東京都・・・命令に反して営業を継続していた4店に過料を科す手続き

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時短営業の命令に踏み切ったのは全国初

東京都が新型コロナウイルス感染拡大防止策の営業時間短縮命令を出した飲食店のうち、営業を継続していた4店について裁判所に対して過料を科す手続きを行ったそうです。

全国の自治体で時短営業の命令をしたのは東京都が初めてです。

また、命令違反をした店舗に対して過料を科すのも初めてです。

以下、時事通信社の記事を引用いたします。

東京都は29日、新型コロナウイルス感染拡大防止策の営業時間短縮命令を出した飲食店のうち、4店が営業を継続していたことが確認できたとして、コロナ対策の特別措置法に基づき、裁判所に対して過料を科す手続きを行った。

特措法に基づき自治体が時短営業の命令に踏み切ったのは全国初。過料の手続きに入るのも初めてとみられる。同法では、時短命令に従わなければ30万円以下の過料を科すと明記している(時事通信社 2021年3月29日)。 

みなさんはどのような感想を持たれますか?

それにしても「命令」とは驚きます。

「命令」に従わなければ過料を科すというのも驚きます。

私はこれでいいとは決して思えません。

何か大切なものを見落としているような気がしてならないからです。

思考を停止してはいけません。

考えて知恵を出すことが必要だと思います。

そもそも時短営業の命令違反をした要因は?

そもそもについての疑問が続きます。

そもそも、東京都はなぜ時短営業の命令を出したのでしょうか?

これは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためでしょう。

今回は飲食店に対して時短営業の命令が出されました。

では、そのための十分な補償はしていたでしょうか?

その検証が必要だと思います。

では、なぜ時短営業の命令を4店は違反したのでしょうか?

これは勝手な想像ですが、補償額が十分でなかったからでしょう。

それでは生きていけないからでしょう。

例えば、大手の飲食店にとって、1日6万円の補償では不足します。

小さな個店ですら稼いでいるところはこの額でも不足します。

この点が見落とされていませんか?

十分な補償もしていないのに一方的に命令をして、違反したから過料を払えということならば、到底納得できるものではありません。

私は「違反したくてしたのではない」と思います。

もちろん、違反した過料と売上とを天秤にかけたかもしれません。

誤解を恐れず申し上げますが、それはこのコロナ禍で必死に生き抜くためには必要なことだったと思います。

このことに対してコンプライアンスが問われるとしたら、あまりにも酷でしょう。

もう少し優先順位を考えるべきです。

命令するならば、補償が十分にあってでは?

今後も新型コロナウイルスが感染拡大するおそれがあります。

第4波も現実的です。

もし命令するようなことが発生するならば、十分な補償や資金繰り支援があったうえで行うべきです。

補償額については、その店舗にあった額補償額を考慮するべきです。

これはできるはずです。

なぜなら、毎年申告している訳ですから。

逆に、なぜ店舗規模やそれまでの売上、客数等を鑑みて補償額が決められないのか不思議です。

また、困っているのは飲食店だけではありません。

新型コロナウイルスの感染拡大は、あらゆる業種にダメージを与えています。

約10兆円あった予備費も底をついたそうです。

本当に困っている人にどれだけ届けられたのか検証するべきです。

現場で困っている人々の声が届いて欲しいと願うばかりです。

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