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統計不正の再発防止策・・・そもそもなぜ不正が起きたのでしょうか?

  1. 社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

透明化や再集計できるように

厚生労働省の毎月勤労統計調査等で不正が相次ぎました。

それについて、総務省統計委員会は再発防止策案を提示しました。

調査の詳細をインターネットで公開する透明化や誤りがあった場合は再集計できるようにするデータ保存等が柱だそうです。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

厚生労働省の毎月勤労統計などで相次ぎ発覚した統計不正について、総務省統計委員会は13日の部会で再発防止策案を提示した。各調査の詳細を一元的にインターネットで公開する透明化や、誤りがあった場合に再集計できるようにするデータ保存などが柱だ。外部の利用者からの疑問を組織内で共有・確認するルールづくりも求める。月内にも正式決定する。

再発防止策案は一連の統計不正を受けて設置した専門家による点検検証部会が大筋で了承した。

毎勤統計など5テーマの重点審議での指摘事項もまとめた。調査の標本設計、集計・推計方法の詳細な開示、ブラックボックスになりがちなシステムの改善、調査現場の実態確認の徹底などを明示した。統計を専門としない政策部門の調査については統計部局と連携して統計的に適切な手続きを確保するよう促す。

公的統計の信頼回復に向けては政府の統計改革推進会議(議長・菅義偉官房長官)が、総務省統計委員会の建議なども踏まえて年内に総合的な対策をまとめる方針だ(日本経済新聞 2019年9月13日)。

みなさんはどのような感想を持たれますか?

私はもっと本質的な部分の改善を求めたい気持ちが強いです。

私が言うのもおこがましいですが、税金を納めている国民のひとりとして以下述べたいと思います。

統計不正は絶対にあってはならないこと

私たちは統計不正があったことを忘れてはならないと思います。

これらのデータは政府の景気判断や施策にも影響を与えます。

もし影響を与えないとするならば、一体何のための調査なのでしょうか?

データの不正があったことが国民の実感と政府の認識が大きく異なる要因をつくっているのではないでしょうか?

統計不正は言うまでもなく私たち国民の信頼を大きく損ないました。

政府に対しては本気で改善して欲しいと願うばかりです。

統計不正の原因が明確になっていないのはなぜでしょうか?

今回の対応策となる透明化や誤りがあった場合の再集計は大いに結構でしょう。

しかし、そもそもなぜ統計不正が起きたのかという原因が明確になっていません。

これがとても不思議です。

これこそがまさにブラックボックス化なのではと思います。

ここが明確にならない限り、改善策はどれも目先のことになるでしょう。

データを誤魔化そうとしたそもそもの原因があったはずです。

実際に、賃金を高く見せるような統計があった訳ですが、一体何のためにそのようなことが起きたのか明確になっていないのです。

なぜそのようなことをする必要があったのでしょうか?

これ自体を追究することが統計不正を改善する本質ではないかと思います。

組織風土の改善が必要なのでは?つまり「BAD NEWS FIRST!」が機能するように

統計不正が組織ぐるみのものでないことを祈るばかりですが、組織風土の改善も求められると思います。

現場の職員さんが問題点を言える風土です。

不自然なことがあったならば「これは正しくない」と言える風土です。

そのようなことがあってはならないという前提で述べますが、もし上司からの指示で不正に手を染めなければならなかったとしたら、然るべき機関に相談できる仕組みをつくるべきでしょう。

告発者が不当な扱いを受けないような仕組みもつくるべきでしょう。

また、現場では問題が発覚或いは認識していても、上司に報告することができなかったり、もみ消されてしまうような風土であったならば不正は繰り返されることでしょう。

これは民間企業でも全く同じことが言えます。

組織がおかしくなってしまうのは、「人として正しいか正しくないか、自然か不自然か」で判断できなくなってしまった時なのです。

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