いちいちそんなケチつけるもんじゃないですよ・・・二階幹事長

  1. 人と会社・企業

今、全力を尽くしてやっているじゃないですか

昨日(19日)放送された『クローズアップ現代+』(NHK総合)で、二階幹事長が単独インタビューに応じました。

政府の新型コロナ対策への批判について、二階幹事長は「今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチつけるもんじゃないですよ。」と発言しました。

以下、状況が詳しく説明されていた女性自身の記事を引用いたします。

二階幹事長のある発言に批判が殺到している。それは二階幹事長が単独インタビューに応じた19日放送の『クローズアップ現代+』(NHK総合)でのこと。

序盤、インタビュアーを担当した武田真一キャスターがNHKの世論調査で菅義偉首相(72)の不支持率が支持率を上回ったことについて触れると、二階幹事長は、

「これは、みんなやり場がないんですよ。この今の状況を。どこにぶつけていきますか。野党の某政党に『責任はお前の政党にあるよ』と言ってみたってしょうがないじゃないですか」

と、好転しない新型コロナへの“怒り”を国民が政府に転嫁しているという持論を展開。さらに水際対策や緊急事態宣言の発令タイミングなどが「後手後手」と批判を浴びていることについて、武田キャスターが「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問すると、二階幹事長は語気を強めながらこう答えた。

「それじゃあ、他の政党が何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチつけるもんじゃないですよ。与党になっていればいい時ばかりではないんですよ。いかなる時も与党は与党としての責務を果たさなければならない」

政府の新型コロナ対策への批判を“ケチ”と一蹴した二階幹事長の発言にはSNS上で批判が殺到した。(女性自身 2021年1月)。

私もこの動画を見ました。

私が気になったのは次のやりとりです。

武田キャスターが次のように質問しました。

「明日の暮らしがどうなるかという方が私たちの取材の中ではいました。そういうところに寄り添う政治というのが求められていると思いますが二階さんはどのようにお考えでしょうか?」

二階幹事長は次のように応えています。

「それはそうですよ。そういう方がおられれば直ちにそういうところに寄り添って対応していく。政治はそうしたことに十分応えるというのは政治のいの一番の責任ですよ。十分今日も応えておりますが、今後も応えていきます。」

二階幹事長は明日の暮らしがどうなるかという方に対してこれまでも十分応えているという認識のようです。

十分応えていないから支持率が下がるのではないでしょうか?

シンプルに、暮らしが不安な方々に対して、十分に応えていれば支持率は下がらないでしょう。

二階幹事長は言うまでもなく実力あるリーダーのひとりです。

力のある方がこのような見方であることを知ってとても悲しい思いをしています。

苦言を呈することはケチをつけることではない

国民が苦言を呈することは、ケチをつけることではありません。

ケチをつけるとは、デジタル大辞泉によりますと次のように記されています。

1 縁起が悪いと感じるようなことを、言ったりしたりする。「せっかくの門出に―・ける」
2 欠点を見つけて悪く言う。難癖をつける。「あれこれ―・けて縁談を断る」

二階幹事長はどちらのイメージで言ったのでしょうか?

いずれにしましても、国民は政権に「ケチ」をつけている訳ではありません。

ケチと言ってしまうところに、今の政権が問題点に対して真摯に向き合うことができない理由があると考えます。

申し訳ないですが、菅首相もそのような傾向が強いと感じられます。

自分たちの問題点に謙虚に向き合い、改善しなければ、物事は良くなりません。

政治も、国も、企業も同じです。

組織のリーダーならば、なおさら問題点と向き合う必要があります。

リーダーはなぜ裸の王様になってしまうのか

組織のリーダーは力を持つと「裸の王様」になってしまうことがあります。

自分の思い通りに組織や人を動かすことが当たり前になってくると、いつの間にか人の意見を聴くことができなくなってしまうようになりがちです。

いつの間にか、自分に都合のいい情報しか耳に入れたくなくなります。

そういったリーダーは、大きなリスクを抱えることになります。

なぜなら、現場で起きている問題点が自分の所に届かなくなってしまうからです。

問題点が上がってこないように、圧力をかけてしまうリーダーも少なくありません。

会社組織でもよく目にしますが、リーダーに対して意見を述べた部下が違う部署に飛ばされてしまうことがあります。

下手をすると降格です。

いわゆる「恐怖政治」です。

そのような状況を部下は見ていますから、自分の意見(提案も含む)を言うことを控えるようになります。

問題点について見て見ぬふりをするようになります。

反対に、リーダーのまわりにはイエスマンばかりが目立ってきます。

リーダーには気に入られている反面、同僚や部下から慕われていない人(評判が良くない人)が出世してしまうことも珍しくありません。

そうなると真面目に取り組んでいる部下はみなモチベーションが下がります。

そのような組織が果たして健全に機能するでしょうか?

それは「No」です。

リーダーの裸の王様を防ぐためには・・・苦言を呈する側近の存在

リーダーが裸の王様になると世の中の常識とどんどん乖離してしまう傾向が強くなります。

そうならないように、いい組織(健全に機能する組織)のリーダーには、必ず苦言を呈する側近がいます。

苦言とは、デジタル大辞泉によりますと次の様に記されています。

本人のためを思い、言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉。「苦言を呈する」

リーダーにとって、時に耳が痛くなるようなこと(BAD NEWSも)を言う側近が必要なのです。

今回の場合は、国民の意識と政治のリーダーの意識が乖離していることが示されたのではないでしょうか。

そのために、今、政治のリーダーに求められるのは、苦言を呈する側近の存在ではないでしょうか?

国民のために働く内閣のためにも・・・。

言うまでもなく、政治は全国民のために行うものです。

自分に投票してくれる人だけが国民という訳ではありません。

むしろ、投票しない人の方が多いのです。

そうした人々も国民です。

そのことを政治家の先生方にはわかって欲しいと思います。

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