リーダーシップとは?人を大切にするいい会社の組織マネジメントとは?

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

組織のリーダーに求められるものとは?

組織のリーダーに求められるものはなんでしょうか?

するとリーダーシップと答えられる方が多いです。

ではリーダーシップとは一体何でしょうか?

すると答えはまちまちです。

リーダーシップについて悩まれているリーダーも多いです。

今日は中小企業診断士として企業支援してきた経験から、リーダーシップについて少し違った切り口で述べたいと思います。

リーダーシップとは?

リーダーシップという言葉もとても難しいです。

なぜなら、内容が時代とともに変わっているからです。

私は次の流通用語辞典に記されている意味が最もフィットすると考えております。

近代的市民意識を土台にして科学性と合理性に支えられたリーダーシップは、つぎのような機能であるとすることができる。企業あるいは組織体の成員を自発的に、その企業あるいは組織体の活動に参画させ、共同目的の達成に努力するように誘導しながら、全体として成員相互の連帯性の維持をはかる機能である。

いかがでしょうか?

みなさんがイメージしているリーダーシップとは少し異なるかもしれません。

リーダーシップは機能であるという点も興味深いですね。

社員さんが自発的に企業の活動に参画することは、当事者意識の醸成につながります。

共通目的の達成のためには、社員さんの共同意識が求められます。

また、連帯性とはコミュニケーションに行き着きます。

つまり、リーダーシップとは、まさに公式組織成立の3要素である共通目的と貢献意欲とコミュニケーションを高い次元で機能させることに他ならないのです。

なお、人を大切にするいい会社はこれら3要素が極めて高い次元で機能しています。

以下の参考記事は3要素のチェック機能もありますので、ぜひご一読ください。



リーダーシップとは一方的に指示を出すことではない

リーダーシップは一方的に指示を出すこととは明らかに異なります。

中にはそれがリーダーシップだと思っている方もいます。

また、強制的に進めることもリーダーシップだと誤解している方もいます。

リーダーシップとは、自分の思い通りに部下を動かすことでは決してありません。

「部下は自分の言うことを絶対に聞くべきだ」と思っている方がいたら一度その考えを外しましょう。

それを推し進めてしまうと部下が「やらされ感」「指示待ち人間」のまま仕事をすることになります。

そうなってしまうとモチベーションも低くなります。

そういった社員さんが増えると組織の生産性が落ちてしまうのです。

リーダーシップとは社員さんを自発的に経営参画させることだと認識しましょう

自発的に経営参画させるためにも、リーダーは一方的な指示ではいけないのです。

繰り返しますが、それをすると部下は考える事を放棄してしまうのです。

一方的な指示ではなく、適切な指示が大切なのです。

リーダーが適切な指示をするためには

適切な指示も「人を大切にするいい会社」の場合は意味合いがかなり違っています。

適切な指示に至るプロセスをとても重視しているのです。

その素は、現場からの意見や問題点です。

そこにごまかしがあったら適切な指示はできません。

そうならないように、いい会社のリーダーは部下からの「BAD NEWS FIRST!」をとても大切にしています。

部下が自主的に問題点を見つけて、改善をはかることが経営参画だからです。

それが部下の能力・魅力を最大限に発揮させることにつながるのです。

それを促すことがまさにリーダーシップです。

一般の会社では、部下からの「BAD NEWS」や改善提案が「けしからん」ものになりがちです。

この要因は、リーダーにそれまでの習慣や思考の癖・先入観・常識と思っていることが無意識のうちにわき上がってしまうからです。

いいリーダーシップのために、リーダーは一度それらの考えを取り除くことが求められます。

さらに、人を大切にするいい会社の適切な指示は「いいよ、やってみよう」です

これらをまとめますと、人を大切にするいい会社には次のようなプロセスがあります。

リーダーは方針を示します。

その方針に対して部下はどのようにすれば達成できるかを考えます。

リーダーは「やってみよう」と承認します。

部下は実行します。

実行後のチェックには問題点といい点の両方が自発的に出てきます。

意識の高い社員さんは改善案まで考えます。

リーダーはそれらについて尊重します。

時に、適切な助言をします。

いい会社の場合、その指示や助言の内容は「いいよ、やってみよう」に終始します。

これらが自発的な経営参画を促し、当事者意識の醸成につながるのです。

当事者意識を持った社員さんの働きは、一般の会社の3倍です。

その違いは売上高対経常利益率によって明確に示されています。

リーダーシップのために必須なのは傾聴力

これからのリーダーは、部下の提案を聴く力、つまり傾聴のスキルを持つことが求められます。

部下の意見やアイディアを否定せず、関心を持って聴くからこそ適切な助言をすることができるのです。

リーダーの「よし、やってみよう」という一言で部下はモチベーションが高まるのです。

また、部下を納得させるために目的を共有することも大切です。

優れたリーダーは常に自分をよりよく変えられる人

さらに、いい会社のリーダーは、組織を常により良くしようと自分のやり方を常に疑っています。

そうしないと改善しようとしなくなるからです。

自分の感情よりもリーダーとしての役割を果たすことを優先しています。

だから、PDCAサイクルが回るのです。

反対に、成果を出せないリーダーを見てみると、要因がひとつのところに行き着きます。

それは、これまでの自分のやり方を変えていないということです。

機能させることよりも、自分の感情やプライドが優先されます。

中にはあきらめがあるリーダーもいます。

それではPDCAサイクルも回りません。

いいリーダーシップのためには、それらを一度取り除くことが大切です。

社員さん、パートさんを問わず、自発的に組織活動に参画させ、組織の共通目的の達成に導くことがリーダーの役割です。

これまでの常識を疑い、ぜひ逆転の発想で考えてみてください。

以上、リーダーシップについて簡単に述べました。

まだまだ入り口ですが、悩んでいる方に少しでも参考となれば幸いです。

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