より良くなることを好まないケースが意外なほど多い

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

より良くなっていくことがあるべき姿

人生はより良くなっていくべきです。

仕事も、会社も、地方も、国も同様です。

より良くなっていくことが「あるべき姿」であると思います。

しかしながら、それを望まない方も中にはいらっしゃいます。

典型的なのは、現状維持の考え方にとらわれている人と自分を変えることができないタイプの人です。

今日はそれぞれについてお話したいと思います。

私たちは目標を立てるときについ現状維持を選択してしまう

現状維持の盲点についてお話しします。

多くの方が現状維持という考え方や目標の立て方を好む傾向にあります。

それは一体なぜでしょうか?

それは変わるということをリスクと捉えて、脅威を感じてしまうことがあるからです。

変わると言うことが負荷に感じてしまうこともあるでしょう。

面倒くさいと考えてしまうこともあるでしょう。

また、あまり大きな目標を立ててしまうと達成できないときに困ると言ったマイナスの側面を考える方も多いようです。

さらに、変わらないことが美徳であるという考え方も邪魔していると思います。

しかし、現実には現状維持を目標とすると、大抵以前(昨年)よりも成果が下がる傾向にあります。

これを自分なりに分析しますと、「変わらなくていいや」という気持ちが所々ででてしまうからではないかと考えております。

その結果、同業他社やライバルに追い抜かれてしまうのです。

変わらないことはリスクなのです。

より良く変わろうとがんばった結果が昨年と同じだったというのならばそれは仕方の無いことです。

なお、人を大切にする経営を実践されている会社では、現状維持という目標の立て方をしません。

昨年よりも少しでも良くしたいという考え方があれば、現状維持の考え方では達成できないことを知っているからです。

現状維持は目標ではなく、打破するべきものなのです。

より良くなるための源は問題点

では、より良くなるために(現状維持を打破するために)必要なことは何でしょうか?

それは問題点です。

問題点を改善するからこそより良くなるのです。

ですから、問題点がない状態は実は危険なのです。

どんなに完璧な会社でも、どんなに素晴らしい人でも、1日仕事をすれば必ず問題点が出てきます。

だからこそ、それを自主的に見つけて改善することがより良くなるために求められるのです。

しかしながら、それができない方がいます。

問題点を極度に嫌う方もいます。

誤魔化しに誤魔化しを重ねて問題点を認めない方もいます。

そういう人がトップにいると、その組織も変わりません。

ところがそのような組織は意外なほど多いです。

それは一体なぜか考えましょう。

人は否定されたくない・・・反面、自分の考えや行動だけが正しいと思い込んでしまうことも危険

誰でも人は否定されたくありません。

だから自分を高めて否定されないように努力します。

次第に自信がついてきます。

自分に自信を持つことは大切ですが、それが過信になると危険です。

自分の考えや行動だけが正しいと思い込んでしまうためです。

そうなってくると、そういうタイプの人は、人の意見を聴くことができなくなります。

自分の思い通りに部下を動かそうとして躍起になります。

自分自身の行動に対して見直しをすることすら嫌う傾向にあります。

プライドが高すぎる人も同じく注意が必要です。

プライドとは自尊心のことでもありますが、これが強すぎると危険なのです。

自尊心とはデジタル大辞泉によりますと次のように記されています。

自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。

「他からの干渉を排除する態度」という部分に驚かれる方もいるかもしれません。

人の意見を聴けない人がトップにいると

あくまで例えばの話ですが、国の政策を決める立場にある人が自尊心が強すぎたとしたらどうなるでしょうか?

会社のルールを決める人が同じようにプライドばかり高かったらいかがでしょうか?

すべての法案は国民が幸せに生活するために存在しているはずです。

会社の制度も然りであり、すべての社員さんが幸せに働くために存在します。

そのためにつくられるはずです。

しかしながら、国民のためにならなかった場合もあります。

同じように、社員さんのためにならないケースもあります。

どちらも速やかな改善が求められます。

ところが、どういうわけか改善されるケースが少ないのです。

これは一体なぜでしょうか?

リーダーの立場やプライド(自尊心)が優先されるとへんてこな忖度が産まれて組織の自浄作用の邪魔をする

私はその法案やルールを推し進めた人(リーダー)の立場やプライドばかりが優先されることによってそうなると考えております。

周辺は「へんてこな忖度」に明け暮れて、改善(より良くなること)が進まないのです。

リーダーはどんどん裸の王様になっていきます。

はっきり言いたいのですが、それよりも大切なものがあることを忘れないで欲しいのです。

大切なのは国民の暮らしです。

社員さんが幸せに働くことなのです。

おかしいことをおかしいと言えない組織、国に明るい将来はありません

組織のトップにPDCAサイクルを回そうとする意識がなければその組織は悲惨なことになります。

何度も同じ過ちを繰り返すことでしょう。

部下は間違った忖度に忖度を重ねて、もはや原型をとどめないほど真実が誤魔化されてしまうこともあるでしょう。

そうならないためにも改善する意識が必要なのです。

より良くしようとする行動が重要なのです。

その源となるのは問題点なのです。

問題点を見過ごされたり、おかしいことをおかしいと言えない組織や国に明るい将来はありません。

組織のトップは問題点をプラスに捉えて、より良く変えることを徹底して欲しいと願っております。

部下を尊重し、提案や問題点を否定せずに受け入れましょう。

最後になりますが、これらは『人を大切にするいい会社』のエッセンスでもあります。

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