2019年1月の街角の景気は2ヶ月連続で悪化・・・景気ウォッチャー調査より

  1. 社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

街角の状況は景気がいいかどうか判断するために重要な指標

景気がいいとは、社会全体の経済状態が良好で取引が盛んで金まわりがよいことを示します。

景気がいいか悪いかを映し出す指標の一つに街角の景気があります。

私たちが街を歩いてみて、人の流れや店の状況を注意深く見ると景気が見てとれます。

実際に、政府は街角の景気調査(景気ウォッチャー調査)が実施されています。

この調査の目的は内閣府のホームページに次のように記されています。

地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々の協力を得て、地域ごとの景気動向を的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料とすることを目的とする。

2019年1月の景気ウォッチャー調査結果は前月差1.2ポイント低下の45.6

内閣府は2月8日に2019年1月の景気ウォッチャー調査結果を公表しました。

以下、引用いたします。

1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.2ポイント低下の45.6となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.5ポイント上昇の49.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差3.4ポイント低下の44.8となり、先行き判断DIは前月差3.0ポイント上昇の50.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、海外情勢等に対する懸念もある一方、改元や大型連休等への期待がみられる。」とまとめられる。

みなさんはどのような感想を持ちましたか?

なお、DIは50以上の場合はいい状況、以下ならば悪化の状況と判断するのが一般的です。

この現状判断DIは2017年12月を最後に50を超えていません。

つまり、2018年1月から40台で推移しています。

そして、2019年1月の45.6という数値は、この間において最も低いものとなります。

それでも景気が回復しているといえるのでしょうか

このように1年にわたってDIが50に満たない状況を見ると、次のことに対して疑問が生まれます。

つまり、政府は2012年12月から始まった景気回復が「戦後最長となった可能性がある」としていますが、果たして本当にそうなのかという疑問です。

私たちの実感としてはそのように思えません。

内閣府のホームページにによりますと、DIは景気拡張が加速していることを示すものではないことに注意が必要であるそうです。

以下、内閣府のホームページよりDIについての説明を引用します。

DIは、景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定することを主な目的とする。
DIは採用系列のうち改善している指標の割合のことで、景気の各経済部門への波及の度合いを表す。月々の振れがあるものの、DI一致指数は、景気拡張局面では50%を上回り、後退局面では下回る傾向がある。
DIは、景気の拡張が経済活動のより多くの分野に浸透していったことを示す指標であり、景気拡張が加速していることを示すものではないことに注意が必要である。 また、毎月公表されるDIは、景気転換点を判定するヒストリカルDIとは異なる指標である。

いまいち、すっきりしません。

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは49.4。前月を1.5ポイント上回る。

もちろん景気はいいに超したことはありません。

景気の現状は2ヵ月連続で悪化しています。

これは私たち地方に住む人たちにとっては実感があるのではないでしょうか。

また、2~3ヵ月先の景気については内閣府のホームページに次のように記されています。

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を1.5ポイント上回った。

厳しい3連休を覚悟しています

今日から3連休を迎えました。

天候も心配ですが、街角の景気は非常に厳しいものになることを予想しています。

3連休の目前となる昨晩は、静岡の繁華街においていつもの週末よりも人が多く出ていたでしょうか?

全体的に飲食店はいつもの週末よりもむしろ少ない印象を持ちました。
(もちろん個店の努力によって繁盛している店もあります。)

タクシーの運転士さんにうかがうと「3連休の前の金曜日は厳しいです」という答えが返ってきました。

私の目には非常に厳しい2月の3連休となるのではないかと映っています。

国の統計は私たち国民の生活が改善され幸せになるために存在する

なぜこれほど街中が厳しい状況になっているかというと、お客さまがお金を持っていないのです。

単純に、私たちの可処分所得が少なくなっているからです。

税金や必要経費が高まる一方で、給料が高まっていないのです。

だからこそ何をしなければけないのかということを我が国では考えていかなければなりません。

そのために国で実施する全ての統計は使われるべきですし、無論そこにごまかしがあってはなりません。

今こそ変わる時です。

私たちはこの国をいい国にしていかなければなりません。

これからの子供たちのためにも。

ぜひとも私たち国民の生活が改善されるための基礎となる統計資料をお願いしたいと思います。

いい会社をつくっていきましょう

多くの人は会社で働いています。

働く人の賃金が高まらなければ景気は良くなりません。

そのために何が必要でしょうか?

いいものを安くつくり、売ることでしょうか?

また買うことでしょうか?

私は違うと思います。

価格競争をしない会社にしていかなければ、働く人たちの給料は高まりません。

協力会社に対して行き過ぎたコストカット要請をしたら、そこで働く人たちの給料は高まりません。

それが今の私たちの世の中です。

ぜひともこれまでの常識を一度捨てて、いい会社をつくっていきましょう。

この3連休にサービス業をはじめとして仕事をされる私たちは、1人でも多くのお客さまが来店し喜ばれるようにベストを尽くしていきましょう。

また、消費者である私たちは、価値ある商品・サービスに対してお金を使いましょう。

みなさまにとっていい3連休となることを願っております。

大丈夫でいきましょう!

弊社の講演会・セミナーの特徴は
お客様の高い満足度です。
企業支援の事例や現場のノウハウが
フィードバックされるためです。

詳しくご覧ください