ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3

  4. 4

  5. 5

  6. 6

  7. 7

  8. 8

  9. 9

  10. 10

70歳以上も働ける制度を用意している企業は28.9%(2019年6月時点で)

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

70歳以上も働ける制度がある企業は前年同月に比べて3.1ポイント増

厚生労働省によりますと、70歳以上も働ける制度を用意している企業は28.9%(2019年6月時点で)だということです。

前年同月に比べて3.1ポイント増えました。

定年後の再雇用等で65歳まで働ける制度がある会社は99.8%のようです。

なお、定年制度を廃止している会社は2.7%のようです。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

厚生労働省は22日、高齢者の雇用状況に関する調査を発表した。70歳以上も働ける制度を用意している企業は2019年6月時点で28.9%と前年同月比で3.1ポイント増加し、07年の調査開始以降で最高だった。人手不足を背景に中小企業を中心に定年制を廃止したり、本人の希望で定年後も継続雇用したりする動きが増えている。

定年後の再雇用など65歳まで働ける措置を設けている企業は99.8%で前年から横ばいだった。うち定年を65歳としている企業は1.1ポイント増の17.2%。特に従業員31~300人の中小企業で1.1ポイント増の17.9%と割合が高かった。従業員301人以上の大企業は1.2ポイント増の10.6%だった。

定年制自体を廃止した企業は0.1ポイント増の2.7%にとどまった。中小企業は2.9%、大企業ではわずか0.5%だった。70歳以上も働ける企業の割合も大企業が23.3%だったのに対し、中小では29.6%と平均を上回った。

調査は31人以上の常勤社員がいる全国16万1378社を対象に実施した(日本経済新聞 2019年11月22日)。

みなさんはどのような感想を持たれますか?

気になるのは、中小企業における人手不足の深刻化です。

70歳以上も働ける企業の割合が中小企業の方が大手企業よりも高いことは、その証左でしょう。

一方で、大手企業は早期退職者を募る動きが加速しています。

その数はリーマンショック後の状況に近づいています。

こうした矛盾を考え、本当に大切にしなければならないことを明確にするべきだと思います。

「働きたい」という意思が大切。「働かざるを得ない」という状況になるとしたら、それは違うと思います

70歳以上の方でも働ける会社の割合が増えることは人手不足を補う意味でも重要です。

この動機は言ってみれば会社側の都合ですが、ひとつ注意すべき点があります。

それは、本人の収入は別として「働きたい」という意思があるかどうかです。

自分の経験を会社にフィードバックして貢献したいという動機ならば素晴らしいことです。

ところが、もし金銭的な理由で「働かなければならない」という状況だとしたら、いかがでしょうか。

私はいくら人生100年時代と言われてもそれは違うのではないかと思っています。

いつぞやは年金が約2,000万円ほど不足するかもしれないというような情報が国から出されました。

これは金融庁が人生100年時代を見据えた報告書ですが、公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性があるそうです。

95歳まで生きるためには夫婦で2千万円が必要になるということでした。

また、貯蓄額が少ないことも懸念されます。

元気な高齢者の方々が長年働かれることは素晴らしいことだと思いますが、私はその動機について注意すべきだと思います。

繰り返しますが、その動機が「お金を稼がなければならない」というものならば、私は間違っていると思っています。

そうならないような世の中に今から変えていかなければならないと思います。

子供の数をこれ以上減らさないことも

それと同時にもうひとつ大切なのは、子供の数をこれ以上減らさないことだと思います。

理由は単純です。

彼らの数が減っていくならば、会社が継続できなくなるからです。

人手不足倒産というキーワードが普通の状況になればなるほど市場から退出する企業も増えます。

それらは我が国の存続にも影響を与えるでしょう。

さらに、税収も維持することは困難になるでしょう。

子供の数が減るならば、これから税収も減ることを前提に予算を決めていくことが求められるでしょう。

反対に、ひとりあたりの税負担が増えるような世の中では少子化はますます加速すると思います。

はっきり言って、本末転倒です。

しかし、世の中がそのような方向に進んで行きそうで大変懸念しています。

目先のことだけを考えていたら、本当に大切なものを見失うことになるでしょう。

そうならないように、私たちは常に注意していくことが求められます。

さて、企業にとって高齢者が働ける環境づくりは極めて重要です。

私はそれ以上に若い社員さんが子供を安心して産み、育てられるような環境づくりも重要だと思います。

それは企業が生き残るための差別化になることでしょう。

大丈夫でいきましょう!

弊社のクライアント(お客様)の声です。
弊社のお客様への接し方や
支援の雰囲気が伝われば幸いです。

お客様の声