2019年3月の鉱工業生産指数が2ヶ月ぶりに低下しました

  1. 人と会社・企業

基調判断が「生産はこのところ弱含み」に下方修正

2019年3月の鉱工業生産指数が2ヶ月ぶりに低下しました。

中国経済の減速の影響を受けて半導体関連など輸出向けの品目が減産したことが要因としてあるようです。

また、基調判断が「生産は足踏みをしている」から「生産はこのところ弱含み」に下方修正されました。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

経済産業省が26日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み、速報値)は前月比0.9%低下の101.9だった。低下は2カ月ぶり。中国経済の減速などを背景に、半導体関連など輸出向けの品目が減産した。生産の基調判断は「生産は足踏みをしている」から「生産はこのところ弱含み」に下方修正した。1~3月でも2四半期ぶりのマイナスとなった。

QUICKがまとめた民間予測の中心値(0.1%低下)を下回った。業種別では15業種中7業種が低下した。もっとも下げに寄与したのが自動車で、前月比3.4%下がった。北米向けに普通乗用車の輸出が低調だったほか中国向けでも自動車部品が伸び悩んだ。生産用機械は6.7%下がり、アジア向けの半導体製造装置やディスプレー製造装置の生産が振るわなかった。

経産省は「前月に上昇した業種の反動減が目立つ」と指摘。「輸出向け品目が思いの外低下したことが要因」とした。1~3月の生産は102.3となり、前期比で2.6%低下と2四半期ぶりのマイナスだった。

ただ4月以降は増産を見込む。メーカーの先行き予測をまとめた製造工業生産予測調査によると、4月は前月比2.7%、5月は3.6%の上昇となる。ただ大型連休の影響が予測しきれず、不透明な面もある。

出荷指数は0.6%低下の101.6と2カ月ぶりに前月を下回った。在庫は1.6%上昇の104.0で2カ月連続で上昇した。

15業種のうち7業種で低下したことも心配になります。

もっとも下がった業種が自動車というのも気になります。

製造工業生産予測調査では4月以降増産を見込むようですが、最大10連休という大型連休がどのような影響を与えるでしょうか。

景気の動きを敏感に反映する鉱工業生産指数

鉱工業生産指数は、景気の動向を示す重要な指標です。

この指数は景気の動きを敏感に反映するため、好不況の情勢判断に不可欠です。

このようなことから、基調判断が「生産は足踏みをしている」から「生産はこのところ弱含み」に下方修正されたことは気になります。

ブリタニカ国際大百科事典によりますと鉱工業生産指数は次のように記されています。

経済産業省が実施している生産動態統計調査などの調査結果を個別系列とし,これを指数化することによって月々の鉱工業生産の水準および動きを示すものである。 1985年基準における採用品目は 522品目である。生産指数には生産額ウエートと付加価値額ウエートがあるが,通常は後者が用いられる。この指数は,鉱工業生産の動向を示す重要な指標であるとともに,その変動は景気の動きを敏感に反映することから,好不況の情勢判断にも不可欠の実際的役割を担っており,政府の「月例経済報告」の主要経済指標の一つとしても取り入れられている。分類としては業種分類 (日本標準産業分類に基づき若干組み替え) と特殊分類 (財別分類) の2種類が用いられる。毎月,速報を翌月下旬に,確報を翌々月中旬に公表している。

先日は、上場企業の在庫が滞留しているというNEWSもありました(日本経済新聞 2019年4月19日)。

要因は、中国景気の減速を背景に顧客からの注文が減っているためです。

景気が減退している状況において、企業はどうすればいいのか考えていきましょう。

企業がすべきことは・・・外部環境要因の影響を受けない会社づくり

企業はどうすればいいでしょうか?

景気の減退は外部環境要因です。

また、中小企業にとっては発注元となる元請企業も外部環境要因です。

「あるべき姿」は、これらの外部環境の影響を受けずに、お客さまが追いかけてくる企業になることことです。

そして価格競争をしないことが重要なポイントです。

「そんなことできるのか?」という方にお伝えします。

実は「高級ブランド」がこの理想に近い状態です。

高級ブランドは不景気の影響を受けにくいです。

むしろ不景気の時にこそ売れることさえあります。

それはなぜでしょうか?

それだけファンをつくっているのです。

しかしながら我が国では「高級ブランド」をつくることが難しい点もポイントです。

それもなぜか考える事が重要です。

我が国全体で未だに「いいものを安く」といった価値観にとらわれています。

人を大切にするいい会社も

そして「人を大切にするいい会社」も「高級ブランド」と同様に景気の影響を受けにくいです。

共通する部分は、価格競争をせずに差別化が図られている点です。

人を大切にするいい会社は「人財」がそれらを実現しています。

人財がファンをつくっているのです。

だからこそ、人をたいせつにする経営が求められるのです。

なかなか真似ができないからこそ、差別化になるのです。

平成も残るところ4日と少しです。

どうやら、平成と令和は景気が落ち込んでいる節目にバトンタッチされそうな印象です。

私にとって平成はデフレと消費税の時代だったと思っております。

もしかすると、平成時代は「失われた30年」と言えてしまうかもしれません。

令和をいい時代にするためには、その失われたものが何かを明確にすることが必要だと思っています。

平成時代の問題点を忘れてしまうのではなく、勇気を持って令和時代に持ち込んで改善することが求められると思います。

平成から令和へ・・・元号はゴールデンウイーク期間にかわります

最後に静岡の街中の状況をお伝えいたします。

飲食店は先週から厳しい状況が続いていましたが、昨日(25日)の夜は賑わいを見せておりました。

給料日であったこともあるでしょう。

前日と極端に違っていたことも明記したいと思います。

今日(26日)は日中から人が目立っておりました。

銀行が大変混雑していました。

新幹線では帰省ラッシュがはじまっています。

みなさまにとっていいゴールデンウイークであることを祈っております。

大丈夫でいきましょう!

弊社の講演会・セミナーの特徴は
お客様の高い満足度です。
企業支援の事例や現場のノウハウが
フィードバックされるためです。

詳しくご覧ください