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2019年12月も実質賃金が前年同月より減少・・・1年でみると2018年より0.9%減少

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

2019年12月の実質賃金は前年12月よりも0.9%減少

厚生労働省の毎月勤労統計調査が発表されました。

2019年12月の実質賃金は前年同月よりも0.9%減少していることが明らかになりました。

以下情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

厚生労働省が7日発表した2019年12月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.9%減少した。残業代やボーナス支払いの減少が響いた。

名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は56万5779円で横ばいだった。内訳をみると、基本給にあたる所定内給与が0.4%増、残業代など所定外給与は2.6%減、ボーナスなど特別に支払われた給与は0.2%減だった。

パートタイム労働者の雇用環境は引き続き堅調だ。時間あたり給与は2.9%増の1180円だった。パートタイム労働者比率は0.30ポイント上昇の31.71%だった。

同時に発表された19年の実質賃金は前年比0.9%減と、2年ぶりに減少した(日本経済新聞 2020年2月7日)。

この結果を予想されていた方も多かったと思います。

2019年は9月を除くすべての月で前年の同じ月より賃金が下がっている

2019年は9月を除く全ての月で前年よりも減少していることが明らかになりました。

以下、毎月勤労統計調査の確報値を示します(12月のみ速報値)。

2019年1月:前年同月比-0.7%(確報値)
2019年2月:前年同月比-1.0%(確報値)
2019年3月:前年同月比-1.9%(確報値)
2019年4月:前年同月比-1.4%(確報値)
2019年5月:前年同月比-1.3%(確報値)
2019年6月:前年同月比-0.5%(確報値)
2019年7月:前年同月比-1.7%(確報値)
2019年8月:前年同月比-0.5%(確報値)
2019年9月:前年同月比+0.2%(確報値)
2019年10月:前年同月比-0.4%(確報値)
2019年11月:前年同月比-0.6%(確報値)
2019年12月:前年同月比-0.9%(速報値)

2019年は1年を通じても2018年に比べて0.9%実質賃金が下がったことになります(12月分が速報値のため今後の確報値で数値が変わる可能性はありますが)。

これは大問題です。

特に10月は消費増税が実施されましたから、賃金の減少以上に「使えるお金」が減っています。

その分、私たちの暮らしは厳しくなっています。

この結果について、政治家の先生方はどのような捉え方をしているでしょうか?

なお、毎月勤労統計調査は昨年の初め頃に不正があったことが明るみになりましたが、今は改善されているはずです。

なおさらこの結果が重要だと思います。

事態を改善するために大切なのは、このことを知ること

この事態を改善するために大切なことは、まず多くの方に知ってもらうことだと思います。

賃金は私たち国民の多くが関心を持っています。

それを示す毎月勤労統計調査はとても重要な指標です。

ところがこの結果を知っている方は決して多いとは言えません。

改善のためにも、メディアのみなさんもどうか周知を図って欲しいと思います。

政治家の先生方もこのことを知らないのか、或いは見て見ぬふりをしているのかわかりませんが、国民にとって最も関心のある賃金についてもっと議論があって然るべきだと思います。

見て見ぬふりをしてはいけません

先日は5ヶ月連続で内閣府の景気判断が「悪化」になったことについて述べました。

賃金が減っている上に、消費増税で使えるお金も減っています。

消費が増えることは考えられないのです。

これで景気が良くなるはずがありません。

政治家の先生方の中には「見たくない結果」だと思われる方もいるかもしれません。

しかし、いちばんいけないのは「見て見ぬふりをすること」だと思います。

どうか国民のための政治をお願いいたします。

当たり前の事を申し上げますが、消費増税をはじめとする施策の是非を問うべきでしょう。

私自身、消費増税の怖さはむしろこれから本格的になると予想しています。

なお、人を大切にする経営を実践しているいい企業は消費増税を追い風にしています。

消費増税があろうとも業績を伸ばしているのです。

しかし、その数が圧倒的に少ないことが我が国にとって問題です。

大丈夫でいきましょう!

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