2019年1~3月期の大企業全産業の景況判断指数はマイナス1.7

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1~3月期の大企業の景況判断指数がマイナス1.7

近頃、企業業績が悪化しつつあるというNEWSが増えています。

内閣府と財務省が発表した法人企業景気予測調査でも1~3月期の大企業の景況判断指数がマイナス1.7となりました。

3四半期ぶりのマイナスです。

以下、情報源として日本経済新聞を引用いたします。

内閣府と財務省が12日発表した法人企業景気予測調査によると、1~3月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス1.7だった。マイナスは3四半期ぶり。中国経済などの減速が日本の輸出や生産に波及し、企業心理が悪化していることを映した。一方、先行きは4~6月期がマイナス0.3、7~9月期はプラス5.7と改善を見込む企業が多い。

景況判断指数は「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差から算出する。調査は2月15日時点の内容。前回調査の10~12月期はプラス4.3だった。マイナス6という下げ幅は16年1~3月期(7.8)以来の大きさだ。

BSIの内訳をみると、製造業がマイナス7.3と前回のプラス5.5から大きく低下した。中国では米中貿易摩擦や自国経済の先行き不透明感から投資や生産が手控えられており、機械や部品を輸出・生産する日本企業の景況感が悪化したようだ。非製造業は前期に続きプラスを維持した。

中堅企業(資本金1億円以上10億円未満)は製造業、非製造業とも前期はプラスだったが、1~3月期はマイナスに転じた。前期に既にマイナスだった中小企業(資本金1千万円以上1億円未満)は1~3月期はマイナス幅を広げた。

ただ先行きは改善するとみている企業が多い。米国の政府閉鎖の影響が薄らぎ、中国が景気刺激策を講じるなど海外経済が改善することに加え、「消費増税の駆け込み需要も見込めるため、先行きは楽観しやすい」(農林中金総合研究所の南武志主席研究員)。

設備投資については2018年度は前年度比7.4%増える見込みだが、19年度は6.2%減と減少に転じる見通しだ。

経常利益の見込みでは、18年度は全産業で前年度比1.7%減る。上期の1.4%増とは対照的に下期には4.9%減となり、企業業績が減速していることが鮮明になっている。19年度は0.4%減の見通し(日本経済新聞 2019年3月12日)。

みなさんはどのような感想を持ちましたか?

中小企業は前期で既にマイナスだったということでしたが、今回幅を広げた点で気になります。

消費増税の駆け込み需要はその後が怖いのです

気になるのは、先行きに対して改善を見込む企業が多いことです。

その要因がふたつがあげられています。

ひとつはアメリカの政府閉鎖の影響が薄らぐことで中国が景気刺激策を講じる等の海外経済の改善が見込まれる点です。

しかし、これらは外部環境要因であり、コントロールすることはもちろん不可能です。

もうひとつは消費増税による駆け込み需要が見込めるといった点です。

私は駆け込み需要に関して歓迎しません。

なぜなら、消費増税の後にさらに大きな落ち込みがあるからです。

この部分は多くの企業にとって経営努力を超えたものになっているかもしれません。

確かなことは自社の経営努力しかない

外部環境要因は企業にとってコントロール不可能です。

それが企業業績悪化の要因となるならば、回避するために自社の内部環境を整えるしかありません。

内部環境は経営資源でもありますが、いわゆる人、モノ、カネ、情報等のことです。

内部環境を整えるべき筆頭は人財です。

経済活動の最前線で闘うのはかけがえのない人財だからです。

どんなに立派な経営計画書があったとしても実行するのは社員さんだからです。

企業は社員さんのモチベーションを高めることを重視して経営努力をすることが求められます。

なぜか人が企業業績悪化の犠牲になる

ところがその反対のことが行われはじめています。

すでに大手企業では希望退職者が募集されはじめています。

このような状況では企業業績がいいと自信を持って言えることはないでしょう。

希望退職される方々の将来が素晴らしくなることが絶対条件です。

そうでなければいけません。

景気や企業業績が悪化するとなぜか人がその犠牲になりがちです。

当たり前のようにそれらが横行しています。

私たちはこのような経済・経営から一刻も早く脱することが求められているでしょう。

人が犠牲になる経済・経営が正しいとは言えないからです。

業績を伸ばすために「人を大切にする経営」を

企業の社会的責任として「人を大切にする経営」を実践することはもちろん重要です。

しかし、間違っていけないのは、その目的は「企業業績を高めるため」でもあるのです。

人を大切にする会社は業績がいいのです。

社員さんが主役になり、強い当事者意識と高いモチベーションを持って働くことができる会社は業績がいいのです。

反対に人を大切にしない会社は業績がいいとは言えません。

社員さんが人ごとで仕事をし、やらされ感と低いモチベーションで仕事をしていれば業績が良くなるはずがないのです。

どちらの会社が多いでしょうか?

どちらの会社が差別化を実現しているでしょうか?

考えるまでもありません。

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