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中小企業の資金繰り支援策で金融機関のみなさまへお願いしたいこと

  1. 人と会社・企業

円滑化法が復活するようです

金融庁の遠藤長官が中小企業の経営悪化を食い止めるために返済猶予などを促す考えを示しました。

リーマンショック後から2013年まで行われた制度「中小企業金融円滑化法」が復活するようです。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

金融庁の遠藤俊英長官は日本経済新聞のインタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大による中小企業の経営悪化を食い止めるため、「時間をかけず資金繰り支援を機動的に行ってほしい」と金融機関に融資先への返済猶予などを促す考えを示した。リーマン危機後に整備した「中小企業金融円滑化法」の枠組みを実質的に踏襲し、金融機関に対応の報告を毎月義務づける。

新型コロナの影響は国内産業に広く及んでおり、旅行者数の減少や材料の調達難で観光業や製造業などを中心に急激な売り上げ減が懸念されている。金融庁はすでに銀行法にもとづき大手行や地方銀行などに対し、中小企業の当面の資金繰りを支えるための対応状況を報告するよう求めている。融資先に元本や金利を含めた返済猶予など貸し付け条件の変更に柔軟に応じるよう促す。

こうした強力な措置はリーマン危機後の2009年に成立し、13年に終了した金融円滑化法とほぼ同じ内容だ。遠藤氏は「速やかに対応しないといけない状況で現行制度で可能な仕組みをとった」と強調した。円滑化法では貸し付け条件を変更した件数を3カ月ごとに報告するよう求めていたが、今回は頻度を毎月に増やした。「執行面ではより強化されている」と説明し、まずは3月末時点の対応状況を集計する(日本経済新聞 2020年3月17日)。

私も金融機関のみなさまにお願いがあります

私も中小企業支援の現場から金融機関のみなさまにお願いがあります。

今回の新型コロナウィルスの影響は、全国の全業種に及ぶことでしょう。

中小企業はたちまち資金繰りが悪化することでしょう。

毎月のキャッシュアウトを減らすために、既存の借入金の元本返済を猶予する「中小企業金融円滑化法」は大切な方法のひとつです。

ですが、問題もありますので、いくつかお願いを聞いて欲しいのです。

一つ目は、中小企業金融円滑化法を使うと新規の借入がとても難しくなります。

「そんなの当たり前だよ」と言われてしまうかもしれませんが、それをやめてほしいのです。

反対に、新たな融資を申し込んでから返済猶予(或いは返済期間を伸ばして返済額を減らす)をすることをセットにして欲しいのです。

毎月のキャッシュアウトを減らす意味で、中小企業円滑化法はとても素晴らしいです。

しかし、新規融資が実現できなければ、資金はすぐに底をつき、打つ手がなくなってしまいます。

今回は特別に新規の融資と元本返済の猶予の両方をお願いしたいのです。

二つ目は、審査のスピードを早めて欲しいのです。

今回の新型コロナウィルスによって、これまで業績が良かった企業が一気に悪化するおそれがあります。

業績があまり良くなかった企業はさらに悪化するおそれがあります。

通常の融資のスピードでは間に合わなくなるおそれがあります。

新型コロナウィルスの脅威が襲ってくるまでは経営が続いていたことを尊重し、なるべく簡素な手続きで融資が実行できるようにして欲しいです。

三つ目は中小企業金融円滑化法と現状の融資の間を取ることも考えて欲しいです。

運転資金は運転資金よりも返済期間が短く設定されているため、毎月の返済額も大きくなる傾向にあります。

毎月のキャッシュアウト減らす方策で考えれば、返済期間が延びたとしても毎月の返済額をなるべく減らすことがとても有効的です。

少しずつでも元本返済をしながら、新規の融資にも対応していただければ、相当数の企業が救われることでしょう。

四つ目は、例え中小企業金融円滑化法を利用しても格付けを下げないで欲しいということです。

五つ目は、まとめですが、金融機関のみなさんにはどうかこれまでの常識を一度取って欲しいということです。

どうか多くの中小企業を救ってください

新型コロナウィルスの脅威は長期化するおそれがあります。

その都度その都度条件が変わるかもしれませんが、すべての企業が復活することを前提として融資の支援をお願いいたします。

どの企業も新型コロナウィルスの脅威がある前までは経営していたということを忘れないで欲しいと思います。

どうか多くの中小企業を救ってください。

そのためにも、どうかこれまでの常識を一度取って欲しいと思います。

私も現場で出来る限りのことをします。

よろしくお願いいたします。

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