2019年の静岡県のお茶が産出額ベースで首位の座から陥落

  1. 人財・人づくり

これはチャンスととらえるべきでは?

2019年の静岡県のお茶が産出額ベースで1970年から続いていた首位の座から陥落したそうです。

以下、情報源として静岡新聞の記事を引用いたします。

農林水産省は12日、2019年の農業産出額を発表し、生産量で日本一の静岡県の茶は前年比18・5%減の251億円と激減、生産量で猛追していた鹿児島県に初めて抜かれた。産出額は鹿児島も13・1%減だったが252億円と静岡県をやや上回った。産出額ベースで静岡県は記録が残る1970年から続いた首位の座から陥落した。

 茶の産出額は、生葉分と、製品の前段階に加工した「荒茶」分を合計する。静岡県は生葉147億円、荒茶104億円に対して、鹿児島は生葉163億円、荒茶89億円と、生葉の部分で初めて逆転された。静岡県は生葉の生産量が減り、取引価格が安かったことなどが原因とみられる(静岡新聞 2021年3月13日)。

私は静岡のお茶を見直すいい機会だと思っています。

静岡県民として、静岡茶を応援する気持ちで以下述べることをお許しください。

もちろん、鹿児島茶も素晴らしいと思いますので誤解ないようお願いします。

お互いがいい意味で切磋琢磨していくことを願っています。

お茶もデフレ経済の犠牲に

静岡のお茶の産出額は1992年をピークに右肩下がりです。

かつて、お茶の生産者さんからも「儲からない」という声をうかがったことがあります。

お茶畑が太陽光発電に変わっていった例も少なくありません。

近年、静岡のお茶の多くが「いいものを安く」の波に飲み込まれてしまった印象を持っています。

つまり、価格競争です。

大量生産、大量消費のなごりもあるかもしれませんが、「いいものを安く」では決して儲かりません。

いくら生産しても儲かりません。

批判覚悟で申し上げますが、私は少ない生産量でも儲かるように根本を変えていく必要があると思います。

静岡茶のコンペティター(競争相手)は?

静岡茶のコンペティター(競争相手)は何でしょうか?

鹿児島茶でしょうか?

確かにそうかもしれません。

しかし、私はこれまでの業界慣習が最大の敵ではないかと考えています。

新しい価値を求めて様々な取組を推進していながら、結局これまでの常識(慣習)にとらわれてしまい、元に戻ってしまうことが多い気がしています。

例えば、お茶の効能についても抗酸化作用等の素晴らしいものがある訳ですから、国内だけではなく海外でももっと成功していいと思います。

いかようにもブランド展開できると思います。

しかし、なかなか難しい面もあるとうかがっています。

まずは本当に静岡のお茶が安心・安全な飲み物であるか、海外の消費者目線で考えるべきでしょう。

もし海外と国内で農薬や肥料の基準が違うとしたら、ここは早急に改善すべき点だと思います。

静岡のお茶のニーズは確実にあります。

本当に健康にいいものならば、徹底してそこを訴求し、改善していって欲しいと思います。

その上でぜひ高付加価値化に挑戦していただきたいと思います。

静岡のお茶をどこまでも応援いたします。

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