島津にぶつけます。

島津はありがたいと思いつつ、すぐに返事をしませんでした。

やるべきことはやったと佃社長は思いました。

ギアゴーストの伊丹社長も島津を戻ってきて欲しいと誘いに来ました。

しかし、島津はその誘いを断ります。

島津の後任になった氷室を簡単に切り捨てようとする伊丹に対して島津は言います。

「自分が信用して連れてきた人を簡単に切るつもり?」

「自分を本当に必要としてくれた所に行く」

島津はカリフォルニア工業大学への採用が決まっていました。

しかし、佃社長から渡されたDVDを見るうちに何かが変わったのかもしれません。

ようこそ佃製作所へ

佃製作所の面々が集められ、帝国重工から依頼されたトランスミッションとエンジンについての議論がはじまりました。

エンジンだけを引き受けてトランスミッションを遠慮するという選択肢もあるという意見。

確かにトランスミッションは経験がないが、帝国重工の信頼に応えたいという意見。

誰もが正論を言っています。

佃社長が言います。

「経験のあるエンジニアを正社員として迎え入れる。」

誰もがそんなことができるものかと疑います。

島津のような人財がいるとは思えないからです。

佃社長は言います。

「島津を超えるのは島津しかいない。」

部屋の外に到着した島津が招かれました。

入室した島津に佃社長は言います。

「ようこそ佃製作所へ」

佃製作所の誰もが歓声をあげ、島津の入社を歓迎しました。

軽チャン、島チャン

早速、島津はトランスミッションのチームを率いて力を発揮しはじめます。

すぐに効果が現れてきました。

それをうれしそうに殿村に電話で伝える佃社長。

しかし軽部だけはひとりだけ蚊帳の外にいるように見えました。

軽部は相変わらず定時に帰ります。

プロジェクトが遅れていることに焦る立花とアキはショックを受けます。

軽部を引き留めて文句を言いますが軽部は気にするそぶりはありません。

山崎部長が立花とアキを食事に連れ出し、軽部本人からは口止めされていたことをふたりに伝えます。

実は、軽部の娘さんは心臓病であり、軽部の送り迎えがどうしても必要なため定時に帰宅していたことを告げられます。

その後、立花とアキが会社に戻ってきました。

奥でひとりで仕事をしている人がいました。

なんと、軽部だったのです。

軽部は子供を迎えに行った後、会社に戻ってきて仕事をしていたのです。

次の日、軽部が完成させた仕事が島津に評価されます。

「やっぱり任せてよかった」と島津に言われます。

「仕事に集中できた」と軽部。

「これからもよろしく軽チャン」と島津。

「よろしく島チャン」と言い返す軽部。

どよめきとともに、製造部が一枚岩になった瞬間でした。

あと、佃製作所に不足しているのは、実験農場です。

日本の農業を救いたいという願い

「ひでえ雨が来るかもしれないな」

殿村の父のその予想は当たってしまいます。

記録的な大雨が殿村家を襲います。

稲は全滅となり、今年の収穫がなくなってしまいました。

殿村は組合の吉井や同級生の稲本からも心ない言葉を浴びせられます。

そんな殿村に何とか力になりたいと思う佃社長。

後日、佃社長と山崎部長、そして帝国重工の財前部長は、殿村家の田んぼを実験圃場として使わせて欲しいというお願いをしにうかがいます。

しかし、殿村の父には断られてしまます。

佃社長が熱く語ります。

このプロジェクトには、日本の農業を救いたいという意義があることを。

帝国重工も同じです。

財前部長も農業の未来を救うことになるはずだと訴えます。

佃社長らの熱いメッセージに殿村の父も心を動かされます。

実は想いは同じだったのです。

敷いていた座布団を取り、応えました。

「私はもう諦めておりました。」

「農業を守ろうとしてくれた人がここにいたんですね。」

「どうか、うちの田んぼを使って日本の農業を救ってやってください。お願いします。」

最後に不足していたピースが埋まりました。

ここから佃製作所の逆襲がはじまることでしょう。

次週は最終回です

最後になりますが、軽部のようなタイプの人も組織には不可欠です。

誤解されやすいタイプですが、本当の意味で仕事の実力がある人です。

現実の世界でも真の実力者は、人が見ていないところで必ず努力しています。

島津は軽部を高い能力を持つエンジニアとして認めており、そのことを見抜いていたのかもしれません。

だから、島津は「任せた」のだと思います。

それが見事に功を奏しました。

さて、次回はいよいよ最終回です。

再びダーウィン対アルファ1の対決があります。

このまま大人しく引き下がる的場ではありません。

どのようなクライマックスが待っているのか楽しみです。

来年の1月2日にも特番があるようです。

楽しみですね。

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