なぜ国家公務員倫理規定に違反してでも「接待」を受けた?・・・真相を追求して欲しい

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

コンプライアンスや組織を考えさせられる出来事

菅首相の長男正剛氏が勤める「東北新社」から総務相在籍時代に接待を受けていた山田内閣広報官が辞職しました。

山田広報官は入院されたそうです。

まずは身体を回復させて欲しいです。

そして、本当の原因が明らかになることを望みます。

以下、デイリーの記事を引用いたします。

菅義偉首相が1日、自身の長男を含む「東北新社」から7万円超の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官が入院し、辞職したことに関して、官邸で記者団のぶらさがり取材に応じた。

 菅首相は山田氏の辞職について「こうした事態に至り、皆様方にご迷惑をおかけすることを大変申し訳なく思います」と述べ、後任については「業務に支障をきたさないよう、できる限り早く決定したい」とした。

 対応が「後手後手」との指摘があることを聞かれると、「わたしはそのようには思っていません」と返した。

 任命責任については「山田広報官は行政経験豊か、前総理の広報、秘書官もやってましたので、期待をし、お願いをしました。このような辞任されることは大変残念に思います」とした。

コンプライアンスとは?

仕事、そして責任とは?

組織、そしてマネジメントとは?

いろいろと考えさせられる出来事だと思います。

接待を受けなければ辞任はなかったでしょう。でも出世もなかったかもしれません

そもそも山田広報官は「接待」を受けなければ辞任はありませんでした。

それでも「接待」を受けたのです。

なぜ国家公務員倫理規定に違反してでも「接待」を受けたのでしょうか?

私は次の2点を考えました。

〇その先に自分の「出世」があるから

〇逆に「忖度」をしなければ降格させられたり、飛ばされてしまうかもしれないから

以下は完全に想像です。

ある国家公務員の方がいました。

その人に対して、ある大臣の息子が所属する会社から接待の誘いがありました(その会社とは利害関係があります)。

その大臣はとても力があり、誰も逆らうことができません。

その人は大臣の息子らから接待を受けた後、その会社に便宜を図りました。

その結果、その大臣に気に入られ、その人は出世し重要ポストに就きました。

そのようなことが幾度となく繰り返されました。

もちろん、これらは完全にアウトです。

しかし、「大臣に気に入られれば出世する」ならば、例え正しくない接待であっても、その会社に便宜を図ることであっても、進んでしようとする人もいるかもしれません。

やがて世間に知られて、相当の批判を受けました。

その人を気に入り出世させてくれた大臣は、はじめはかばってくれました。

しかし、世論は許しません。

批判の声はより大きくなりました。

その人は辞任に追い込まれました。

反対に接待を断ったとしたら?

反対に、その接待を断ったらどうでしょう?

その息子にも大臣にも恥をかかせてしまうことになってしまうのかもしれません。

もしかしたら、圧力がかかって降格させられたり、どこかに飛ばされたりすることもあるかもしれません。

それが嫌ならば、むしろ「忖度」は横行してしまうのでしょう。

「忖度」が横行すれば、リーダーに「BAD NEWS」はあがってきません。

PDCAサイクルも回らず、リーダーはどんどん裸の王様になります。

国民に奉仕するべき存在の国家公務員の方が、国民ではなく大臣を意識するようになってしまうならば、国民の意識とは乖離した政治が行われるのは当然のことかもしれません。

この悪い流れを断ち切らなければ、いい政治はできないと思います。

真面目に、愚直に国民に奉仕している国家公務員の方々がとても気の毒です。

本来ならば接待など受けなくても愚直に国民に奉仕し、国民のための仕事が評価され、出世していくことが「あるべき姿」です。

それが今大きく崩れているのではないかと思ってしまいます。

部下に恐怖を与えるような評価制度では、部下は上ばかりを見ることに注視し、思う存分自分の能力・魅力を発揮しようとしません。

本来の大切な仕事をしなくなってしまいます。

恐怖による統治は、働く人を幸せにしないのです。

リーダーが自分の意のままに部下を動かすことに注力すると、組織は世間の常識からどんどん離れていく

一般の会社組織でも共通しますが、リーダーが自分の意のままに部下を動かすことに注力すると、組織は世間の常識からどんどん離れていきます。

リーダーは裸の王様になります。

今回もその典型ではないでしょうか?

国民の多くが「おかしい」と思っていますが、政府はそのように思っていないように見えるからです。

菅首相が「後手後手」との指摘に対して、「わたしはそのようには思っていません」と言えるのもその証拠です。

本気で言っているかどうかわかりませんが、このような姿勢では今の政府にPDCAサイクルを回す能力は乏しいと思います。

このままでは国民のために働く内閣を実現することは難しいでしょう。

そのためにも菅総理を裸の王様にしてはいけないと思います。

苦言を呈する側近がいれば違うのですが・・・。

どうか国民のために働く内閣の実現をお願いします。

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