ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3

  4. 4

  5. 5

  6. 6

  7. 7

  8. 8

  9. 9

  10. 10

好業績下で人員削減策・・・早期・希望退職者を実施した上場企業の6割が黒字

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

これで正しいはずがない

高業績なのに人員削減を実施する企業が増えているそうです。

2019年に早期・希望退職者を実施した上場企業のうち、最終損益が黒字だった企業は約6割ということです。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

好業績下で人員削減策を打ち出す企業が増えている。2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めた。これらの企業の削減人員数は中高年を中心に計9千人超と18年の約3倍に増えた。企業は若手社員への給与の再配分やデジタル時代に即した人材確保を迫られている。業績が堅調で雇用環境もいいうちに人員構成を見直す動きで、人材の流動化が進む。

上場企業が19年に募集(または社員が応募)した早期・希望退職者は35社の計約1万1千人だった。東京商工リサーチが調べた。企業数も人数も18年(12社、4126人)の約3倍にのぼり、多くの電機大手が経営危機に陥っていた13年(54社、1万782人)の人数を超え、6年ぶりに1万人を上回った。

35社の業績を日本経済新聞が分析したところ、全体の57%に当たる20社が直近の通期最終損益が黒字で、好業績企業のリストラが急増していることが分かった。この20社の削減幅は約9100人と、全体の8割を占めた。最終赤字の企業は15社(43%)だった。ただ、有効求人倍率は高止まりしており雇用全体としては悪くない状況が続く(日本経済新聞 2020年1月13日)。

みなさんはどのような感想を持たれますか?

好業績なのに人員削減策を打ち出す企業が増加していることに大変な危機感を抱いております。

大手企業にとってこの取り組みが標準化してしまうとすれば、我が国の将来がとても心配です。

老後の収入面での不安が大きくなる中で、早期希望退職者の募集に手を上げる方はどれだけいるでしょうか?

なぜこのようなことをするのでしょうか?

どうも目先のことしか考えていないような気がしてなりません。

このような制度を実施しようとする方々は、なぜ自分やその家族は当事者にならないと思えるのでしょうか?

一方で、人手不足を原因とする倒産が高水準で推移

希望退職された方々の今後のご活躍を祈るばかりです。

地方において人は余っているどころか不足しています。

大手企業と対照的です。

さらに、人手不足を原因とする倒産が高水準で推移しています。

2019年は過去最悪を上回る可能性があります。

なかなか難しいとは思いますが、地方の中小企業の人手不足を救って欲しいと思います。

定年が早まる?

これからの若い方は入社しても20年後にはリストラ対象となります。

そのような会社に入社したいと思うでしょうか?

その年数はもっと早まるかもしれません。

会社に属さない時代の方が長くなるかもしれません。

その繰り返しが行われたとしたら、老後に不安を持った方が増えるのは必定です。

我が国はどうなってしまうのでしょうか?

少子化がますます加速するのでは

我が国において最も深刻な問題である少子化は、ますます加速化するかもしれません。

現在、大卒の新入社員さんでも、20年後にはリストラの対象になることは、考えてみればとんでもないことです。

我が子が成人になる前の転職は余程のことがない限り控えたい人も少なくありません。

収入が不安定になることがわかっていれば、子供をつくろうという気持ちも失われてしまうかもしれません。

以下は内閣府のデータですが、子供を増やすために必要なのは家庭の収入です。

今一度、大手企業には「企業の社会的責任」を

企業の社会的責任で最も大切なのは、関わる人たち(利害関係者)の幸せを実現することです。

その筆頭は、働く社員さんとその家族の幸せです。

早期・希望退職者の募集はそれを果たしているとは言えないでしょう。

「愛社精神」という言葉も無くなってしまうかもしれません。

リーダーが社員さんに対して愛社精神を求めることは、もはや筋違いだと思います。

会社を必死に守ろうとする若手から中堅の社員さんも減ることでしょう。

(あくまで可能性の話しですが)これでいいとは思えません。

時代がどのように変化しようと変わらないもの

このような流れの中で、その反対の経営をする会社がこれからも生き残ることでしょう。

つまり「人を大切にする経営」をする会社です。

本人を尊重し、可能性を信じ、その人ができることを最大限に発揮できるようにマネジメントすることが「あるべき姿」です。

これは時代がどんなに変化しても変わらないものです。

考えてみれば当たり前の事なのですが・・・。

その当たり前がなかなかできないことが我が国の最大の問題点かもしれません。

大丈夫でいきましょう!

弊社のクライアント(お客様)の声です。
弊社のお客様への接し方や
支援の雰囲気が伝われば幸いです。

お客様の声