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上司のパワハラによって自ら命を絶ってしまう・・・二度と起こらないように

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

二度と起こらないようにするために

悲しい事件が相次ぎます。

先日、楽器大手のヤマハの男性社員が上司からのパワハラによって命を絶ってしまったというニュースがありました。

男性社員の気持ちを考えるといたたまれなくなります。

心より哀悼の意を表します。

以下、日本経済新聞の記事を引用いたします。

浜松市の楽器大手ヤマハの男性社員が、上司の男性役員による行き過ぎた指導で体調を崩し、1月に自殺していたことが20日、同社への取材で分かった。同社は男性がパワーハラスメントにより体調を崩したと認定。上司は1月から出社しておらず、3月末で退任させるという。

ヤマハによると、男性社員は技術部門で勤務していた。昨年6月ごろに体調を崩し、同11月から休職して自宅で療養していたが、今年1月に自殺した。

昨年末、執行役員だった上司がパワハラ行為をしているとの情報が社内の通報窓口に寄せられた。同社は調査の結果、パワハラと認定した。男性の死亡を受け、第三者の弁護士にも調査を依頼した。

ヤマハの広報担当者は「ご遺族に大変申し訳なく思う。二度と起こらないよう、風通しの良い職場環境をつくっていく」とコメントした(日本経済新聞 2020年3月21日)。

ヤマハは静岡を代表する企業です。

広報担当者が「二度と起こらないように風通しの良い職場環境をつくっていく」とコメントされています。

必ずや職場環境の改善をしてくれるものと信じております。

これは決して人ごとではありません。

上司と部下の関係がある以上、どのような組織においてもパワハラは起こりうると考えるべきです。

風通しのいい職場環境とは

「風通しのいい職場環境」をつくるには一体どうしたらいいでしょうか?

はっきり申し上げて、ほとんどの会社で課題となっています。

その前に、「風通しのいい職場環境」とは一体どのようなものでしょうか?

風通しのいい職場環境を部下目線で簡単に言えば、「言いにくいことが言えること」です。

ではなぜ言いにくいことが言えないのでしょうか?

情報には「GOOD NEWS」と「BAD NEWS」の両方があります。

言いにくいことは「BAD NEWS」です。

それを報連相の場で部下が言ったときに、上司から叱られてしまうケースが非常に多いのです。

勇気を出して言ったのに、それに輪をかけて上司から叱られるようなことがあれば、部下の心は閉ざされてしまいます。

部下は「叱られるならば言わなければ良かった」と思ってしまいます。

ところが、「報連相は常識だ、なぜやらないんだ?」と強要してしまう上司もまた多いのです。

それが行き過ぎればパワハラになってしまうことは容易に想像できます。

風通しのいい職場をつくるためにリーダーに必要なスキルは「傾聴力」です

上司の中には、報告・連絡・相談を徹底させることで風通しのいい職場風土ができると思っている方もいます。

それだけでは大変危険です。

報告・連絡・相談を「強要」することで、新たなパワハラを生みます。

反対に、上司は部下が「自主的に」報告・連絡・相談ができるようにマネジメントする必要があります。

そのために必須のスキルは「傾聴力」です。

まずは部下の発言を遮らず、黙って最後まで聴きましょう。

些細な提案であっても部下を否定しないことが重要なポイントです。

間違っても叱ってはいけません。

叱るという行為も習慣になってしまいます。

さらに感情にまかせて叱ってしまうため、大抵エスカレートします。

キーワードは我慢です。

いきなりできるものではありませんが、訓練することで身につけることができます。

リーダーは自分の感情を優先するのではなく、部下が言いにくいことが言える組織をつくることを優先していきましょう。

こうすることで、「BAD NEWS FIRST!」が機能し、組織の不祥事を防ぐことにも繋がります。

パワハラは仕事が出来る人が上司になったときに起こりやすい

パワハラは、非常に仕事ができる人が上司になったときに起こりがちです。

関連しますが、仕事ができる人は、案外部下を育成するのが上手でないケースも多いです。

仕事ができる人のイメージで部下の仕事を見てしまうと、すべてが至らないものに見えます。

「なんでこんなことができないんだ?」と叱ってしまうのです。

上司にとって簡単に見えるものでも、部下にとっては難しいものばかりだということを常に意識し、部下目線で物事を見る訓練をしましょう。

具体的には、自身の半分以下のレベルでいいと思うことです。

そして、「傾聴力」を持って部下に接しましょう。

これらも非常に難易度が高いですが、確実に職場環境は改善されていきます。

ぜひとも実施していきましょう。

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