国家公務員の方々はコンプライアンスをどれほど重要なことだと思っているのか?

  1. 人と会社・企業

コンプライアンス(法令順守)はどれほど重要なことだと考えているのでしょうか

国家公務員の方々にとって、コンプライアンス(法令順守)はどれほど重要なことだと考えているのでしょうか?

法令違反を犯しても大したことはないと思えるのでしょうか?

そう思わざるを得ないことが起きています。

山田真貴子内閣広報官が総務省在職中に接待を受けたのは明らかな国家公務員倫理法違反です。

完全にコンプライアンス違反です。

国家公務員が国民の信用を損なう行為をしていながら、菅首相は山田内閣広報官の続投を決めています。

以下、情報源としてFNNプライムオンラインの記事を一部引用いたします。

7万円を超える接待を受けていた山田真貴子広報官が、国会で「深く反省しています」と陳謝した。
批判の矛先は、山田広報官の続投を決めた菅首相にも向けられている。

“飲み会は絶対に断らない女”を自負していた山田広報官は、国会招致も断らなかった。

野党からの質問に手を挙げると、さかんにカメラのシャッターが切られ、その説明に注目が集まった。

山田内閣広報官「このたびは、私の総務省在職中の国家公務員倫理法違反にあたる行為により、公務員の信用を損なうことになりましたことを深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」

総務審議官だった2019年11月、放送関連会社に勤める菅首相の長男・正剛氏ら4人から、1人あたり7万円を超える接待を受けていた山田広報官。

法に触れる接待だったことから、野党が厳しく追及した(FNNプライムオンライン 2021年2月25日)。

そもそもなぜコンプライアンスを順守しなければならないのでしょうか?

それは、ズバリ国民のためです。

山田内閣広報官の行動も、国民のためになっているかどうかで判断するべきではないでしょうか?

そもそも接待を受けること自体がアウトなのに

国家公務員の方々はコンプライアンスの研修を受けているはずです。

それとも、上席の方は研修を受けていないのでしょうか?

研修のケーススタディで、今回と同じようなことを考えてみてください。

いかに異常なことかわかると思います。

ある大臣の息子が所属する会社がありました。

その会社は自分が所属する省庁と関連がある(或いは生まれそうな)業種です(調べればすぐにわかること)。

さて、その会社から国家公務員のあなたに飲み会の誘いがありました。

あなたはその誘いを断るべきでしょうか?

それとも、誘いを受けるべきでしょうか?

言うまでもなく、この答えは前者です。

そもそも国家公務員倫理規定では、接待を受けること自体がアウトだからです。

例え割り勘であってもアウトです。

コンプライアンスの研修では誰もがそのように答えると思います。

なぜ誘いを受けてしまったのか?

では、上記の質問で「誘いを受けてしまった」とします。

次の問題は、「なぜ誘いを受けてしまったのか?」その理由を考えましょう。

例えば、以下のような理由だとしたらどうでしょうか?

〇自分の人脈が広がるから
〇自分が出世するかもしれないから

国家公務員倫理規定を順守するよりも、これらが優先されてしまうことは大問題です。

国民のための国家公務員が自分のことしか考えていないことはあってはならないからです。

でも、誘いを受けてしまいました。

さらに理由を考えると、自分との関係が強い大臣の息子が所属する会社からの飲み会の誘いならば、断ってしまうことでその大臣の顔が潰れてしまうかもしれないと思ったからです。

その大臣の顔を立てるために飲み会に参加しました。

これが忖度ですが、その結果出世したとしたらどのようなことを今後するでしょうか?

以降も同じように飲み会に参加するでしょう。

国家公務員倫理規定に違反していることを無視して・・・。

現実の世界でもこのようなことが繰り返されていたとしたら

現実の世界でも、このようなことが繰り返されていたとしたら・・・?

国家公務員倫理規定よりも自分のことを優先するのならば、残念ですがそもそも国家公務員として不適格だと言わざるを得ないでしょう。

しかし、なぜ問題を起こした張本人が甘い処罰で済むのでしょう。

甘い処罰は「ここまで登り詰めれば問題が起こっても切り抜けられる」というモラルハザードを引き起こすだけだと思います。

そのことを命じたリーダーにも大きな責任があります。

それでは国民に対して示しが付かないのではないでしょうか?

不思議なのですが、このようなケースも大分既視感があります。

似たようなことが幾度となく起こっています。

しかし、それらは国民のために決してなりません。

いい国になっているとは決して言えません。

どうか、国民のための判断と行動の徹底をお願いします。

それが国家公務員であると信じています。

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