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関西では融資申し込み額が1,000億円超、日銀の3月のETF購入額は7,000億円超

  1. 社会(政治・経済等)が企業や私たちにどんな影響を与えるか

融資申込額が1,000億円を超えた

新型コロナウィルスの影響を受け、関西の中堅・中小企業が資金確保に急いでいます。

日本経済新聞の調査によりますと、新型コロナ関連の融資申込額が1000億円を超えたそうです。

以下、情報源として日本経済新聞の記事を引用いたします。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関西の中堅・中小企業が資金確保を急いでいる。関西の地銀7行と大手5信用金庫への新型コロナ関連の融資申込額が、1000億円強となったことが日本経済新聞の調べで分かった。需要縮小や部材調達の停滞で資金繰りに不安を抱く企業が増えている実態が浮き彫りになった。

2月1日~3月13日までの新型コロナによる減収などを理由とする融資の受け付け状況を聞いた。対象は制度融資や金融機関独自の貸し出し。制度融資では企業が返済できない場合、保証協会などが弁済する。

融資申請は一部意向も含め3366件、1069億円だった。制度融資には金融機関に加え、信用保証協会の審査も必要で、関西の金融機関も「なるべく柔軟に審査する」と話す。7行・5信金の融資残高は2018年度に8148億円増え、単純平均で月680億円だった。

融資増加の背景には、新型コロナの影響が幅広い分野に広がっていることがある。大阪市の金属加工業は「大手の設備投資の減少により、2月以降に2~3割の減収となり給料が払えない」と融資を申し込んだ。大阪市のビジネスホテルも「国内出張客が減り、例年8~9割の客室稼働率が3割以下に落ち込んだ」。

業種別では卸・小売業への影響が大きそうだ。近畿2府4県の信用保証協会にも同様に調査した。融資保証の承諾は合計860件、224億円で、それぞれ最多の約3割を卸・小売業が占めた。訪日客減少が響いているようだ。大阪市内などで茶葉店を営む企業も訪日客が減っているという。

収束時期が不透明ななか、融資申請はさらに増えそうだ。大阪信用保証協会は「3月1~17日で融資保証の承諾件数は前年同期比5割増えた」という。もっとも「緊急融資を受けても需要が回復しなければ借金が増えるだけ」と廃業を検討する高齢の経営者もいるようだ。足元の資金繰りだけでなく、中長期的な施策が企業や金融機関などに求められそうだ(日本経済新聞 2020年3月20日)。

上記は関西の傾向ではありますが、全国的に資金確保に急ぐ流れは加速すると思います。

私は早めの資金調達をおすすめいたします。

融資を受けたら返済しなければなりませんから、消極的になる社長もいると思います。

お気持ちは痛いほどわかります。

しかし、経済が全体的に停滞するおそれがある現在、業績を高めることは極めて厳しいです(そういった会社も存在しますが)。

金融機関のみなさんには、どうかこれまでの常識を一度取り除いていただき、ひとつでも多くの中小企業を救って欲しいと願っております。

日銀のETF購入額は3月だけで7,000億円を超える

新型コロナウィルスは上場企業にも影響を与えています。

株価が大きく下がってきています。

日銀は株の買い支えを行っています(私は禁じ手だと思っていますが)。

先日(15日)、日銀は金融政策決定会合を前倒しで開き、そこでETF(上場投資信託)の購入目標額を、これまでの6兆円から12兆円に倍増しました。

実際に3月19日には日銀のETFの購入金額が倍増し、2,004億円が投入されました。

しかし、日経平均株価は大きく下がり、終値は16,552.83円でした。

以下、日銀のETFの購入金額の推移(括弧は日経平均株価終値)を示します(出典:日本銀行ホームページ)。

2020/3/9・・・・1,002億円(19,698.76)
2020/3/10・・・1,002億円(19,867.12)
2020/3/12・・・1,002億円(18,559.63)
2020/3/13・・・1,002億円(17,431.05)
2020/3/17・・・1,204億円(17,011.53)
2020/3/19・・・2,004億円(16,552.83)

3月だけでも7,000億円を超えています。

日銀によるETFによってすでに相当の含み損が発生しています。

私たち国民の年金にも影響を与えるおそれがあります。

黒田総裁は18日の国会答弁で、足元の株安に伴い日銀保有のETFの含み損が2兆~3兆円に達しているとの試算を示した(日本経済新聞 2020年3月19日)。

この責任を日銀は取れるのでしょうか?

日銀のETFの買い入れは2010年12月からはじまりました。

当初は約4500億円が買い入れ額の限度でしたが、段階的に拡大し、2016年には年3.3兆円から年6兆円に大幅拡大されました。

そして先日の12兆円への大幅拡大です。

中央銀行による市場介入が恒常的になってしまった今、我が国の株式市場は健全な市場であるとは言えないのではないでしょうか?

日銀は辞めるに辞められず、もう出口が見えなくなっているようにすら見えます。

私は一刻も早くやめるべきだと思います。

多くの中小企業を救って欲しい

関西では中小企業の融資申し込み額が1,000億円を超えました。

そして、日銀の3月のETF購入額は7,000億円超です。

融資は返さなければなりません。

ETFは含み損が発生しています。

何かがおかしいと思いませんか?

私はひとつでも多くの中小企業を救って欲しいと願うばかりです。

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