外食大手が6年ぶりに営業減益・・・増収幅鈍化と人件費等のコスト増

  1. 社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

外食大手が6年ぶりに営業減益

今日は2019年においていちばんはじめの3連休です。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

外食大手が6年ぶり営業減益となりそうです。

これは増収幅鈍化と人件費等のコスト増が要因となっています。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を一部引用いたします。

2月期決算の外食大手5社の2018年3~11月期決算が11日に出そろった。5社とも営業減益や営業赤字となり、合計でも6年ぶりに減少した。人手不足を背景に人件費高が続いているうえ、利益の落ち込みを補おうと昨秋以降に割引キャンペーンなど競争が激化。既存店売上高の落ち込みが目立ってきた。天候不順も響いた。

売上高が100億円以上の主要5社のうち、この日はドトール・日レスホールディングス、リンガーハット、居酒屋「磯丸水産」などを展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングスの3社が発表。吉野家ホールディングスとハイデイ日高も合わせた営業利益は前年同期より24%減って13年以来の低水準だ。

多くの企業に共通するのは年度初めから続く人件費の伸びと、秋以降の既存店売上高の減少だ。5社合計の売上高販管費率は約62%(前年は約60%)と過去10年間で最も高い(日本経済新聞 2019年1月12日)。

この結果を受けて、みなさんはどのような感想を持ちましたか?

人件費の伸びと秋以降の既存店の売上高が減少しているという部分で共通しております。

売上高対販管費率が過去10年間で最も高いことも着目すべきです。

原材料費もこれから高くなることが予想されます。

私はいよいよやるべきことが絞られてきたような印象を抱いております。

値上げのニュースは嫌ですが、価値観を変えるときは今だと思います

そのやるべきこととは「値上げ」です。

消費者の立場からすると値上げは嫌です。

値上げはけしからんと思ってしまいます。

しかし、今こそこの価値観を変えていくべき時に来たと思います。

我が国企業は大手企業を中心に「いいものを安く」にこだわり、しのぎを削ってきました。

そんなことが20年以上も続いてきたのです。

その結果、私たちの給料も高まっていないという現実を突きつけられたのです。

これまでは協力会社の努力もあり、価格が上昇することが抑えられてきました。

2017年にいたっては、原材料費が22%アップしたのにもかかわらず、最終財の価格上昇は0.5%だったのです。

それに加えて、この1年は人件費が高騰しはじめました(これはいいことです)。

しかし、そろそろ現状の価格で販売することは限界を迎えていると思います。

思い切って値上げをしましょう。

間違っても消費税還元セールのようなことはしてはなりません。

値上げをして企業業績が高まったら、自社の社員さんはもちろんのこと、協力会社の社員さんに還元して欲しいと思います。

そうすれば、私たちの給料も高まっていくのです。

私たちの賃金が高まらない要因は、実体経済にお金が流れていないからなのです。

景気は良くなっているとは言えません・・・私たちの声が届いて欲しい

3連休前日の金曜日の夜、静岡の街は全体的に非常にきびしい状況でした。

年末の状況だけを知っている人からすると想像つかないかもしれません。

個店の店主もタクシーの運転士さんも「今日はきびしい」と異口同音に答えました。
(もちろん、そのような状況でも好成績を収めている個店もありますがごく限られています。)

土曜日の夜もあまりいいとは言えませんでした。

現地・現物・現認で街中を見ている私たちが声をあげなければならないと思います。

なぜこのような状況になってしまうのでしょうか?

理由はズバリ、景気が回復していないからです。

可処分所得が増えていないからです。

消費者である私たちは節約志向から脱していません。

なるべく使わないようにしているのです。

しかし値上げをしましょう

私たちはこのような世の中を20年も続けてきました。

だから、値上げに対する異常なまでの拒絶感もあるかもしれません。

その価値観を変えていくべきです。

値上げしましょう。

値上げした分を、社員さんや協力会社の社員さんに還元しましょう。

もちろん、値上げをする以上は、お客さまを喜ばせる商品・サービスの提供にこれまで以上に全力を尽くすべきです。

それはきっといい効果をもたらすはずです。

大丈夫でいきましょう!

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