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上場企業・・・2019年冬ボーナスは2年連続で過去最高を更新し、2020年3月決算は2年連続で減益

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

平均妥結額は96万4543円となり2年連続で過去最高を更新

経団連は大手企業が支給する冬のボーナスの第1回目集計をまとめました。

これによりますと、平均妥結額は96万4543円となり2年連続で過去最高を更新したそうです。

東証1部上場で社員さんの数が500人以上の82社を集計した結果です。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

経団連は14日、大企業が支給する冬の賞与(ボーナス)の第1回集計をまとめた。平均妥結額は96万4543円となり、前年比で1.49%増えた。主に春先までの堅調な企業業績を反映し、2年連続で過去最高を更新した。造船や自動車、建設が全体をけん引した。プラス幅は昨年(3.49%)より鈍ったが、経団連は「賃金引き上げの流れは継続している」とみている。

東証1部上場で従業員が500人以上の82社分を集計した。製造業は94万7400円で、前年比1.54%増えた。非製造業も2.01%増え、132万7787円となった。業種別にみると7業種が増額、5業種が減額だった。

今回の集計は冬のボーナスを春季労使交渉で決めた企業が8割以上を占めており、2018年度の業績が反映されやすい。12月下旬に公表する最終集計は、足元の輸出の伸び悩みなどを踏まえた企業の交渉結果も加わる。妥結額の水準は第1回集計より下振れする可能性がある(日本経済新聞 2019年11月14日)。

みなさんはどのような感想を持たれますか?

私は少々意外でした。

なぜかというと、大手企業や上場企業は2020年3月期の業績を下方修正しているからです。

次の記事をご覧ください。

2020年3月期は前期比4.9%減・・・2年連続で減益

上場企業の2020年3月期の予測が出てきました。

それによりますと、純利益合計が前期比4.9%減の27兆7656億円と2年連続で減益になる見通しです。

特に製造業は14.7%低下しています。

以下、情報源として共同通信を引用いたします。

上場企業の2020年3月期の純利益合計が前期比4.9%減の27兆7656億円と、2年連続で減益になる見通しであることが15日、分かった。米中貿易摩擦に伴う世界経済の減速が響いた製造業は14.7%低下し、苦境が鮮明になった。日本国内の個人消費も先行き不透明が強まっており、安倍政権の経済政策「アベノミクス」は試練を迎えそうだ。

SMBC日興証券が、東京証券取引所第1部上場の3月期決算企業のうち、14日までに19年9月中間決算を発表した1327社(全体の99.9%)を集計した。金融と、原発事故に関わる特殊要因の影響が大きい電気・ガスは除外した(共同通信 2019年11月15日)。

今冬のボーナスは過去最高を更新したのに、来年3月の業績は2年連続悪化とは一体どういうことでしょうか?

これらの矛盾するように見える結果に「一体どっちが本当なんだ?」という気持ちが出てきます。

私は実感に近い方に真実味があると思っています。

実感に近いのは、2年連続で減益の方です。

圧倒的に企業数が違う

ひとつ言えることは、調査の企業数が全く違うということです。

ボーナスが2年連続で過去最高を更新した経団連の調査は82社で、2年連続で減益というSMBC日興証券の調査は1327社です。

後者の方がより多くの企業を対象にして調査をしていますから、現実に近い結果になるのではないでしょうか。

反対にいえば、経団連の82社はごくごく1部の会社だということです。

経団連の結果が世の中の常識にならないことを願うばかりです。

圧倒的に企業数が多いのは中小企業

我が国にはおよそ382万社の企業が存在します。

その99.7%が中小企業が占めています。

中小企業で働く方々の占める割合は全体の約7割です。

中小企業で働く私たちの賃金が高まらなければ我が国全体の景気は良くなりません。

いくらごく一部の企業の状況が良かろうとも、国全体にいい影響をもたらしてくれるとは言えません。

中小企業を取り巻く環境は「ずっと厳しい」の一言に尽きます。

そういった中で消費増税が実施されました。

さらに厳しい状況の中で今冬のボーナス状況が大変気になります。

しかし、そのような中でもキラリと光る中小企業が存在します。

人を大切にする経営を実践し、大手企業に負けない待遇の中小企業が存在するのです。

そうした企業は、人財が差別化を実現し、価格競争から脱することができています。

そういった企業をつくっていきましょう。

本来、中小企業はイノベーションの担い手です。

我が国の付加価値もおよそ半分は中小企業がもたらしているのです。

大丈夫でいきましょう!

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