イチロー選手、お疲れさまでした。積み上げたヒットの数は4367本。

  1. スポーツ

背番号51がバットを置きます

イチロー選手が現役引退を表明しました。

いつかはその日がくるとは思っていましたが、やはり寂しいです。

積み重ねてきた実績の素晴らしさはもちろんのこと、プロの選手として45歳まで第一線で活躍されたことはすごいとしかいいようがありません。

本当にお疲れさまでした。

日本経済新聞の記事を以下引用いたします。

日米通算4367安打の米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役引退を表明した。東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕第2戦後に記者会見し、「自分なりに頑張ってきたということははっきりと言える」と晴れ晴れとした表情で語った。(関連記事を社会1・スポーツ面、社会2面に)

引退を決めたのは来日前のキャンプ終盤だったという。「もともと東京ドームでプレーするところまでが契約上の予定だったが、キャンプ終盤でも結果が出せずにそれを覆すことができなかった」。昨年5月に選手登録を外れ、会長付特別補佐に就任し、その後も練習を続けながら現役復帰を目指した。だが、今季はオープン戦から不振が続き、バットを置く決断をした。

21日は20日に続き、9番右翼で先発出場。4打数無安打で八回の守備に就いたところで交代した。「やっぱりヒット1本打ちたかったし、(ファンの期待に)応えたかった」と残念がった。それでも試合が終わっても観衆の多くが球場にとどまり、声援を送る姿に「あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません」と感謝した。

自身の今後については「監督は絶対無理」と語る。エンゼルスの大谷翔平選手には「世界一の選手にならなきゃいけない」とエールを送った(日本経済新聞 2019年3月22日)。

会見ではイチロー選手らしい言葉が並びました。

その表情は実にさわやかで晴れ晴れとしていました。

偉大な記録

イチロー選手の凄さは語りきれません。

記録はもちろん、記憶にも残る活躍をした偉大な選手です。

イチロー選手が積み上げたヒットの数は4367本。

打撃だけでなく、守備も走塁も超一流でした。

海を渡った2001年にいきなり首位打者と盗塁王を獲得しました。

2004年は262本のヒットを打ち、メジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新しました。

2009年3月のワールドベースボールクラシックでもしびれるような活躍をしました。

この時はファールで粘るイチロー選手に勝利にかける並々ならぬ執念が伝わってきました。

勝利に繋がるヒットをセンター前にはじき返した瞬間は、鳥肌が立ちました。

あのチャンスの場面にバッターボックスに立ったことも大変な巡り合わせです。

このことを昨日のように覚えています。

また、10年連続で200安打を達成しました。

いい恩師との出会いがすべてでは

ここではイチロー選手の才能がなぜ開花したかについて考えてみたいと思います。

本人の不断の努力はもちろんです。

私が最も重視しているのは、イチロー選手が自分の才能を理解し尊重してくれた恩師との出会いです。

それがなければプロ野球選手として成功したかどうかわかりません。

オリックス時代のイチロー選手は、仰木監督によって才能が開花したことは有名な話です。

当時の「振り子打法」は当時の指導者たちには「けしからん」ものに見えたかもしれません。

しかし、仰木監督はイチロー選手の自主性を尊重しました。

イチロー選手は見事に才能を発揮し、首位打者を獲得しました。

自分の型にはめたがる人が指導者だったら、イチロー選手は打ち方を変えさせられて潰されていたことでしょう。

実際にこのようなケースで才能豊かな選手が潰されてしまったケースはとても多いのではないかと思っています。

リーダーは部下に対する自分の言葉の重さと行動に責任を常に感じるべきです。

部下の一生を左右するかもしれないからです。

イチロー選手から組織論を考える

これは野球に限らず、現代の組織論にもあてはめることができます。

実社会でも自分の型に部下をはめたがるリーダーがいます。

むしろ多いかもしれません。

そういったリーダーの元では部下は育ちません。

才能が発揮される可能性は限りなく低いのです。

自分の思い通りに部下を指導しようとするリーダーから、自主性を重んじるリーダーに変わってから部下のモチベーションが高まり才能が発揮されたケースは多いのです。

自分の思い通りから自主性を重んじるへ

もしリーダーの方で、部下の育成に苦労されている方がいましたら以下を振り返って欲しいと思います。

(適性を考えずに)部下を自分の型にあてはめようとしていませんか?

自分のやっていることだけが正しいと思っていませんか?

部下の自主性を否定してしまっていませんか?

自分の思い通りにいかないもどかしい気持ちを部下にぶつけてしまっていませんか?

そういったリーダーの元だったらイチロー選手ですら潰されていると思います。

誰もが認める才能豊かな選手は、自主性を重んじるリーダーによって才能が発揮されたのです。

もし部下を育てることに苦労しているリーダーがいましたら、ここで逆転の発想をして欲しいと思います。

イチロー選手のような名選手が出てくるかもしれません。

イチロー選手の指導者としての未来は?

イチロー選手に指導者として再びユニフォームを着て欲しいと思うファンの方は多いことでしょう。

私もそのひとりです。

しかし、イチロー選手は自分自身で指導者に向いていないことを言っていました。

私は本質を理解されていると思い、むしろ感動しました。

名選手が必ずしも名コーチ・名監督になる訳ではないからです。

イチロー選手は例外とは言いきれません。

また、実社会においても、素晴らしい成績をあげていた社員さんがいい上司になるとは限りません。

それはなぜでしょうか?

よろしければ以下の記事も参考にしていただければと思います。

イチロー選手がもし監督をするならば、こうした問題を改善するよう努力されるはずです。

きっといい指導者になってくれると期待しています。

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