「自己責任の参加に同意するものとする」・・・どこが安心・安全のオリンピックか

  1. スポーツ

どこが安心・安全のオリンピックなのでしょうか?

オリンピックの参加者が義務づけられた同意書には「リスクや影響が完全に排除されるとは限らないため、自己責任の参加に同意するものとする」と明記されていることが明らかになりました。

以下、共同通信の記事を引用いたします。

【ジュネーブ共同】新型コロナウイルスの影響が懸念される東京五輪を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)が27日に開いたアスリートとの意見交換会で、五輪参加者が義務付けられた同意書に疑問の声が上がった。参加者向けのコロナ感染防止策をまとめた「プレーブック(規則集)」は「リスクや影響が完全に排除されるとは限らないため、自己責任の参加に同意するものとする」と明記している。

 IOCの担当者は、同意書の提出は従前通りだと強調。米国の選手委員はバッハ会長との質疑で「選手に求められる同意書を多くが疑問に思っている」と指摘した(共同通信 2021年5月28日)。

この報道が事実だとしたら、とんでもないことです。

あまりにもアスリートを馬鹿にしていませんか?

「リスクや影響が完全に排除されるとは限らないため」という表現を用いるということは、安心・安全のオリンピックとは言えないことを自ら証明しているようなものです。

しかも、自己責任です。

日本に来て、新型コロナウイルスに感染しても自分の責任になってしまうのです。

IOCは自分たちが主催者でありながら、何が問題があったら参加者の自己責任にすることはどう考えても不自然です。

このような同意書の元で参加するアスリート達は気の毒です。

正しいか正しくないか、自然か不自然か

「リスクや影響が完全に排除されるとは限らないため、自己責任の参加に同意するものとする」という内容の同意書があること事態、とても不自然です。

この不自然な同意書にアスリート達をサインさせようとしていること自体間違っています。

なぜそこに気が付かないのでしょうか?

何の罪もないアスリートのみなさんが自己責任でリスクを負うことは間違っています。

リスクや影響が完全に排除されていないのならば、安心・安全なオリンピックとは言えません。

ならば、中止或いは延期をするべきでしょう。

バッハ会長は「東京大会は史上最も準備の整った大会だ。自信を持って東京に来て欲しい」と述べ、安全安心な大会の開催を強調しています(NHKNEWSWEB 2021年5月28日)。

本来ならば「リスクや影響が完全に排除されたため、どうぞ安心してオリンピックに参加してください」と言うべきなのです。

言えないのならば、中止或いは延期をするべきでしょう。

人の命がかかっているのですから。

他責の組織に明日はない

IOCがリスクを負わず、何か問題があった時は参加するアスリート達の自己責任にするということを堂々とやってのけようとする姿勢に末恐ろしさすら感じます。

アスリート達に自己責任を求めるような仕組みは間違っています。

完全な他責です。

そのような組織に明るい将来はありません。

政府は強く抗議をすることをお願いいたします。

アスリートファーストであるならばなおさらです。

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