外国人アルバイトを積極的に採用したいという企業が全体の1割

  1. 人と会社・企業

深刻な人手不足なのですが

人手不足が深刻です。

特に地方では顕著です。

人手不足を解消するために、企業は給与を増額したり自社の魅力を発信したりして対応しています。

しかしながら、外国人を採用することは優先順位が低いようです。

以下、日本経済新聞の記事を引用いたします。

外国人アルバイトを積極的に採用したいという企業が全体の1割にとどまっていることが、就職情報大手マイナビ(東京・千代田)の調査でわかった。全体の7割がバイト不足を実感しているものの、外国人採用については言語対応などに不安が根強いという。

同社が12日発表した「アルバイト採用活動に関する企業調査」で明らかになった。全国の大企業や中小企業計1323社の採用担当者を対象に昨年11~12月に調査した。

バイトが「不足」または「とても不足している」と答えた企業は全体の68.7%を占めた。最も不足感の強い業種は「警備・交通誘導」で84.8%。次いで「清掃」が83%、「配送・引っ越し・ドライバー」が78%だった。

企業が人材確保のために実施した施策(複数回答)では「給与の増額」が30.6%と最も多かった。今後実施したい施策でも29%と最多だったが、外国人を積極採用したいと答えた企業は13.2%にとどまった。

外国人バイトについては「大手コンビニエンスストアなど一部を除き、受け入れ態勢が整っていないと感じている企業が多い」(マイナビ)。スーパーなどの接客業では日本語力、清掃業などでは文化や価値観の違いを理由に、消極的な企業が目立つとしている(日本経済新聞 2019年2月12日)。

みなさんはどのような感想を持ちましたか?

意外だという方よりも、予想通りだと思う方の方が多いのではないでしょうか。

外国人の方が日本で働くためには、様々な問題をクリアしていかなければなりません。

コミュニケーションだけでなく文化も理解しなければならない

外国人の方が日本で働く上で最も困るのはコミュニケーションです。

そのために、日本語を話せることが必須になります。

また、日本人同士のコミュニケーションは独特です。

言葉が少なくても全てを理解するような姿勢が求められます。

日本語を話せるだけでは、仕事ができるかはわかりません。

特に接客業はハードルが高いでしょう。

また、日本の文化に理解があることも必要でしょう。

そのための教育は資金的にも時間的にも手間がかかることでしょう。

それらが外国人労働者を遠ざけている大きな要因だと思います。

静岡でも珍しくなくなっている。外国人のアルバイトにこそ教育が必要

地方の静岡市でもファーストフードや喫茶店で働く人が外国人の方が占めることは珍しくなくなっています。

あるファーストフードの店では、夜は全員が外人のようでした。

それによって、コミュニケーションに困ることが幾度か発生しました。

注文を聞き間違える、おつりを間違える等もあります。

外人の店員さん同士が外国語で話をしているのを聞いて少し不安になることもありました。

こうした経験があることもまた事実です。

日本人のアルバイトと同じようにしっかり教育をする必要があるでしょう。

そうしないとお客さまが寄りつかなくなってしまうからです。

しかし、外国人のアルバイトのために教育を充実させることは資金的にも時間的にもハードルが高いことでしょう。

受け入れ体制ができていないのでは

私は人を教育するといったことを含めて、受け入れ先の問題が大きいと思います。

現状では、外国人を受け入れても問題のある扱いをしてしまう企業が多いのではないかと思っています。

つまり、教育とその後の扱いの両面で、企業の受け入れ体制がまだまだ整っていないのです。

仮に「ブラック企業」と言われているような問題ある会社に外国人の労働者が入社したらどうなるでしょうか。

以前、外国人技能実習生が2015~17年の3年間に69人が命を落とされたという記事を紹介しました。

尊い命を落とされた方々には心より哀悼の意を表します。

アルバイトとは異なるかもしれませんが、確実に言えることは、外国人の労働者が日本で働いていて命を落とされていることです。

これは絶対に防がなければなりませんし、日本人だけの問題ではありません。

受け入れ体制をしっかりと整えなければこのような悲劇は繰り返されることでしょう。

つまり、ブラック企業ではなく、人を大切にするいい会社を増やしていくことです。

叱られてしまうかもしれませんが、日本人と同じ賃金で。

もうひとつ大切なことがあります。

怒られてしまうかもしれませんが、私は敢えて次のことを言いたいです。

私は外国人の方を採用する動機が「安い労働力の確保」だとしたら、違うのではないかと思っています。

同一労働同一賃金も考え直さなければならないでしょう。

また、これがミスマッチの原因になっているのではないかと思います。

日本人が海外に行って、安い賃金で働いていたとしたら私たちはショックを受けると思います。

それなのに、彼ら外国人が安く働くことが当然のことだとしたらおかしいと思います。

ブラック企業は人を大切にしません。

しかし、安い労働力を確保しようと思うことでしょう。

上記のような悲劇は、ここに問題があるとは思いませんか?

そうならないように、外国人労働者も日本人と同じ賃金で働くべきです。

そのために教育を充実するべきです。

そのためにあらゆる面で日本人と同じ扱いをするべきです。

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