週休3日制を日本マイクロソフトが試験的に導入・・・社員1人あたりの売上が4割アップ

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

休みを増やすと生産性が高まる

日本マイクロソフトが試験的に週休3日制を導入したそうです。

社員1人あたりの売上が4割増えたと言うことです。

ポイントとしては給料を下げなかったことがあげられます。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

週休3日制の是非を巡る議論が国内外で盛り上がっている。日本マイクロソフトでは試験的に週休3日制を導入した2019年8月、社員1人あたりの売り上げが4割増えた。好結果を生んだ要因の一つが給与を変えなかったことだ。週休3日制を導入すれば、多くの企業で売り上げも給与も減る可能性がある。実現のハードルはかなり高そうだ(日本経済新聞 2020年1月26日)。

みなさんはどのような感想を持たれますか?

私はまずは挑戦したことがとても素晴らしいと思います。

様々な会社を見てきて思うことですが、週休3日制は大手でも中小企業でも決して不可能なことではありません。

ただし、大手企業が実施する条件としては、非正規の社員さんや協力会社の社員さんも含めて、生産性が高まっていることが重要です。

生産性の低い会社と反対のことをしましょう

なぜ我が国で休日が増えないかというと、休みを増やすと生産性が落ちるという常識にとらわれているからです。

現在でもそのように思っている方が圧倒的に多いです。

まずはその常識を1度取ることで、新たな働き方が見えてきます。

試験的であっても日本マイクロソフトは社員1人あたりの売上が4割も増えたのですから、大きな効果であるといえるでしょう。

では、生産性が低い状態とは、どのような状況でしょうか?

生産性とは、アウトプット(産出)÷インプット(投入)で現されます。

最少のインプットで最大の成果を出せば生産性は高まります。

そういった働き方を目指すべきなのですが、我が国は逆です。

インプットは大きい割に成果はとても小さい傾向が強いのです。

「いいものを安く」はその典型です。

こうなってしまうと、単価の低い仕事を多くこなさなければなりません。

時間的に忙殺され、かつ、利益が出にくくなってしまいます。

我が国全体でこのような状況ではないでしょうか?

仕事の単価を高めること

仕事量を減らすためには、一つ一つの仕事の単価を高めることが必須です。

ここに目を向けている会社こそが本物です。

そのために、企業がブランド化を図らなければなりません。

簡単に言えば、高くても納得できる企業ブランドづくりです。

我が国はそこが苦手です。

我が国に高級ブランドが皆無であることもその証左です。

それがそのまま欧米との生産性の違いを生んでいるのです。

繰り返しますが、仕事量を減らしても業績が下がらないようにするために、最も大切なことは「いいものを安く」からの脱却なのです。

長時間労働は非効率です・・・やらされ感から当事者意識へ

人間は1日の労働時間の中でも、すべて集中して仕事ができるようにはできていません。

そこには必ず無駄が生じています。

「やらされ感」で仕事をしてしまっている人も少なくないでしょう。

長時間労働をすればするほど効率は下がるのです。

それらの無駄を上手に配分することで週休3日制も実現できると思います。

1日8時間分の労働時間を他の4日に振り分けることはできるのです。

1日2時間分の仕事が加わりますが、十分可能な数字です。

ただし、会社から一方的にやりなさいと言われても難しいでしょう。

大切なのは、社員さんが「自分で実現したい」と思う気持ちだと思います。

何と言っても、当事者意識を持った社員さんの働きは3倍違います

そういった自主性のある社員さんは、仕事の段取りとPDCAサイクルを回すこと、4S(整理、整頓、清掃、清潔)を徹底します。

さらに、組織としては「その人にしか出来ない仕事」をなるべくなくし、多能工化を図っていくことができれば、週休3日制は十分に可能だと思います。

これから企業が生き残るための戦略として、ぜひとも実現していきましょう。

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