you tube再生回数1億超「うっせぇわ」から「社会人じゃ当然のルール」を考える

  1. ワーク・ライフ・バランス 働き方改革

youtubeの再生回数が1億

adoさんというシンガーが歌う「うっせぇわ」という曲が話題です。

なんと、youtubeの再生回数が1億を超えています(4月7日の時点で117,228,843 回)。

とても中毒性がある曲ですが、まずadoさんの表現力に感銘を受けます。

ウィスパーポイス、がなり声等々を駆使して歌い上げています。

それと、私なりの気付きですが、「うっせぇわ」は働くことや社会人としての「常識」を考えさせられる歌だと思いました。

そのことについて簡単に述べたいと思います。

ベテラン世代にも若手世代にもその中間の世代にも、社会にも、自分にも問題提起している曲

「うっせぇわ」は誰に対して歌っているのでしょうか?

私には働く全ての人に対するメッセージに聞こえます。

つまり、ベテラン世代にも若手世代にもその中間の世代にも、社会にも、自分にも問題提起している曲だと感じました。

冒頭の「正しさとは、愚かさとは」のウィスパーボイスです。

「見せつけてやる」の部分で突然ノイジーながなり声になり一気に引き込まれます。

これらの部分は、人に対して自分の考えを主張したい気持ちと、自分自身の生き方を貫こうとしている気持ちが感じられました。

次の「小さな頃から優等生で、気付いたら大人になっていた」というフレーズは、案外あてはまる人が多いのではないでしょうか?

なんでもそれほど努力しなくてもそこそこできてしまうのです。

でもそれは一方で「自分で考える」習慣が身についていないという問題点を露呈しています。

「ナイフみたいな思考回路」を持ち合わせていないという部分でそれがうかがわれます。

だから、満たされないことに対して自分自身で解決できずに「それは誰かのせい」としてしまいがちなのだと思います。

でも、自分で考える習慣がないからこそ「社会人じゃ当然のルール」を疑いもなく素直に受け入れてきたのでしょう。

そして、その不自然さにようやく気が付いて、「うっせぇわ」のサビのフレーズに繋がるのではないかと思います。

サビはそういった「社会人じゃ当然のルール」こそ、そもそもおかしいのではというメッセージにも聞こえます。

「一切合切凡庸なあなたにはわからないかもね」は、「社会人じゃ当然のルール」を守り、まるで個性を押さえつけて会社のために忠誠を尽くしてきたベテラン世代に対する強烈なメッセージにも聞こえます。

1番の歌詞にはこのような感想を持ちました(2番についてはまた後日書きたいと思います)。

社会人としてのルールの本質を考えるべきです

私たちは社会人としての当たり前になっているルールの本質を考えなければなりません。

例えば、報連相(報告、連絡、相談)がそうです。

報連相は社会人としてのルールであり、当然のマナーだという人も少なくありません。

特に、リーダーやベテランクラスはそのように思い込んでいることが多いです。

ですから、入社間もない若手社員が報連相できないと、それは「常識だ」「ルールだ」と押しつけようとしてしまうのです。

パワハラにもなりかねません。

人は自分が常識だと思っている事が守られない時、不機嫌になることが実に多いです。

それゆえ、報連相は常識だと言っている上司は、横柄な態度で部下に接してしまいがちなのです。

でも、それでは報連相は機能しません。

そもそもの目的を見失っているからです。

報連相の本質は、現場の問題点や悩み等の言いにくいことを素早く吸い上げて改善を図ることなのです。

そのためには、部下が問題点を言いやすいように上司の傾聴力が必須なのです。

傾聴力がある上司ならば、「うっせぇわ」に登場するような上司にはなりません。

無意識の思い込み・偏見にとらわれた目で若者たちを見ないように

「うっせぇわ」を聴いてカチンとくる人もいるようです。

特に組織の中堅以上のリーダーには「受け入れがたい曲だ」という方もいます。

また、これまで厳しい縦社会に育ってきた方からもそのような感想が聞かれました。

リーダー達の気持ちは痛いほどわかります。

しかし、いくらリーダー達が「けしからん」と言っても改善には繋がりません。

今ではパワハラにも繋がってしまいます。

少し客観的な視点で考えてみましょう。

私たちはつい「最近の若者は・・・」と無意識の思い込み・偏見にとらわれた目で若者たちを見てしまってはいないでしょうか?

「いや、そんなことはない。俺の考えは絶対に正しい」と思っている方も、どうかその考えを1度脇に置いてみて欲しいのです。

どうか先入観を取って若者と接してみてください。

若者たちは実に優秀で、無限の可能性を秘めています。

その可能性を「一切合切凡庸な」視点で潰してしまっていたら?

リーダーにとっても企業にとっても大きな痛手です。

無論、若者たちが至らないことも多々あるでしょう。

これは本人達が気付いて改善していけるようにマネジメントすることがいちばんです。

それは未来を見据えたリーダーだからこそできることです。

より良いマネジメントに繋がるはずです。

「うっせぇわ」にはそのようなメッセージも伝わってきました。

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