そごう・西武の正月広告が話題に・・・反対から読むと意味が逆転するコピーをみて

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

タイトルは「さ、ひっくり返そう。」

百貨店「そごう・西武」の正月の新聞広告が注目を浴びているそうです。

タイトルは「さ、ひっくり返そう。」です。

ブルーの背景に炎鵬関が中央上部に位置しています。

そこには11行のメッセージが書いてあります。

上から読んでいくとネガティブな文章に感じます。

ところが、下から上に読んでいくと、全く反対の意味になります。

以下、広告に掲載されていたメッセージを引用いたします。

大逆転は、起こりうる。

わたしは、その言葉を信じない。

どうせ奇跡なんて起こらない。

それでも人々は無責任に言うだろう。

小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。

誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。

今こそ自分を貫くときだ。

しかし、そんな考え方は馬鹿げている。

勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。

わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。

土俵際、もはや絶体絶命。

ぜひ下から上に読んでみてください。

内容が逆転することが気がつきます。

広告のモデルになった炎鵬関は幕内力士の中で最も軽量だそうです。

これは、誰もが弱みと思うことでしょう。

しかし、逆転の発想をすると、むしろストロングポイントに変えることができるのです。

それによって、大逆転が起きます。

まさに、ひっくり返すのです。

このメッセージにふさわしいでしょう。

また、このメッセージは「そごう・西武」の決意にも見えます。

百貨店業界は非常に強い逆風が吹いています。

特に昨年10月に実施された消費増税によって、その風はさらに強まりました。

誰もが逆風だと思っている状況でむしろチャンスとして捉え、「ひっくり返そう」としているのです。

私はとても素晴らしいと思いました。

私もつくってみました。上から下に向かって読まれたら、ぜひ下から上に向かって読んでください

私も上記のメッセージを真似てつくってみたいと思います。

次の文章を読まれたら、反対から読んでみてください。

    愚直にがんばっていれば必ずいいことがあります。

    私はその言葉を信じません。

    がんばっていてもいいことなんてない。

    報われない。

    世の中不公平なことばかりだ。

    それでも誰かがこのように言うことでしょう。

    がんばるということは自分をより良く変えることだ。

    問題点を見て見ぬふりをするな。

    考えることを放棄してはいけない。

    しかし、そのような考えは馬鹿げています。

    何も変わりたくありません。

    苦労なんかしたくありません。

    がんばってもいいことがないのだから、何も考えず楽をした方が余程いいです。

    私は流されるままに人生の土俵際に追い込まれました。

    どうすることもできないと諦めようとしています。

※ここまで読まれたら上に向かって読んでください。

物事の本質を追究するために

そごう・西武の広告はまさに逆転の発想だと気付かされました。

これが物事の本質を追究するためには必要なのです。

物事には本音と建て前と言ったように必ず表と裏があります。

両方を見ることがとても大切です。

しかし、人はどちらかでイメージを形作ってしまいます。

片方だけの視点では本質が見えてこないのですが、それでよしとしてしまいがちです。

本質を追究する上では、それまでのイメージと反対を考えることが不可欠です。

ひとつ例を示します。

〇自分に絶対的な自信がある
〇自分を疑う(もっといいやり方があると考える)

多くの人は前者を理想とします。

ところが、より良く変わっていくためには、両方の考え方が必要です。

本当に仕事ができる人や素晴らしいリーダーはこの両方を持っています。

自分に絶対的な自信があるのは素晴らしいのですが、次のようなことも起こりがちです。

〇自分の意見だけが絶対に正しいと思う(柔軟性がなくなる)
〇自分のしたことを振り返らなくなる(見直しをしなくなる)
〇人の意見が聴けなくなる(傾聴ができなくなる)

特に、リーダーがこのような状況では、部下は萎縮してしまい組織の生産性は高まりません。

自分をいい意味で疑うことはとても重要なのです。

ですから、自信の反対を考えることが必要です。

常に危機感を抱くことが人をより良く変えていきます。

会社をより良く変えていきます。

なぜなら、大丈夫ではないことばかりだからです。

だから私はこの言葉を使います。

大丈夫でいきましょう!

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