ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3

  4. 4

  5. 5

  6. 6

  7. 7

  8. 8

  9. 9

  10. 10

7月30日・・・日本でいちばん社員さんが幸せな会社をつくった偉大な経営者を偲ぶ日

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

相談役の考え方は人の本質に直結する

7月30日は「日本一社員が幸せな会社」と言われている未来工業創業者山田昭男相談役の命日です。

6年という歳月があっという間に過ぎましたが、正直申し上げて私の中では未だ心の整理がついておりません。

相談役は我が国を代表する偉大な経営者です。

相談役から教えていただいたことは、常に私の仕事の中心にあります。

それはこれからもそうあり続けることでしょう。

なぜなら、相談役の考え方は人の本質に直結するものだからです。

以下、限られた時間では語り尽くせませんが、なるべく簡単な言葉で相談役の考え方を示したいと思います。

ほんの少しでも伝われば幸いに存じます。

休みが多いのにも関わらず、生産性が高いのはなぜ?

未来工業さんでは驚くような取組が行われています。

例えば、次のようなものです。

〇年間休日140日
〇地域で最高水準の給与
〇1日の労働時間7時間15分
〇全員が正社員
〇残業禁止
〇報連相(報告、連絡、相談)禁止
等々

簡単に言えば、休みが多いのにも関わらず、生産性が高い訳です。

なぜこのような会社がつくれるのでしょうか?

上記の取組にはひとつひとつに深い意味があります。

これらは会社から一方的に与えられたものではありません。

社員さん一人一人が問題点に気付き、業務改善を積み上げてきたことで得られたものであることが重要なポイントです。

相談役が大切にしていたのはそういった社員さんの自主性であり、モチベーションなのです。

やらされ感、指示待ちの状態の社員さんが多いとこのような会社はつくれません。

上司が強制的にやらせても、命令しても困難なのです。

そのために、これまでの「常識」を取ることがとても重要なのです。

これまでの常識を捨てて、仕事のやり方を変えていって欲しい

未来工業さんのような会社をつくるためにいちばんの足かせとなるのは、それまでの常識や思考の癖、習慣といったものです。

何も変わらないのは、それらの常識についとらわれてしまうからです。

それを一度取り除くことが大切です(これが難しい)。

「常に考える」という未来工業さんの社是は実に深いものです。

これは、人が人らしく生きていく上で本質となるものだと思います。

「なぜ、なぜ、なぜ」と繰り返していくことで、物事の本質が見えてくるからです。

そもそも仕事は人に感動を与えるもの(喜ばれるもの)です。

仕事は必ず人に提供されます。

その人をいかに感動させるかがカギなのです。

その上で何をするべきか考えるとワクワクします。

そのために、未来工業さんは社員さん一人一人が「常に考える」を実践しているのです。

しかし、それが自分中心の考え方になってしまうと、仕事は後ろ向きになり、つまらないものになります。

些細な気付きでも大切にし、否定しない組織風土

未来工業さんはどんなアイディアでも否定されることはありません。

自分で問題点に気付き、カイゼンしていく、或いはそのための提案を出すことが重視されています。

相談役は「〇でも△でも□でもいいから提案を出してくれ」と言っていました。

どんなに些細なことであっても、気付くことが重視されているのです。

気付きは感性であり、常に磨いていないと衰えてしまいます。

些細なことでも気付くことが感性を磨くことに繋がるのです。

また、アイディアは質より量を徹底することが大切です。

つい、人は答えを求めてしまい、量より質を求めてしまうものですが、それではそもそものアイディアが出てこなくなってしまうのです(上司が否定をしてしまったらなおさら)。

良質なアイディアは圧倒的な量の中から出てくるのです。

なお、未来工業さんでは25000もの商品アイテムを誇ります。

些細な気付きを大切に積み重ねてきた証です。

偉大な演出家でもある

相談役は偉大な演出家でありました。

なぜ演出家というと、未来工業さんの前身は劇団未来座という劇団であったことに起因します。

このことが未来工業さんの独特な社風をつくり出していると言ってもいいでしょう。

演劇には本番の時間があります。

その時間は限られています。

この時間でいかにお客様を感動させ、喜ばせることができるかが勝負です。

そのために演劇のテーマを決めて、シナリオを書き、それに沿って何度も何度も演技の稽古を繰り返します。

演技と言っても、本物のように感じられればお客様は感動しません。

次第にそれが身についたときにお客様に感動を与える演技になるのです。

その中でアドリブもあり、それがまたお客様を惹きつけます。

また、時間通りに劇を終わらせるために何度も何度も稽古を繰り返します。

こうしたことがそのまま仕事にも当てはまるのです。

人に感動を与えることによって、いい人間関係が構築されます。

それが仕事においてもプライベートにおいても好循環を生み出すのです。

さらに、逆転の発想

相談役は逆転の発想をすることも重視していました。

自分でたどり着いた答えを反対から見てみると、また違った答えが出てきます。

これがまた深いのです。

人は答えをひとつにしたがります。

しかし、そのような常識を捨てないと、物事の本質は見えてきません。

仕事にしても自分だけの視点では提供する相手に感動を与えることはできません。

仕事を提供する相手の立場になって(逆転の発想で)考えることがとても重要なのです。

また、そもそも先のことなど誰もわかりません。

例えば、経済学者の予測が正しければ、経済学者はすべて億万長者になっていることでしょう。

しかし、現実は違うのです。

だから諦めるのではなく、むしろチャンスだと捉えるのです。

そのために、常識を疑い「常に考える」を実践しているのが未来工業さんなのです。

新型コロナウイルスの脅威が高まっている今こそ生きてくる

先日、雅裕社長から「あるもの」をいただきました。

大切な試作品のうちのひとつです。

その商品をいただけたことにも、コンセプトにも感動しました。

これは世のため人のためになるものになることでしょう。

どんなに新型コロナの脅威があろうとも、どんなに世の中が不景気になろうとも、未来工業さんは健在です。

相談役の考え方は、新型コロナウイルスの脅威が高まっている今こそ生きてくるものだと痛感しています。

今日は次のようなNEWSがありました。

厚生労働省が新型コロナウイルスに関連する解雇や雇い止めが4万32人になったことを明確にしました。

約1カ月程度で1万人増加したことになります。

世の中が不景気になって人が真っ先に犠牲になるような状況は間違っています。

そのような仕組みが我が国が諸外国と比べて生産性が低い一因にもなっていると思います。

「正社員でない人間が真面目に技術を覚えようとするだろうか?」

相談役の言葉が示すとおりです。

未来工業さんは全員が正社員であり、もちろん、リストラも一切しません。

だから、社員さんのモチベーションが高いのです。

私は社員さんを徹底的に大切にする未来工業さんのような会社が存在することが世の中の希望だと思っています。

未来工業さんのような会社が世の中に増えることを願っています。

大丈夫でいきましょう!

弊社のクライアント(お客様)の声です。
弊社のお客様への接し方や
支援の雰囲気が伝われば幸いです。

お客様の声